金曜日、安倍首相は17時からの記者会見で、過去にも退陣理由となった持病が6月から悪化して首相の任を全うすることが困難なため辞任すると発表した。個人的には残念な辞任なのですが、その辺りは明日にでも書くとして、私自身にとって今回の件で驚いた事を書いてみたい。
今回の辞任は驚きをもってむかえられたのですが、7月あたりから安倍首相の体調が悪いのではないかという報道がちらほら出始め、お盆明けの147日ぶりの休日に6月の検診があったのにわざわざ病院で検査をしたこと。そして、翌週には追加の検査もしている。
普通に考えたなら、難病である持病が悪化していると考えるのが普通だし、だとするならば辞任もありうると考えるのも自然な事だと思う。
しかし、私はそうは思わなかった。7月に体調不良報道が出た時には、また嫌がらせが始まったと思ったものだった。そして、お盆明けの検診後には身体の調子が悪いのは間違いなさそうだけど、マスコミが大はしゃぎしているような辞任はないのではないかと思っていた。
今回の辞任のニュースを聞いた時、まず第一に思ったのが自分が全くマスコミの事を信用していなかったという事に驚いたものだった。もっとも、実際に辞任の方が流れた時には、「辞任か?」で大はしゃぎしていたマスコミ自身もかなり驚いていたので、本気で辞めると思ってはしゃいでいた訳でもなかったのでしょうが…。