午前6時です。
雲が低く垂れ込めており、気温はプラス15度。
きょうは曇り時々晴れのお天気、日中の最高気温は24度の予想だ。
どうやら過ごしやすい一日になりそうです。
さて、
東京新聞電子版によると、東京都は10日、新たに243人の新型コロナウイルス感染者が報告されたと発表した。
1日あたりの人数は過去最多を更新、しかも2日連続の200人超えも初めてだ。
どっからどうみても第2波ってことですわ。
さらに、都内感染者の8割は30代以下だ。
若い皆さんの間で、感染がドンドンジャンジャン拡大中ってことになる。
このうち、一番問題にしなきゃならん感染経路不明・調査中は101人にものぼる。
国が進めてきた「クラスター潰し」一辺倒のこれまでのやり方が通用しないってことだ。
ようは恐れておった「市中感染」が広がっておる。
東京都医師会の尾崎治夫会長も「市中感染が起きているのは間違いない」と申しております。
また尾崎会長は「地域を限定して補償を伴う休業要請をし、集中的にPCR検査をすることが必要。都道府県や区市に任せず、国として対応してほしい」と求めたそうだ。
まことにごもっとも!!
ところが、菅官房長官ときたらこうだ。
「感染リスクをコントロールしながら段階的に社会経済活動のレベルを引き上げていく」
びっくり仰天です。
コントロールなんぞさっぱりできていないのに、経済活動のレベルを上げるって、あまりにトンチンカン。
呆れかえるばかりで、バカも休み休みしていただきたい。
さらに「引き続きクラスター対策をやって封じ込めていく」っていうから、はっきり申し上げますけど「完全にバカ」だ!!
尾崎治夫会長が「市中感染が起きているのは間違いない」と申しておるのに、いまだに「クラスター対策」という。
アタマがおかしいのではないのか!?
そこへもってきて、アホンダラな「GOTOキャンペーン」が22日からスタートする。
これって、東京の若くて元気な無症状感染者を、全国各地にばら撒く「コロナばら撒きキャンペーン」だ。
これを暴挙といわず、なにを暴挙と裕次郎?
この観光キャンペーン、観光関連の皆さんはありがたいかもしらんけど、観光地に住む一般住民はどうだね???
東京から大挙して無症状感染者が元気にやってきて、観光地で新型コロナをばら撒くわけで、子どもも安心して外に出せなくなる。
「人命より経済」というのが「GOTOキャンペーン」なのだ。
もちろん、経済は大事です。
だから、だれでも簡単にPCR検査ができる体制を整えて、感染者をあぶり出して、隔離して、それから「GOTOキャンペーン」ならまだわかると申しておる。
一番怖い市中感染が進行中というのに、無策のままで「経済に走る」から、それって変だろってことだ。
「GOTOトラベル」につぎ込まれるのは1兆6700億円あまり。
この巨額のカネを使って検査体制しっかり整えるのが、コロナ対策で最優先されなきゃならんのではないのかね?
ものごとには順番ってもんがある。
安倍政権が、経産省の官僚に丸投げするからこんなトンチンカンなことになる。
おぢは「命も、経済も」と申しておる。
安倍政権は「命より経済」ってことで、高齢者を中心とした国民はこの際、「コロナ死」せよということらしい。
年金も、世界で例のない「株式で運用」している我がニッポン国ゆえ、いつまであるもんだか無くなるもんだかわからん。
そんなことで、年寄りはなるべく早く少なくしたい思惑まで透けて見えてくる。
その前に、71歳の菅義偉官房長官、65歳の安倍晋三総理大臣などなど、それこそ役立たずの皆さんに退場していただくのが先決だ。
アメリカのバカはどうやら退場らしいけど、ニッポンのバカもこのまま放置しておいてはいけません!!