回文は行く その千二百三十八

遍路した胡座揺らぐあたし論へ

回文は行く その千二百三十七

句会蹴る史実躑躅知る計画

回文は行く その千二百三十六

草いきれ余生自慰せよ霊気裂く

回文は行く その千二百三十五

清盛も〆なら菜飯盛りも良き

回文は行く その千二百三十四

しけたるは田舎賄い春たける

回文は行く その千二百三十三

子規さらば裏木戸嫌う薔薇咲きし

回文は行く その千二百三十二

亀頭噛む韮蒸す村に向かうとき

回文は行く その千二百三十一

リアの肘桜開くさ慈悲のあり

回文は行く その千二百三十

焼野こそしごく覚悟しそこのきや

回文は行く その千二百二十九

リラの花身なり不利な身名はのらり

回文は行く その千二百二十八

水雲とイタ飯煮染めた糸くずも

回文は行く その千二百二十七

したいとか言うや危うい蝌蚪居たし

回文は行く その千二百二十六

桑銜え里子仕事さえわくわく

回文は行く その千二百二十五

よもぎ以下嫁菜斜めよ会議もよ

三浦の朝穫り春キャベツをいただきました。甘いぜ。　thanx tsoozee

回文は行く その千二百二十四

綱の地位行かせて世界一の夏