そこ退けや友の名の下焼け野こそ
掃きだめの期待抱いた木の芽煮は
産婆煮る蜂の子の血春二番さ
ずらしては潜る春雲派手知らず
春荒れは出掛けに怪我で腫れある歯
泣かすんだ種蒔き真似たダンスかな
冷たき湯煮る日や昼に雪溜めつ
昼酒と小出しいし蛸溶けざる日
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