よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

胸躍るプロローグ-奈良県桜井市:長谷寺

2012年03月26日 | 奈良(奈良市以外)
さてさて、明日香村の稲淵で菜の花を楽しんだワタクシたちは、次なる目的地として桜井市にある長谷寺に向かいました。
長谷寺は真言宗豊山派の総本山であり、四季を通じて様々な花に彩られることから「花の御寺」とも呼ばれています。
全国には200を超える「長谷寺」と名乗る寺院があるのですが、言うまでもなくここが総本山なのですね

そしてそして、ワタクシはこのお寺が大好きで、四季折々訪れているのです


青空を背景に仁王門が威風堂々たる姿を見せています。ではでは、門をくぐって境内に入りましょう


仁王門から境内に入ると、登廊が本堂に向かって続いています。
ワタクシはこの登廊の風情が大好きで、これまで何度カメラを向けたことでしょう


仁王門から本堂まで399段の登廊が続きます。ワタクシにとっては、この瞬間が心踊るプロローグなのです


登廊を登って行くにつれて素晴らしい光景が広がります。
何度来ても何度来ても、ワタクシはこのお寺に飽きることがありません


桜、牡丹、芍薬、山吹、紫陽花、藤、そして紅葉と、「花の御寺」の名前にふさわしいだけの
美しい花々をこのお寺では楽しむことが出来るのです。


そしてそして、登廊の横に枝垂れ梅が咲いていました。

使用したカメラ:Canon EOS7D


奈良に観光で来られる方の大半は、東大寺や興福寺がある奈良市の中心部。
さらには薬師寺や唐招提寺がある西ノ京。そして法隆寺がある斑鳩には足を運ぶことでしょう。
よほど歴史やお寺に興味がなければ、わざわざ長谷寺にまで足を伸ばす人は少ないと思います。
しかしながら、時間を割いてでも訪れる価値は十分あるお寺だと私は思います



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黄色い誘い-奈良県明日香村:稲淵

2012年03月25日 | 奈良(奈良市以外)
さてさて、大好きな明日香村の稲淵棚田にやって来たワタクシは
例年に比べて遅れがちではありますが、目的であった菜の花に出会うことが出来ました


ワタクシは黄色い花を見ると、何故か元気が出てきます。皆さんはどうでしょうか?


特に黄色い花の背景が青空だと、もっともっと元気が出てきます。皆さんはそんなことありませんか?


この日は晴天ではあるのですが、気温は2月下旬並みという寒さでした
菜の花をよーく見ると、夜露にしっとりと濡れておりました。


「菜の花畠に、入日薄れ、 見わたす山の端(は)、霞ふかし。
春風そよふく、空を見れば、 夕月かかりて、にほひ淡し…」
なんて童謡を思い出しました。不思議ですね、小学校の頃に歌った唱歌って、どうしてこんなに覚えているのでしょう


最近ちょっと仕事に疲れていたのですが、鮮やかな菜の花の黄色にワタクシは元気をもらい
稲淵を後にして、次なる目的地に向かいました

使用したカメラ:Canon EOS7D


上に書いた「朧月夜」以外にも、春になると
「春が来た 春が来た どこに来た 山に来た 里に来た 野にも来た…」(春よ来い)とか
「春のうららの 隅田川 のぼりくだりの 船人が…」(花)とか
すぐに歌詞やメロディーが浮かんでくる童謡が何曲もあります。
最近は小学校の音楽教科書からも昔ながらの童謡や唱歌が少なくなっていると聞きます。
私はそれが残念でなりません


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春色に染まる棚田-奈良県明日香村:稲淵

2012年03月24日 | 奈良(奈良市以外)
さてさて、ワタクシは棚田が大好きでありまして、四季を通してよく棚田に訪れます
その中でもよく足を運ぶのが大阪府千早赤阪村にある「赤阪棚田」と
今回訪れた奈良県明日香村の「稲淵棚田」なのですよ。


稲刈りが終わった秋から、棚田には独特な形のわら積みが並びます。
これを「ススキ」と呼びまして、ススキが並ぶ景観は秋から春にかけての風物詩なんですよ


朝の日差しを浴びるススキ…。青空が美しい朝でした


そしてそして、今回稲淵を訪ねて目的は何かと言いますと…
そろそろ「菜の花」が棚田に咲くころなんですよねぇ


ところがところが、今年は冬の寒さが原因なのでしょう。菜の花がちょっとしか咲いていませんでした
田んぼ一面に咲く菜の花を期待してきたのですが、ちょっと残念


でもでも、間違いなく稲淵の棚田は春色に染まりつつありました

使用したカメラ:Canon EOS7D


春になればまず菜の花が咲き、そして次にはレンゲの花が咲き乱れます。
初夏には田んぼに水が張られ、田植えが始まります。
成果には棚田一面は鮮やかな緑色の稲に覆い尽くされます。
やがて稲刈りが始まるころには、棚田は真っ赤な彼岸花に彩られます。
そして秋から冬にかけては、ススキが棚田の主役になります。

