木曜には、テレ東系での大型音楽特番が放送された。今回は所ジョージさん総合司会&アイドルまで出演したものでした。
テレ東系でもここ2年は大型音楽特番を始めましたが、開局50周年という事で所ジョージさんを総合司会に据えて豪華版に。第1部は演歌。こちらにもAKBのコラボがあるとかで帰宅して見始める。 ベテラン歌手の大ヒット曲の披露ばかりで、みんな熱唱していてこれはこれで見応えあってよかったです。
ネットで確認すると、まだAKBは出ていない。番組は進んでいって、トリの北島三郎さんの熱唱で第1部終了。おいおいと思っていると、強引に「ヤンヤン歌うスタジオ」のコーナーということで、松田聖子さんの過去VTRとインタビュー、そして松本伊代さんとAKBのコラボ。21時過ぎだった。AKB各グループのエース&総監督がバックを勤める豪華版。やっぱこの曲いいな。
21時15分、第二部開始。アナ雪やいきものがかり、V6関ジャニさんなどが続いた後に、21時50分過ぎからAKBグループ登場。先日の総選挙選抜(川栄さんに代わって渡辺美)での披露。「ヘビロテ」「エビカツ」「フラゲ」の3曲だったけど、2年前とでもメンバーーがすっかり様変わりしている。そういうのが自然に出来るのが総選挙の利点でもある。
新総選挙選抜では、SKE柴田さんは緊張気味も、HKT宮脇さんは堂々としたもの。彼女は身長もあるし見栄えもいいので、未来を背負って立つ存在になるだろう。このメンバーもなかなか華がある。あとは一般に浸透するかどうかだけだ。
その後は各ユニット。SKEは前列に宮澤さん。他に大場さんぐらいで生え抜き率は高い。新曲はもうすぐ出るはず? 次のNMB。シングルのはずが握手問題でアルバム曲になった「イビサガール」。 ノリノリというよりは気だるいノリ。 ただ、この選抜メンバーが問題。柏木・梅田・市川・藤江・高柳・村重と6人も生え抜き以外からの選抜。いくら22人選抜と水増ししても、これじゃ不満あるだろう。
最後は乃木坂で一旦48系は休憩。ここもSKEの松井玲奈さん参加。ここはセンターは西野さんだけど、実質目立つのは白石・橋本さんの2人。ここが実質センターかもね。派手な顔と小さい顔。見た目のインパクトは大事です。
スキマ、金爆を挟んで22時半前にモー娘OG登場。「モーコー」「ラブマ」「恋レボ」の3曲。モーコーは、福田さん以外のオリメン4人。石黒さんが遂にOGとしてモー娘に参加。テレ東だから出来たんだろうな。みんなあんまり変わってない。懐かしい。
オリメン4人に、ゴマキ・保田・石川・吉澤さんの4人が加わってのパフォーマンス。ゴマキはいい歳のはずなのですが、ツインテールしてたら昔とあんまり変わってなくて幼さすら感じる可愛さ。ただただ懐かしく、彼女が全てを持っていったw
そのあとに出てきたワンフォーは可哀相にも空気化。何か高まった気持ちが一気に醒めていく。同じモー娘だとは到底思えないというのが、一般層の素直な感想だと思う。一生懸命に踊ってるんだろうけど、華が無いと思うのも、この登場順でさらに増幅された事だろう。
西野カナさんら数人を挟んで、再びAKB・HKTが登場。最後は全員で「恋チュン」で終了した。新選抜は、誰かの突出したスター性というよりは、全員の平均的なレベルの高さで売っていこうという様に感じました。番組は、最後にトキオさんのトリで終了。
この日のAKB系とモー娘を見ていて感じた事。アイドルで一番大事なのは「楽曲」、その次が「華やかさ」だなって事。
モー娘OGはいい歳だし、見直せば、実際に見ていた時ほどの高まりは無いのかもしれない。ただの懐メロの高まりだろう。NHKのBS特番でも4時間も見ていると正直飽きた。 なのに、この日はやっぱり良かったのも確か。何故なのかといえば、やっぱり心弾ませる楽曲だとしか言い様がない。 AKB系も大ヒット曲メドレーはやはりいい。オリジナルメンバーならもっと高まっただろう。最近のAKBの沈滞は、「恋チュン」以降のシングル曲が無難でパッとしないのが一番の原因なのだ。
あと、衣装も金色や華やかな色の衣装。音だけじゃなくて視覚からも弾ませてくれる。これも凄く大事だと思う。思うに現役モー娘は、とにかく楽曲に華やかさが無いのが大きすぎる。メンバーも割と平板な顔立ちな上に、地味な色の衣装。しかも、女性アイドルならやはりスカートの方が華やかでいいと思うがショートパンツ。楽曲が無理なら、まずは衣装から始めてみてはどうだろうか。
とにかく、いろいろ気付かされたこの番組でした。