回文は行く その千八十八

餅の背に地紋三文字贋の血も

昨晩は三の酉吟行。
しかしあまりの人出の多さに正門からの入場を断念。
裏口へ廻るも門番に追い返され残念。
ということで、鴬谷へ戻り、イタ飯つつきながら句会。
その後、日本裏面史綺談に納得感動。
面白すぎる一夜であったとさ。
で、今日は国立。
間に合うのか「風ふか音楽祭」向け楽曲の作成！？

回文は行く その千八十七

鬱金追う法螺に兄ら報恩講

回文は行く その千八十六

焼き芋ふうふう買う夫婦も粋や

回文は行く その千八十五

尊い燗酒かけ算解答と

回文は行く その千八十四

脆い丘なぜかお風邪な顔色も

回文は行く その千八十三

湯も凍てし部屋ねと寝屋へ姉弟萌ゆ

回文は行く その千八十二

絵馬の香は少し年越す墓の前

回文は行く その千八十一

徳二郎の指圧蘆の烏鷺じくと

回文は行く その千八十

彼の亡き師寒季夜勤か子規なのか

回文は行く その千七十九

抱きしめた夜着と夜伽よ溜め式だ

回文は行く その千七十八

襟立てし季節初咳してた理恵

pix by GOD kasahara @osaka

回文は行く その千七十七

ぎしぎしと馬橇盛りそば年儀式

回文は行く その千七十六

牡蠣喰いし大河磨いた飼育器か

回文は行く その千七十五

寒に冴え家畜鳴く地下餌認可

駅前閉店祭之図
さて、この中にいくつ「閉店」の文字があるでしょうか？
正解者には豪華不要品をプレゼント

回文は行く その千七十四

凍て雲と真得ぬ遠視供愚弟