回文は行く その四千八百三十一

からくりの凍土移動と乗鞍か

回文は行く その四千八百三十

白梅よ覚醒急くか良い貘は

回文は行く その四千八百二十九

幾らだ嘘消すと助宗鱈食い

回文は行く その四千八百二十八

鎌海豚鳴いたみたいな軽い間か

回文は行く その四千八百二十七

寒参り意志もさもしいリイマンか

回文は行く その四千八百二十六

寒鯛は枯れたへたれか俳壇か

回文は行く その四千八百二十五

飯のみの雪見御神酒湯のみの〆

回文は行く その四千八百二十四

インフルエンザかも火山得る噴威

回文は行く その四千八百二十三

底知れぬ世も死は霜夜濡れしこそ

回文は行く その四千八百二十二

時価マル秘時期終え築地昼間火事

回文は行く その四千八百二十一

神田川みかん半噛み我が檀家

回文は行く その四千八百二十

使途億や預金新規よ厄落とし

回文は行く その四千八百十九

諫めない煮しめ試し新嘗祭

回文は行く その四千八百十八

暖冬よ苛つく辛い養豚だ

回文は行く その四千八百十七

冷たさよ三十一潜み良さ溜めつ