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一夜明ければ皆別人に生まれ変わる

2018年01月19日 | 人生一般

私は今 
 
98歳の認知症の母親と 
 
2歳の孫 
 
この年齢差96歳の身近な人間と接しています。 
 
この二人を見て 
 
つくづく感じる事があります。 
 
それは人格は毎日変化するって事です。 
 
私の母親はもう私が子供の頃 
 
一番信頼し頼りにしてた母親とは別人です。 
 
兄夫婦と私の姉の介護を受けてしか生きられません。 
 
自分の子供と孫も混同したり 
 
あるいは大昔に亡くなった自分の父親とさっき会った 
 
なんて言ったり 
 
とにかく脳の機能は大きく低下しています。 
 
また 
 
私の孫は逆に脳細胞が急激に増えてるのが分かります 
 
言葉もガンガン覚え 
 
性格も毎日少しずつ変わって行きます。 
 
これを間近で見ると 
 
私たち人間の関係のあり方 
 
これもあるべき姿が分かってきます。 
 
私たちは夫婦や友達 
 
あるいは会社の仲間であったりと 
 
たくさんの人と接して生きて行きます 
 
この関係は 
 
友人や恋人は 
 
自分と相性が合うからお互いに選んで付き合う訳です。 
 
特に夫婦は結婚式で神に愛を誓いますが 
 
実際には永遠の愛なんて存在しません 
 
時と共にお互いに人格が変化する訳ですから 
 
愛どころか憎しみに変わる 
 
なんてのも腐るほどある訳です。 
 
この人格の変化を受け入れると 
 
人間関係の苦しみも大きく減ります。 
 
お互い時間の経過で性格が変わるのであれば 
 
できれば早めに距離を置いた方が良い 
 
これは私がこれまで生きて来て 
 
自分の生き方の基本になっています。 
 
私はこれまでたくさんの友人と出会い 
 
そして別れましたが 
 
しかしケンカ別れなんてのはほんの僅かです。 
 
自分との関係がしっくりこなければ 
 
こじれる前に距離を取る 
 
これが大切です。 
 
私はそんな感じで生きて来ましたが 
 
しかし世の中には 
 
関係がグチャグチャになってから縁を切る 
 
なんて人が多いですね。 
 
友人同士がいつの間にか裁判沙汰 
 
ってのも私の知合い同士でいました。 
 
どうしてそこまで行くのか? 
 
観察してるとその原因もよく分かります。 
 
大体関係がこじれるまで行く人は 
 
新しい世界を築く自信がないからです。 
 
恋人に嫌われてるのであれば 
 
とっとと新しい人を探せば良いのに 
 
それができずに過去にこだわるのです 
 
結果ストーカーになったりなんかする訳です。 
 
ですから 
 
人間関係を円滑に維持して 
 
人生を平穏に生きたいと思えば 
 
人格の変化に合わせて 
 
人間関係の取捨選択 
 
これが一番ですが 
 
これを可能にするのは 
 
新しい関係を築く意志と能力です。 
 
実は私自身は 
 
この能力は著しく低い 
 
それは自分の事ですから 
 
一番良く分かっています 
 
なんせ沖縄の農村で産まれ育ちましたから 
 
周りは知合いだらけ 
 
そんな環境ですから新しい人間関係を築く能力を育む環境には無かったのです。 
 
が 
 
私は 
 
それを意識して今の人生を切り開いてきました。 
 
私の周りにいる友人も顧客も 
 
あるいは社員も 
 
元々私とは縁もゆかりも無い人たちです。 
 
これらの関係は 
 
私が意識して 
 
自分の弱点である対人関係の開拓 
 
それを行ったから出来た訳です。 
 
私は一時期 
 
インターネットのサークルで 
 
知らない人ばかりの中でゴルフをしまくりましたが 
 
それも自分の内面を鍛える 
 
そんな意味合いもあってやった事です。 
 
そんな感じで 
 
新しい人間関係を築く能力を身につけば 
 
相手の人格に変化が起れば 
 
距離を置く事ができますし 
 
人生の苦しみも減ります。 
 
私はそんな事も考えながらこれまで生きてきました。 
 
が 
 
この歳になって思うのは 
 
自分が一番心地良い空間 
 
これは 
 
逆に絶対に断ち切れない人達がいる空間なんですよね。 
 
そんな自分の立ち位置 
 
これを確認できるから 
 
私は頻繁に沖縄に帰るのです。 
 
同じ環境で同じ時代を生きてきた仲間達 
 
これは 
 
夫婦や子供にも無い 
 
そんな絆です。 
 
あとどの位帰れるか分りませんが 
 
この息抜きがあるから 
 
厳しい会社経営も続けられる 
 
そんな面があるのです。 
 

コメント
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