回文は行く その六千六百九十八

闘魂は野地這う蜂の反抗と

回文は行く その六千六百九十七

凍て解くか式杯破棄し各徒弟

回文は行く その六千六百九十六

糸遊よ暫し端々酔う湯問い

回文は行く その六千六百九十五

雪しろよ湯河原わが湯よろしき湯

回文は行く その六千六百九十四

革命家死に絶えタニシ貝めくか

回文は行く その六千六百九十三

糸遊よ暫し端々酔う湯問い

回文は行く その六千六百九十ニ

ネトウヨも桜唐草模様とね

回文は行く その六千六百九十一

陥落さ流布地霾錯乱か

回文は行く その六千六百九十

下萌か帝王老いて替えも足し

回文は行く その六千六百八十九

進化する春猫寝るは留守監視

回文は行く その六千六百八十八

内閣よ桑解くと湧く欲かいな

回文は行く その六千六百八十七

木の芽時戸板堅いと気留めの木

回文は行く その六千六百八十六

トンネルも雪解け土器湯漏るねんと

回文は行く その六千六百八十五

死神や近う舞う東風闇が西

回文は行く その六千六百八十四

うま味待つ海松食包み妻見舞う