ひとこと・ふたこと・時どき多言(たこと)

〈ゴマメのばーば〉の、日々訪れる想い・あれこれ

その説明、ごまかしでは。

2018-12-20 06:21:39 | 日記
「お天気屋」
まことに持ってその名の通り、私はお天気次第でクルクル気持ちも行動も変わります。
私の脳細胞は「朝令暮改」どころか、たった今決めたことでも〈お日さま次第〉〈風向き
次第〉、すぐに変更されるのです。

予報では「くもり時々雨」でしたから、洗濯はしないことに昨晩決めておきました。
アマゾンから予約の本が届いたので読書を、と考えていたところでした。
ところが、朝起きてみましたら、真っ青な空が広がっていたのです。
朝食を済ませても西の山並みまで穏やかな空が。
即刻、予定変更。
頂き物の白菜数株をサッと洗って、半分に切りベランダに干しました。
半日も天日に干せば甘みも増すはず、夜に漬け込むことに。
粗塩がなかったので買いに行ったりしているうちに午前は終わり。
午後からは夕飯の下拵えなどしているうちに、短い冬の日差しも終わりとなりました。
白菜を取り込んで鷹の爪を千切って入れて漬け込みました。
少々疲れましたが気分的には上々の一日でした。

夜に入ってから、新聞を。
 《来年度以降を対象とした新たな防衛計画の大綱と中期防衛力整備計画が
  閣議決定された。》
と報じられていました。
「攻撃型空母の保有は専守防衛に反する」とされてきた政府の憲法解釈でしたが、
 《普段は対潜水艦哨戒ヘリを搭載し、戦闘機は必要な場合だけの運用だから攻撃型空母
  ではない》
という政府の説明、これは言葉のごまかしです。
英・ガーディアン紙も、「日本は〈多機能軍艦〉と記述し、批判を避けようとしている」と
報じている様です。
日本を取り巻く軍事環境が変化したというのであれば、その対応を率直に打ち出して、
国民に説明し、国会で十分に論議を尽くすのが筋というものでしょう。
白菜も漬け込んで、気分上々の私でしたが、「まったく もう」と、政府のやり方に
不快感を覚えた私です。

NHK大河ドラマ「西郷どん」は終わりました。
西郷隆盛は、明治維新が抱える問題や矛盾をその身に背負って西南戦争で
亡くなりました。
『敬天愛人』
内村鑑三著 『代表的日本人』の中で取り上げられている西郷隆盛について、
批評家の若松英輔氏は次のように述べています。
 《・・・本当のことは、強き者や明らかになっていることにあるのではなく、
  弱き者や隠れた者のもとにある。
  それを示す存在として、西郷隆盛を忘れることはできない ――― 
  それが、内村がこの章で語りたかったことなのだと思います。》 と。
  (2016年1月NHKテレビテキスト 100分de名著 内村鑑三「代表的日本人」より)

安倍総理に、
『敬天愛人』って、どう思われますか?、と聞いて見たくなりました。
                          〈ゴマメのばーば〉
コメント
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