MCS筋肉相談室

筋肉にこだわるスポーツトレーナーが綴ってます

ハタチ

2008-06-30 23:15:49 | Weblog
歌手絢香さん徳光アナの対談
20歳の彼女が言う

・・・・・・・・・・・・・
大人なのに大人に入りきれない
微妙なこの時期だからこそ
同年代にはもちろん
(上の世代の)大人に向けても
何かを発信できる立場にいる
音楽だから入り易いことが多いと思うので
いろいろな面で何かを発信していかなければ・・
・・・・・・・・・・・・・

上下の格差ばかりがクローズアップされる中
横のつながりをメッセージにする
彼女の歌はインパクトがあるのだそうだ

誰も気づいてくれない~
周りが気づかなかったか~
などと耳にするが
閉鎖的で周囲に信号を発信しないようにする
考えや行動が若者には多い
社会生活を営む上で
気づいてもらうには自ら発信する努力が必要
高度な知識で見ないと気づけない信号に気づけと
周囲に求めてもむりがある

えてして

2008-06-29 21:44:14 | Weblog
訪問業務は時間がずれ込んでしまう
時間を買ったつもりで
高速道路or自動車道を利用
利用頻度が高いので色々な場面に直面する
ウィンカーがない車にウィンカーより速い車
直線120Kカーブやトンネル70Kと高低速ご多忙車
高速道路の狭い路肩に避けちゃう車……
挙げればキリがない
怖い思いをしたケースは
右車線から追い越ししてきた女性運転の車
半分追い越したところで左ウィンカー車線変更
ぶつかってしまう(笑)ので私が車線変更
最近ヒヤッとすることが多い出入り口
係員さんに声を掛けてもらうのを
楽しみにしている私車は´えてし`がついてない
スルーパス車は偉いんだぞとでも言わんばかりに
進入速度20K?!で突っ走るから
チケット車などお構いなし
何度急ブレーキしたか分からない
割引を上手に使う達人も多い
チケット車にはeyeもくれず
いきなりUターンするものだから
何度急ブレーキしたか分からない
緊張感が薄れる一般道は更に珍事が多い
左折するのに一度右に膨らんでから進入する車
狭い路地はしかたないが
危険にさらされる後続からみると…
段差では車が傷まないように斜め進入
いきなり蛇行したり
斜めに止まってしまったりと
これまたいい迷惑
煽るテラス鳴らす…
思いやりを失った多くの現代人
公道を運転するときは
思いやりを大切にしましょう

SPEED

2008-06-29 00:25:56 | Weblog
一大ニュースだったSPEED社の水着
陸のスポーツはテーピングしたりサポーターしたりして
本来は困難な動きもこなしてしまう
技術向上と製品開発で重度のケガも対応出来てしまう
そういったことがかなわない水泳を思うに
誰でも入手可能な公平性があれば問題ないのかも~
やがて他競技もウェアのふりしたロボットが出てくるぞ(笑)
スポンサー契約を跳ね返してまでの水連の対応は異例
スポンサー側にしてみれば´たまったもんじゃない`
連鎖的に新記録続出の日本競泳陣
水着だけではなく精神的な影響が大きかった
メンタル面のお粗末さも浮き彫りになった

SPEEDを競うモータースポーツ
レーサーの友人がいる
速くフィニッシュする為に苦労するマシン
それを操るのは人間
スピードを追求すれば
マシンは高性能化され操るテクニックが求められる
シミュミレーションによるトレーニングで
正確な判断能力は獲得出来ても
呼応した的確なドライビングとなれば
シミュミレーションからイメージを作り上げ
実走をしなければ身につかない
高性能マシン最大の能力を引き出すには
その技術に見合うだけの体力が必要
シミュレーション情報のインプットやイメージの定着には
メンタルのトレーニングが必須
反応/判断力と技術に通ずる筋能力の開発に
筋トレを主に幾種類かのトレーニングが必要
とんでもないスピードを追求するマシンを操るには
操る人間も能力開発を進めていかなければならない
果敢にチャレンジする友人
数少ないF1レーサーとして活躍する姿を期待しながら
影でサポートしたい次第です

