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「豊洲移転」臨時会見…小池知事が「語らなかったこと」

2017年06月22日 | 政治社会問題
「豊洲移転」臨時会見…小池知事が「語らなかったこと」
6/22(木) 11:30配信 ホウドウキョク
「豊洲移転」臨時会見…小池知事が「語らなかったこと」
(画像:ホウドウキョク)
20日、東京都の小池百合子知事は臨時の記者会見を開いて「豊洲市場を活用しつつ築地市場を再開発する基本方針」を表明した。具体的にどういうことなのか?問題はないのか?そして都議選への影響は?ジャーナリスト佐々木俊尚が、会見を取材した記者に聞く。

【関連】小池知事、都議選の勝算は?

「豊洲移転」臨時会見…小池知事が「語らなかったこと」
(画像:ホウドウキョク)
佐々木俊尚のファーストインプレッション
佐々木俊尚
会見の内容は、豊洲に移転して『5年後』にまた築地に戻します、みたいなニュアンスだったんですけど、一体財源はどうするのか。そもそも行ったり来たりしたらまたお金が掛かるし、みんなが納得するんでしょうか。

僕の印象では、来月 都議会議員選挙なので、それをにらんでなるべく玉虫色に話を進めて、あんまり明確に結論が出ないようなかたちの表明になったんじゃないかなって気がします。果たしてそれで都民が納得するのか、これが都議会議員選挙にどういう影響を与えるのか、すごく気になるところですね。

「豊洲移転」臨時会見…小池知事が「語らなかったこと」
(画像:ホウドウキョク)
会見の中身は『あいまい』
海老原優香アナウンサー
この問題を詳しく見ていきましょう。今日は市場移転問題を取材している生活情報部の大野公紀記者に話を聞きます。

佐々木
まず会見の感想はどうですか。

大野公紀記者
非常にあいまいな方針表明だったなという印象です。

佐々木
整理していきましょう。まず豊洲に移転する時期については?

大野
言っていないです。

佐々木
「5年後」っていうのはなんですか?

大野
築地での再開発です。

佐々木
「5年後」に始める?

大野
あくまでメドということですが、5年後をメドに築地を再開発をするという説明でした。

佐々木
「豊洲をやめて築地にもう一回戻す」時期ということでもない?

大野
豊洲は中央卸売市場として使うと明言した一方で、築地はブランドを生かし再開発すると言うにとどまっています。

佐々木
質疑応答はなかったんですか?

異例だった臨時記者会見
大野
今回の会見は、知事の公務の時間の合間に緊急という形で30分間、開かれました。結構珍しいケースなんですが、初めに「30分間の会見です」という通告があったんです。その中で知事の説明はだいたい25分くらいあったので…。

佐々木
じゃあ質疑応答は5分しかなかった。何人くらい質問されたんですか。

大野
説明を受けての質問は3人でしたね。

佐々木
さっきの疑問などは回答しようがないということですね。


市場黒字化の根拠は不明
大野
今回の会見で示されたのは、「築地を再開発する」「豊洲には移転する」という案で、将来的に収支は黒字になっていくという図が示されました。ただ実際のところ、その根拠については触れていません。

佐々木
要するに築地は売却しないで再開発を進めていくと。以前、築地に「食のエンターテイメント」的な何かを作ると言ってましたけど、そういう話は出たんですか?

大野
そもそも始めは、築地を売却したお金を豊洲のランニングコストや運営費などに充てようという考え方でしたが、市場問題を調べてきたプロジェクトチームは、「築地ブランドは生かすべきだろう」とした上で、築地を民間に貸し出すことで収支が安定するのではないかということも盛り込んだ報告書を出していました。

今回の会見は、その民間への貸し出しについては具体案は示されない中で、大きな基本方針として「豊洲には移転する」、そして5年後を目途に「築地の再開発はする」ということでした。

「豊洲移転」臨時会見…小池知事が「語らなかったこと」
(画像:ホウドウキョク)
都民ファーストの会にとってはプラス?
佐々木
なるほど。ツイッターで「1番コストが掛かる決断だったのでは?」って質問がきています。そういう感じはしますよね。

大野
この会見については、「今の時点でこの判断になったのはどうなのか?」とか「今回の判断であれば半年前にもできたんじゃないか?」という厳しい意見も出ています。

佐々木
これはたぶん、7月にある都議選を睨んで、なるべく波風の立たない判断をしたのかな?って気もちょっとするんですけど。大野さんは、都議選への影響はどう出ると思いますか?

大野
私個人としては「プラスもマイナスもあり非常にグレー」だと思います。

プラスの面でいえば、これまで自民党からは再三「決められない知事」だと攻勢をかけられ、公明党も早く判断を出すべきだとしていた中、今回一つのまとまった意見を出しました。この表明は、築地派や豊洲派と言われる方々の両方の顔を立てたように見える部分があります。小池知事が代表を務める「都民ファーストの会」の公約には、市場問題については「知事の判断を尊重する」と書いてあり、選挙に向かう前に意思統一をした、決めたという点では意味があるのではないでしょうか。

一方で、きょうの会見ではコストや具体策は明示されていません。実際、市場関係者の間でもそのことについては混乱の声が上がっています。その点を考慮すれば、自民党サイドから「選挙を意識しただけの曖昧な基本方針だった」とさらなる批判も強められることも予想されるので、そういう意味ではマイナスに作用する可能性もあります。


「判断」→「方針」になった狙い
佐々木
とりあえず一段階進んだという評価はできるっていうことですよね。市場関係者の方々はどう受け止めているんでしょうか?

大野
賛否両論ありますが、基本方針を示したことに関しては一定の評価はあるようです。ただ、具体的にいつ豊洲に移転するのか明示していなところに、とても不安を感じていらっしゃる方が多かったですね。

佐々木
なんで明示しなかったんでしょう?

大野
これは憶測にはなってしまいますけど、都議選を考慮したのではないでしょうか。元々「判断」と言っていたものを、今回は「基本の方針」にしているのも、その一つの現れだと思います。

佐々木
細かい具体的なところまでいうと突っ込まれやすいので、基礎的な「方針」を示しす形で一歩進めて、残りはおそらく都議選の後にするんでしょう。今後はどういうスケジュールになるんでしょうか?

大野
去年の8月に移転延期を決めまして、11月に「ロードマップ」というものを出してます。知事は、その「ロードマップ」に沿って進めてきたと再三説明していて、今回は環境への影響を評価する「環境アセスメント」以外は、決して大きくズレていないということです。

謝罪しても豊洲問題は終わらない
佐々木
もう一点聞きたいんですけど、小池知事は数日前に「豊洲が無害化できなかったことは残念」みたいなことをおっしゃってましたよね。「無害化できない」という言い方をすると、イコール「豊洲はやっぱり環境的に問題がある」っていうことを明言してしまってるわけで、そこに移転するのはどうなのかという反論が当然出てくると思うんですけど、どうやって回避するんでしょうか?

大野
先週土曜日、知事は築地市場の関係者に直接「無害化が達成できてない現状に対して陳謝したい」と謝罪しています。同時に、地下空間に盛土がなかった問題に対しては、専門家会議で出された対策案にのっとって努力をし続けていくと言及しました。

佐々木
すると今回で決着という感じではなく、都議選前に1段階進めて、あとでまた続けていくっていう感じなんですね。大野さん、どうもありがとうございました。
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