おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

1、2時間圏内の観光地に行く「マイクロツーリズム」でコロナをしのぐBy星野佳路さん

2020年07月15日 | Weblog

午前6時を過ぎております。

晴れのお天気です。

気温はプラス15度できょう日中は24度になるという。

降水確率10%で過ごしやすい1日になりそうです。

さて、

札幌では実家に帰省していた東京都在住の20代男性学生が感染したそうな。

東京から若者が帰省って、そりゃもう夏休みで帰ってきたのだろうけど、これはもう、どう考えても「感染のバラマキ」だ。

本人はしょうがないけど、ご両親、ご親戚の年配者、それに友人なんかにジャンジャン広がる可能性がある。

若者の行動範囲、ジジババの比ではないのだ。

これを全国規模でやろうというのが「GOTOキャンペーン」ですから、どもこもならん。

経営がひっ迫しておるホテルなどは「待ってました!!」ってことかもしらんけど、首都圏から北海道はどうよ???

少なくとも、首都圏から北海道へは勘弁してほしい。

東北とか、近畿圏とか四国、九州ならまだましですけど、東京、埼玉、千葉なら怖い。

こういうとき星野リゾートの星野佳路さんがどう申しているのかが気になりました。

そしたら意外や意外、「小さな旅行」(マイクロツーリズム)を提唱しておったです。

“近場の魅力”の再発見だそうです。

少し具体的には「観光地は十分に感染予防対策をやっているのか、顧客は気にしています。順序としては近場の観光地から旅行客は戻ってきます」

そこで『マイクロツーリズム』という新しい商圏をつくるべきだと考えました」は、なるほどと頷きます。

このマイクロツーリズムとは「1、2時間圏内の観光地に行くだけ」を指す。

ご当地でいえば、感染者が減ってきた札幌からなら、いまはOKだ。

また、こうも申しております。

「キャンペーンで観光需要を復活させるのではなく、キャンペーンの予算でコロナ期を生き延びるための下支えをしていく」

コロナ期を生き延びるための下支え」は、ある意味、徹底したPCR検査のことだと、おぢは勝手に解釈いたしました。

喫緊のところでは東京や千葉で徹底してPCR検査を行って、「非感染証明書」をパスポートみたいに個人がそれぞれ手にして、そこで初めて旅行するなら、だれもが「GO TO…」に賛成します!!

そこら中に無症状感染者がワラワラいる東京から、検査もせずに、北海道に無症状感染者がワラワラと「来てくれるな!!」って話なのだ。

国も東京も、対策らしい対策、つまりは「ニューヨークのように、誰もが、簡単に、何回でもできる、徹底したPCR検査」をしないためだ。

徹底検査を国民こぞって実施して、それから「GOTO…」だろう。

21世紀は「検査、検査、検査」で感染症と戦うのだと思うけど…

検査をやる気も、能力もさっぱり感じないのがニッポン政府だ。

…何してるんだかしてないんだか、愚痴の一つも言いたくなる今日この頃の政府の対応でござる。