柔食

2008-06-28 09:19:01 | Weblog
柔らかい食べ物が多い
かたい食べ物を
口にすることが少なくなった
顎の骨格ががっちりした
´エラ`の張った顔も少なくなった
それでも顎が丈夫ならイイが…
歯の噛み合わせが
弱かったり悪かったりすれば
力持ちも減ってしまう
力が出ないのだから
スポーツパフォーマンスも
好結果はのぞめない
食べたものが血となり肉となり~
とは言え
入り口の機能・能力が整わないと
話にならない


柔軟なあたま

2008-06-26 23:29:39 | Weblog
やりたいことをし
言いたいことをいい
他人の言い分など聞いたふり
放つ言葉や行動が
周囲に与える影響など
考える理がない
そんな幼少期も
兄弟間で対人関係が出現
外界との接触が増える児童期以降は
運動の展開と同様に
多様な交わりの中で
様々な能力が開発されていく
そういう環境を大人が作っていく

好きな事ばかりを
趣味特技に仕立てて
外界への交信が乏しくなると
先を考えることが出来ないといった
偏った思考になってしまう
思いやりのある考・動も出来ない
自分本位が当たり前になると
常識的に踏み越えてはならない一線も
平気で破ってしまったり…
などなど
人間の質を今より以上に下げないように
色々な場面に対応できる柔軟な
´あたま`
を目指して
我が子の成長をサポートしたい

球関

2008-06-24 07:06:45 | Weblog
上肢と下肢を自在に動かすことが可能な
股関節と肩関節
それぞれ
脚の動き/腕の動きに直結
この二関節の動きが悪くなると
上下肢ともそれだけで動かすことになり
肘/膝・手首/足首・手指/足指の
関節負担が増し次第に痛み出す
いよいよ上下肢が不調になると
胴体側への影響が出現
つけ根にあたる股/肩が不調になり
次第に体幹周辺にまで及ぶ
スポーツ現場では~
股関節の柔軟性は
下肢から生まれる絶大なパワーを
胴体へ伝える重要な役目を持つ
ターンテーブル様に
ロスなく伝えなくてはならない
そのパワーは背骨を介して
肩関節が上肢に伝える
肩関節の動きは‘天使の翼’がカギ~

腕の動きは
下肢からのパワーの伝達によって決まる
投げや振り・・・は当該部位のみの
ケアや改善だけでは到底無理な話

しなやかに動いて

2008-06-23 08:43:24 | Weblog
高いビル
ゆれてもしっかりしなやかな土台なら安心
土台と柱の構造は重要だ

足首の上に立つビル~我々の身体
上の揺れは足首が土台になり
股関節と首の三点バランスで
姿勢を最高の位置に保つ
頭の重さはポイントで
決して太くない首との絶妙なバランス
不調で痛み出すより
この重さが動きに大きな恩恵を生む
足首・股・肩が上手く動作しないと
中間にある膝や腰や肩が苦労して
一番負担の大きい部位が痛み出す
足首・股関節・首の関節
関節の可動域と筋能力
柔軟性や筋力・・・は重要だ


糖尿病患者3人に1人が五十肩を併発
血糖値の高い人ほど治りにくい
糖尿病で
肩の腱板損傷部が血行不良で治りにくく
五十肩を起こしやすいとは新聞掲載の記事
???
糖尿病の多くの人が運動不足にあり
関節の運動量も不足することから
股関節や肩関節は
その影響をモロに受けてしまう
よく動くはずの関節の運動量が減少すれば
筋肉→関節は次第にかたまってしまう
かたまった筋肉や関節を動かせば痛い
こんなに簡単には考えられない?

