回文は行く その三千五百四十二

さだまさし蝉問うとみせ示唆未ださ

回文は行く その三千五百四十一

葉に蟻のいるよと夜祈り兄は

回文は行く その三千五百四十

濃い汗魅惑だと抱くわ見せ合いこ

回文は行く その三千五百三十九

啄木鳥は怒り無理解吐き突き

回文は行く その三千五百三十八

神輿待つそっちの窒素妻仕込み

回文は行く その三千五百三十七

烏賊釣りや恥じある味は槍使い

回文は行く その三千五百三十六

むかつきて力み天牛敵掴む

回文は行く その三千五百三十五

かなぶんか泣くとお特な幹部仲

回文は行く その三千五百三十四

冠に蜘蛛なんかいかんな黙認か

回文は行く その三千五百三十三

西日射す艀火消しは荒びし荷

回文は行く その三千五百三十二

ハゲ有りか夏場奇抜な刈り上げは

回文は行く その三千五百三十一

柵の綱引くなと泣く日夏の草

回文は行く その三千五百三十

サイコロも寂し西日さモロ恋さ

回文は行く その三千五百二十九

新橋な世代はい出せ梨番し

回文は行く その三千五百二十八

蝉鳴きて知事と人質的な店