よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

雲上の湖-長野県佐久穂町:白駒池

2013年06月10日 | 信州(東信)
さてさて、蓼科高原の横谷渓谷のトレッキングを楽しんだワタクシ達は
次に長野県佐久穂町にある白駒池へと向かったのでありました。

白駒池は北八ヶ岳の中腹、標高2115mの高さにある大きな池でありまして、標高2000m以上の高地にある池や湖では最大の大きさなんですよ。
ワタクシはこれまで登山の途中に何度かこの池には立ち寄っているのですが、家人は初めての訪問でありました


白駒池の周辺はコメツガやシラビソの鬱蒼たる原生林でありまして、その根元には見事な苔が生育しているのです。


5月下旬でも日当たりの悪い森の中にはまだまだ雪が残っておりました。さすがに標高が高いのですねぇ


白駒池は池を一周する散策路が作られています。ワタクシ達は反時計回りに池を歩くことにいたしました


「山の天気は変わりやすい」と言いますが、白駒池に着く頃には厚い雲が広がって来ました
そのせいもあって、一層景色が寒々と感じられるんですよねぇ。


この白駒池が鮮やかな新緑に彩られるのは、まだもう少し先なんですね。


八ヶ岳は山域に多くの山小屋があり、登山者にとっては便利な山なんですよね
ここ白駒池にも池の畔に2軒の山小屋がありまして、こちらは白駒荘という山小屋です。
かつては山小屋と言いますと、部屋は汚いのが当たり前。食事も食べることが出来たらそれで十分という感じでしたが
最近は部屋も綺麗になり個室のある山小屋も増えました。
食事などはワタクシが山に登り始めた30年ほど前とは隔世の感があり、生ビールを飲める山小屋まであるんですよねぇ


薪ストーブを囲んで、山小屋の主人や登山者と語らうのも山小屋の楽しみの一つです。
数年前は山に登っても中高年の登山者ばかりで、ワタクシなどは若手の部類でありました。
最近は「山ガール」なんて言葉が流行るくらい、若い女性が山に登るようになりまして山が華やいだ感があるんですよねぇ。
一過性のブームではなく、若い人たちに山に登って山の良さを知ってほしいものです


ではでは、白駒池をぐるっと回ってみるとしましょうか。

使用したカメラ:Canon EOS7D


山に登り始めた30年ほど前と比べると、山も大きく様変わりしてきたように思います。
まずは山の道具やウエアが新しい素材が使われたり、ずいぶんとカラフルになりました。
前述したように山小屋も綺麗になり、一般の人でも泊まりやすい環境になりました。
しかし、時代がどう変わろうとも山の持つ美しさはいつまでも変わることがありません



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