フォト&クラフト工房Gorou's (写真、カメラ、万年筆、腕時計、etc.)

写真、特に沖縄の・・・ カメラ、万年筆、腕時計など蒐集、修理復活などなど・・・写真と物の世界に嵌っています。

ウォルサム(waltham)クリーニング

2017-05-15 18:59:08 | 腕時計

水に浸けてしまった、ウォルサムのクリーニング

 誤って水に浸けてしまった、ウォルサムの分解掃除を依頼されました。すぐに取り出して水分を拭き取ったそうなのですが、風防の内側には水滴が付いてしまったようです。

 稼働していたので、錆などはまだ出ていなようです。裏蓋を開けます。

 裏蓋には、幅のあるパッキンが付いていました。ムーブメントもキレイな状態です。

 リュウズを抜いて、ムーブメントを取り出します。リュウズには、パッキン(Oリング)が付いていなかったので、ここから水が入ったようです。もうすっかり乾いていたのですが、風防を拭いて、ブロワ―でかけました。

 

 文字盤の周囲に腐蝕があったので拭き取って、秒針の先端の赤い塗装剥げていたので、メタルカラーのアンバーで塗りなおしました。

 パッキンにシリコングリスを塗って、蓋閉じ器ではめ込みます。

 終了です。針と時刻の目盛りに夜光塗料が塗られていましたが、汚れていて劣化していました。一応クリーナーて拭ってみたのですが、腐蝕していてキレイにはなりません。文字盤も汚れがあったのですが、あまり強く拭うとムラが出てしまうので、これで好とします。

 

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