ここ稲淵の棚田は、四季折々素敵な場所なんですよ



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雨に濡れて-大阪府河内長野市:観心寺

2012年03月23日 | 大阪(大阪市以外)
さてさて、この前の日曜日、ワタクシと家人はお彼岸のお参りに行く前に「梅でも見に行こうか」ということになり
大阪の南部、河内長野市にある観心寺に梅を愛でに出向きました。
観心寺は河内長野の山間にある真言宗の名刹で、梅、桜、紅葉と四季折々美しいお寺であるのです


ところがところが、残念なことに観心寺の梅はまだ5部咲きといったところでしょうか?
しかも、朝からしとしと雨が降っております


雨が降るのは残念なのですが、こうしてしっとりと濡れた梅もまた一興かな…なんて前向きに思ってみました。


こうして一雨ごとに春が近づいてくるのだと思うと、雨の中を歩くのも悪くはないですね


私達がしばらく歩いていると、日帰りバスツアーの団体さんたちがやってまいりました。
「あら、まだあんまり咲いてへんわ」「今年は咲くのが遅いな~」というおばちゃん達の声が聞こえてまいりました。


しかししかし、大阪のおばちゃんというのは超ポジティブです。
「まあせやけど、何も咲いてへんよりましやがな」「咲いてるやつだけじーっと見てたらええねん」などと
大阪のおばちゃんらしい会話が聞こえてまいります


おばちゃん達のポジティブさは見習わなくてはなりませんな。
日本中が落ち込むような事態になっても、大阪のおばちゃん達は元気に違いありません

使用したカメラ:Canon EOS7D


温暖化、暖冬…そんな言葉が当たり前になってきている中で、今年は冬の寒さが厳しく、梅の開花が大幅に遅れました。
一方で、アメリカ合衆国のワシントンでは、桜がもう満開になっているそうです。
これも異常気象なのかなと思いつつ、「異常」という言葉は極めて異例な場合に使われる言葉のはずなのに
毎年のように異常気象という言葉が使われることに、ちょっと怖さを感じてしまいました



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下町の商店街でいただく絶品うどん-大阪市中央区:空堀商店街「饂飩 きぬ川」

2012年03月22日 | 大阪(大阪市内)
さてさて、朝から大阪城で梅を楽しみ、空堀界隈を散策したワタクシたちは、当然のごとく空腹を感じておりました
ではでは、お昼ご飯を食べに行くとしましょうか


空堀の街を東西に貫く空堀商店街です。最近はさびれていく商店街が多いのですが、ここはまだまだ活気がありました。


この商店街に大阪の郊外にある門真という街から引っ越してこられた美味しいうどん屋さんがあると聞き、ワタクシたちはやってまいりました。
お店の名前は「饂飩 きぬ川」と言いまして、うどん通には知られたお店だそうなのです。楽しみですなぁ。


ワタクシは「とり玉天 ぶっかけうどん」を注文しました。鶏の天婦羅と半熟卵の天婦羅が入っているのですが
衣がサクサクしてこれは美味い!


ワタクシの元同僚は「たこ焼き入りチーズカレーうどん」という、いかにも大阪らしいうどんを注文しました。
このたこ焼きは同じ商店街にある「たこりき」というたこ焼き屋さんのたこ焼きでありまして
まぁ、言うなら空堀商店街のコラボ商品ですな。


どーですか、艶々とした麺がたまりませんなぁ。


どーですか、半熟卵が大好きなワタクシにはたまりませんなぁ。板東英二の気持ちがわかりますな

かくして、ワタクシたちは満足な昼食を終えて、帰路についたのでありました。

饂飩 きぬ川…大阪府大阪市中央区谷町7-6-35

使用したカメラ:Canon EOS7D


最近は駅前商店街のアーケードの下を歩くと、多くの店舗にシャッターが下りたままの姿をよく見かけます。
大型小売店、量販店の進出によって零細な小売店は衰退するしかないのが現状なのでしょうか。
「奥さん、今日は安くてええタイがあるでぇ」「ほんだら2匹買うからちょっとまけてぇな」…
そんな会話をしながら、母親が商店街や市場で買い物をするのについて行ってたのが懐かしいです



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