ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

まずは、みんなが生きて行けること。

2020-05-01 06:10:26 | 日記
 冬至の頃は、夜明けが南側の出窓からやって来ました。
 5月、夜明けは北寄りにある東側の窓からやって来ます。
 明るさも、輝きの度合いも異なっています。
 窓から、まだ明けきらぬ空を、しばし眺めていた私です。
 夜明けを司る天使がいて、天球のレンズで「露出」とか「絞り」など、いじって
 いるのかしら、などと考えながら。

 一日中晴れていました。
 散歩を兼ねて郵便局へ手紙の投函に行って来ました。
 近所にポストがあるのですが、1年前程から集配回数が、一日一回になってしま
 いましたので、
 当日の集配が終わってしまう時刻(午前10時)を過ぎてからの投函は、郵便局
 まで行くことになります。
 先だって図書館で会いましたが、この時期ですので、あいさつ程度で別れた友人
 にも、延び延びとなっていた近況を知らす手紙も出してきました。
 月末のこととて、混んでいるかと思いきや、ATMの前にも人がいませんでした。
 皆さん、それぞれに「三密」を避けていらっしゃるのでしょう。

 年金生活者の私たち夫婦です。
 決して悠々自適な暮らしを営んでいるわけではありません。
 でも、持ち家がありますので、贅沢はできませんが、食べることに事欠く、など
 ということはありません。
 ありがたいことです。
 動物の世界なら、エサを得ることが出来なくなれば、それは死につながります。
 政治のあり様に、いろいろ不満はありますが、こうして高齢になっても、暮らし
 ていけることは感謝以外の何ものでもありません。
 医療崩壊などという事象が起こっている今のご時世です。
 高齢者の私に今できることは、日々をしっかりと、健康に留意して生きることか
 と。

 政府は29日、新型コロナウイルス感染拡大の収束が見通せないため、新型イン
 フルエンザ等対策特別措置法に基づく「緊急事態宣言」の期間を延長する検討に
 入りました。
 「自粛」「自粛」で、商売が成り立たなくなったり、派遣を切られたりと、社会
 的な不安もコロナウィルスと同様に広がっている様です。

 《29日開かれた衆参両院の予算委員会は、新型コロナウイルスの感染者の
  治療に当たる医療機関への財政支援が論戦のテーマとなった。
  野党側は逼迫する病院経営を支える支援策の増額を求め、安倍晋三首相は、
  緊急包括支援交付金(1490億円)で対応するとの答弁を繰り返したが、
  病院機能の集約化や軽症者の宿泊療養にかかる宿泊費も同交付金で対応する
  構えで、野党側は「額が全然足りない」と反発した。》  
                 (毎日新聞 4/29 21:07)

 どうか、どうか、今必要としている所へ、政治は、しっかり手を伸ばし支えてほ
 しいと思います。
 風薫る五月です。
 まずは、みんなが生きて行けること。

河島英五 - 生きてりゃいいさ
 
YouTubeからお借りしました。
コメント
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