よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

昭和レトロな商店街-大阪市西成区:玉出

2024年05月19日 | 大阪(大阪市内)
Tamade, Nishinari Ward, Osaka City

さてさて、住之江区北加賀屋で「アートな町並み」を楽しんだワタクシは、地下鉄四つ橋線の一駅分を歩いて北西に向かいました。
続いてやってきたのは大阪市西成区玉出というエリアです


玉出は「たまで」と読み、「たまだし」ではありません。まあ、いずれにせよパチンコ好きな人には縁起のいい地名かも知れません。
ここは「玉出本通商店街」というのですが、なんともレトロで昭和チックな看板のあるアーケードですねぇ


商店街のすぐ近くに「西成結劇場」という大衆演劇の劇場がありました。
昭和の時代ならともかく、今では大衆演劇なんて衰退の一途だと思うのですが、この西成結劇場はなんと今年の2月にオープンしてるんです。
ワタクシの実家の近くにも大衆演劇場がありまして、チンドン屋が賑やかに演劇の宣伝をやっていたのを覚えています


昭和レトロな玉出本通商店街の中をしばらく歩いていくと、ド派手な看板のスーパーがあるんです。
大阪では激安で有名な「スーパー玉出」なのですが、ここが一号店なんですよ。
安売りやネオンを随所に設置した派手な外装、24時間営業、年中無休等が売りのスーパーですが、
大阪府以外にはまだ進出していないようですね。ま、このド派手さは大阪以外では受け入れられない気がします


商店街の途中で北側に枝分かれしている「玉二商店街」というのがありました。
これは「たまに」と読むのであって、決して「たまふたつ」ではありません。
そして、この玉二商店街がレトロというのか、渋いというのか、よくぞこんな商店街が残っているなぁと思いましたわ


昼なお薄暗いアーケード商店街ですが、ここも大半の店舗は閉店しているようです。
寂れた駅前商店街というのは地方都市のみならず、大阪のような大都市でも珍しい光景ではありません


ああ、なんと渋い看板なのでしょう。まるで星飛雄馬の姉の明子さんが、買い物カゴを下げて豆腐を買いにきそうな気がします。
ワタクシと同じ世代の男性なら、この表現をわかっていただけるに違いありません


この看板にはさらにビックリ。市内局番の最初が「66」と二桁になっていますが、ワタクシが物心がついた時には、
大阪市内はもう「717」のように三桁になっていました。ということは、この看板はいつ描かれたものなんでしょうね


南海電車、そして大阪メトロ(地下鉄)の駅からもほど近い場所に、時の流れから取り残されたような商店街がありました


南海電鉄岸里玉出駅側の玉出本通商店街の出口の側には、高層マンションが建っていました。
違う時代が同居しているかのような気がしたのでした


そして、家に帰ったらヘアカットを済ませた紋クンが待っていてくれました


もともと童顔の紋クンなのですが、ヘアカットをすると一層幼く、いや、若々しく見える気がします。
アホ親達は「紋ちゃんは可愛いなぁ」「とても14歳には見えへんで」とアホぶりを爆発させたのでした

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


この日は電車で来たので、玉出の商店街で何か食べながら、ちょっとビールでも飲んでいこうかなと思っていたんですよ。
でも、残念ながら私にとって手頃なお店がありませんでした。
私にしては珍しいことなのですが、電車を利用して撮影に行ったのに、一滴もお酒を飲むことなく帰宅したのでした。



ブログランキングに登録しています。こちらをクリックしたいただくと嬉しい限りです。

にほんブログ村 写真ブログ 写真日記へにほんブログ村

よっちんのフォト日記 - にほんブログ村