親を見て育つ

2008-06-22 07:41:54 | Weblog
ハイハイする子どもの見える範囲では
大人もハイハイして
決して立たないようにしていると
子どもはずっと立たない・・らしい

柔軟性向上の基本はよく動くこと

動くことが嫌いな子どもはあまりいない

動きたくない子どもになる多くの原因は
親を主に大人が見せる
生活習慣・行動パターンなどである

子育てを考えて
動かない習慣を改革することは
自身のためもあるが子どものためでもある

活動的な生活
運動参加
子どもとの遊び
よく動く習慣を・・

柔軟性

2008-06-21 07:30:44 | Weblog
柔軟性がある=関節の動く範囲(可動域)が広い

関節可動域の広い人もいれば逆の人もいる
一部の関節可動域だけが狭いという人もいる
個人差は大きい

関節可動域を決める要因は関節と筋肉の関係
関節の形や構造などと筋肉の伸縮性とによる

ケガ予防や体パフォーマンスに大きな影響が出る

赤ちゃんの時はみんな体が柔らかかった(^O^)
大人になるにつれて硬くなる
効率よく生活する習慣が身について
パターン化された行動では
無駄ともいえる様な多くの動きを止めてしまう
したがって
動かない筋肉・関節は次第にかたまり
関節可動域は小さくなってしまう

柔軟性維持増進の原点はよく動くこと

「昔は××だった」とはよく耳にするフレーズ
昔は柔らかかった
昔は痩せていた

「運動神経がイイ!!」

2008-06-20 07:07:51 | Weblog
すばしっこさや巧さをみて言うようだ
すばしっこさ・・・
五感による知覚や対する反応・伝達
指令を受けた筋肉の呼応能力
それが‘すばしっこい‘動作を生む
動作上は
判断と切返し・スピード・調整力が視点

速い動きを獲得しようと
速い動きが出来る選手と対したり
速い動きを生み出す環境を設けたり
涙ぐましい限りの苦しい練習を目にする

10代前半ジュニアアスリートの
能力開発は驚くほど早く進むが
大人はそうはいかない

完成品のプレーを更に速くするために
そういった環境をそろえても
思うような能力向上は得られない

速さに目は馴れる
防御策(反応や判断)は組み立てられる

スピード/すばしっこさ~については??
もともと完成された体能力を
更に向上しなければならないのだから
スキル練習のみでは向上は微々たるもの

時間を有効に使うためには
よく勉強して
能力向上のためのトレーニングを
効率よく行うこと

子体力

2008-06-18 20:55:03 | Weblog
子供のからだが危ない!!といわれるが
現状はどうなのか・・・

なんと!(若年期)生活習慣病が増加の一途
まさか!だが顔や頭のケガが増加している

動かなくなってしまった日本人
それを代表する大人の生活スタイルが
子供たちに確実に浸透した結果である

先天的な部分は致し方ないが
歩く習慣をはじめ遊びや運動が少なくなって
肥満傾向にある子どもが増えに増えている

幼児童期の遊び・運動の低下で
適応能力他が身についていない
体コントロールをする術を身につけていないから
転倒時に顔や頭を守れない

動作の基本とされる
「歩く」「走る」「泳ぐ」に「跳ぶ」「投げる」さえ
習得できないまま年をとっていく
基本動作の習得は
20年前の年長児と現小学4年生が同等レベル

ちなみに歩行数を比べると
昭和40年代の小学生の一日の歩行数は27000歩
現代の小学生の一日歩行数は13000歩

大人がもう少し子供たちの育みに目を配って
環境の設定をしっかり行えば
確実に子どもは体力満々に育つ
我々大人が頑張らなければ・・・
子どもをしっかり育てるのは
大人の仕事だということをかみ締めよう

子供的生活習慣

2008-06-18 06:35:09 | Weblog
メタボ盛りの大人以上に
子供たちの生活習慣は重要
さらに大人よりも深刻な事態
大人になるための準備に
最も大切な一つこと

