おぢのニセコ山暮らし

山暮らしと世間のあれこれを書き綴ります

東京で過去最多の感染者、それでも「GOTOキャンペーン」のバカ丸出し!!

2020年07月11日 | Weblog

午前6時です。

雲が低く垂れ込めており、気温はプラス15度。

きょうは曇り時々晴れのお天気、日中の最高気温は24度の予想だ。

どうやら過ごしやすい一日になりそうです。

さて、

東京新聞電子版によると、東京都は10日、新たに243人の新型コロナウイルス感染者が報告されたと発表した。

1日あたりの人数は過去最多を更新、しかも2日連続の200人超えも初めてだ。

どっからどうみても第2波ってことですわ。

さらに、都内感染者の8割は30代以下だ。

若い皆さんの間で、感染がドンドンジャンジャン拡大中ってことになる。

このうち、一番問題にしなきゃならん感染経路不明・調査中は101人にものぼる。

国が進めてきた「クラスター潰し」一辺倒のこれまでのやり方が通用しないってことだ。

ようは恐れておった「市中感染」が広がっておる。

東京都医師会の尾崎治夫会長も「市中感染が起きているのは間違いない」と申しております。

また尾崎会長は「地域を限定して補償を伴う休業要請をし、集中的にPCR検査をすることが必要。都道府県や区市に任せず、国として対応してほしい」と求めたそうだ。

まことにごもっとも!!

ところが、菅官房長官ときたらこうだ。

「感染リスクをコントロールしながら段階的に社会経済活動のレベルを引き上げていく」

びっくり仰天です。

コントロールなんぞさっぱりできていないのに、経済活動のレベルを上げるって、あまりにトンチンカン。

呆れかえるばかりで、バカも休み休みしていただきたい。

さらに「引き続きクラスター対策をやって封じ込めていく」っていうから、はっきり申し上げますけど「完全にバカ」だ!!

尾崎治夫会長が「市中感染が起きているのは間違いない」と申しておるのに、いまだに「クラスター対策」という。

アタマがおかしいのではないのか!?

そこへもってきて、アホンダラな「GOTOキャンペーン」が22日からスタートする。

これって、東京の若くて元気な無症状感染者を、全国各地にばら撒く「コロナばら撒きキャンペーン」だ。

これを暴挙といわず、なにを暴挙と裕次郎?

この観光キャンペーン、観光関連の皆さんはありがたいかもしらんけど、観光地に住む一般住民はどうだね???

東京から大挙して無症状感染者が元気にやってきて、観光地で新型コロナをばら撒くわけで、子どもも安心して外に出せなくなる。

「人命より経済」というのが「GOTOキャンペーン」なのだ。

もちろん、経済は大事です。

だから、だれでも簡単にPCR検査ができる体制を整えて、感染者をあぶり出して、隔離して、それから「GOTOキャンペーン」ならまだわかると申しておる。

一番怖い市中感染が進行中というのに、無策のままで「経済に走る」から、それって変だろってことだ。

「GOTOトラベル」につぎ込まれるのは1兆6700億円あまり。

この巨額のカネを使って検査体制しっかり整えるのが、コロナ対策で最優先されなきゃならんのではないのかね?

ものごとには順番ってもんがある。

安倍政権が、経産省の官僚に丸投げするからこんなトンチンカンなことになる。

おぢは「命も、経済も」と申しておる。

安倍政権は「命より経済」ってことで、高齢者を中心とした国民はこの際、「コロナ死」せよということらしい。

年金も、世界で例のない「株式で運用」している我がニッポン国ゆえ、いつまであるもんだか無くなるもんだかわからん。

そんなことで、年寄りはなるべく早く少なくしたい思惑まで透けて見えてくる。

その前に、71歳の菅義偉官房長官、65歳の安倍晋三総理大臣などなど、それこそ役立たずの皆さんに退場していただくのが先決だ。 

アメリカのバカはどうやら退場らしいけど、ニッポンのバカもこのまま放置しておいてはいけません!!