哲ノート

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和光 浩乃湯に浸かる -銭湯をめぐる-

2022-04-22 21:31:26 | 銭湯・温泉
「むむむ・・・なんだ、あの黒いのは!!」

川越街道を練馬から向かい、こんもりとした丘を越えると和光市になります。

その起伏のある場所に今回訪湯する「浩乃湯(こうのゆ)」さんがあります。(起伏のある地形ですと地下水とか湧水が豊富なところが多いですよね)

創業55年以上、宮造りの建物で「昭和レトロ」を自負する由緒ある銭湯です。

この風情ある建物から映画やテレビのロケ地としても有名だそうです。

天然の地下水を薪で沸かす形で、宮造りの建物と煙突ある風景が、その存在感を醸し出しています。

 

さっそく暖簾をくぐり入館すると、昔ながらの番台と天井高い使い古されたロッカーもいい雰囲気の脱衣所、そしてその脱衣所から浴室を見ると・・・なんだあの黒いのは!!

正面には定番の「富士山」と「渓流」が描かれていますが、それ以上の存在感あるものが・・・「大きな大きな溶岩を模したモニュメント」

高さは優に3メートルは越えてるでしょうか、しかもそこから湯が流れ落ちていて「うわぁぁ、すげぇや・・・」

その威圧的な存在感に、湯に入りながら見上げてばかりでしばし見とれちゃいます。

 

湯船は2つあり、どちらも42度くらいの気持ちよい湯温で、溶岩のモニュメントと流れ落ちる滝がある白湯とバイブラ深湯の構成です。

地下水・薪でわかす気持ちの良い柔らかい湯です・・・が、もう「湯を楽しむ」というより、この大きな岩の塊の存在感が大きく、富士山の浴室画も霞んでしまうほど・・・

昔ながらの宮造りと煙突のある風景、浴室内の大きな岩のモニュメント・・・とても印象に残った浩乃湯、いいお湯でした。



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