生活の習慣が
勉学や運動の成果をも決定する
子供たちの生活をよく見てみよう

基本は
「よく動き」
・ 一日一度は外で遊ぼう
・ 家族/友人と一緒に身体を動かそう
・ 色々な運動/遊びをしよう
「しっかり食べ」
・ 朝ごはんでエネルギー補充
・ 給食は好き嫌いなく食べよう
・ 家族と楽しく会話をしながら夕食
「たっぷり寝る」
・ テレビ鑑賞やゲーム等は時間を決める
・ 睡眠時間確保
・ 就寝/起床はいい時間いいタイミング

コンディショニングディレクター立花龍司氏の書籍より

2008-06-17 07:09:32 | Weblog
説得力があり一刻も早く配信したい気持ちから
勝手に引用させていただきました   以下~
子どもたちに「楽しめ」というと逆につまらなくなる
大人が楽しんでいる姿を見せてあげましょう
小学1~3年生にもなると
親は野球なら野球 サッカーならサッカーと
何か一つのスポーツをやらせたくなるものです
しかし 走る・投げる・捕る・打つ・蹴るなどの
動作がスムーズになっても
1種類のスポーツだけをやらせて
その運動能力だけを伸ばそうとするのは時期尚早です
プレ・ゴールデンエイジの後期(小1~3)は
神経回路の配線をしつつ それを太くしている時期
したがって この時期にある特定のスポーツだけを行うと
つくられる神経回路が限られてしまいます
その結果 将来
何か一つのスポーツを選んで専門的に行った場合
新しい技術がうまくマスターできなかったり
時間がかかったりする結果になります
ひいては トップアスリートになるか
平凡なアスリートで終わるかにかかってくるのです
この時期の子供には
いろいろなスポーツを見せてあげてください
それもテレビではなく 実際に球場やグランドに行き
選手たちに生のプレーにふれさせてあげましょう
子供たちは生の現場で
彼らの五感すべてに刺激を受けることになります
そして自分の好きなスポーツやってみたいスポーツができ
選手をヒーローとして捕らえます
   書籍名「運動神経は10歳で決まる!」
ヒーローが出来れば
自然にスポーツが楽しくなりますね^0^

かえるの子

2008-06-16 01:05:14 | Weblog
パパもママも運動はやらないし嫌い~
しかァ~し
遺伝は10%といわれるのが運動神経
残りの90%は後天的なのだから
運動嫌いな親御さんでも
環境を設定してあげることが出来れば
巧みに運動をこなす我が子を
運動会の桧舞台で見ることが出来る

運動神経が完成する小学校高学年には
スポーツ少年団でスポーツに参加
技術的な基礎を含め土台作りを行う
スポーツは本来
『遊び』や『気晴らし』で始まった
元来の姿勢を忘れてはならない
スポーツに向かう基礎作りもしよう

原点となる遊びや気晴らしから
しっかり組み立てていけば
子どもにとってスポーツは
「楽しいもの」となる

一流選手でもそうでない選手でも
『スポーツは楽しい』は
絶対的原則なのだ

運動神経

2008-06-15 06:42:47 | Weblog
その神経の数は
3歳児でも大人でも大差ない
神経は存在しても未開発な3歳児
遊ぶことの運動刺激でどんどん開発されていく
たくさん色々な遊びで運動神経が発達し
5歳くらいまでに80%が確立される
一生のうちで最も神経発達が見られる時期
運動神経と行動の連関を定着させる
6~7歳の時期に
運動の基本動作が身につく
10~12歳で
運動神経は100%の発達をみる
つまり大人と同じになる
この時期が伝説の「ゴールデンエイジ」
様々な要素の土台が確立される
ビルの土台と考えれば
オリンピックやプロの選手を目指すならば
多くの能力が詰まった背の高い建物が必要
その土台は容量大きくしなやかでありたい
この時期に基礎なるものを
(基礎~いい加減なものは論外)
しっかり積むことが出来たか否かが
将来大物になるかどうかの分岐点