goo

親子映画会

昨年から2度目の土曜チャレンジデーの会主催の親子映画会。今年は『長靴下のピッピ』を上映しました。また、新たな取組みとしてえび煎餅の上にイカ焼きを載せた「いかせん」を1枚50円で販売することになりました。

スタッフの集合時間午後6時15分に千二小運動場に着くと、途中からパラパラ降ってきていた雨が本調子になり、雷も鳴り出し、夕立の様相。映画会の始まる7時半には多分止むだろうとの見込みで、「いかせん」の準備が始まり、割れたせんべいの上にイカ焼きをちょっと載せてもらって、味見もバッチリすませました。美味しかった。

時前後から少しずつ集まってきた人に、「映画はたぶんできるから、まずは いかせん いかが?」なんておじさんギャグ飛ばしながら、目標の200枚目指してチケット販売をしますが、なかなか来場者が増えません。
そのうち、雨も上がり、7時半になったので映画も始まりました。映画が始まったらいかせん販売はやめようと話していたのですが、目標数にまだまだ達していないので、そのまま販売を続けました。もちろん、私も買って食べました。

映画は校舎の外廊下手すりに白い布をくくりつけ、運動場の真ん中に映写機を設えて、みんなは、レジャーシートや折りたたみ椅子に座って見てもらいます。
映画館で見るよりも開放的な場で見る映画は、また一味違います。
こういう映画会っていいもんだなぁ とスタッフは満足していたところ、近所の女性の方が「音がうるさい、今何時と思っているの、これは公害ですよ」と苦情を言ってこられました。
「今何時って8時だけど・・・」「これぐらいの音、1時半半ほど我慢してもらえないのかしら」って心の底では思いつつ、その方のご事情もあることだろうと思って「わかりました。音量を下げるように担当者に言ってきます」とお返事したところ、帰っていただけました。(もちろん、音量も下げました)

千里山まちづくり協議会の定例会もあったため、映画会の最後までは居られなかったのは残念ですが、学校の先生たちもたくさん参加して、汗をかきかき「いかせん」を作ってくださって、こういうことが、学校という場所でできることが、いい地域づくりのひとつなんだよね、と思いました。
子どもや保護者だけではなく、もっと地域の大人の人も観に来ていただければ、もっとうれしかったのですが、まだ2年目のことなので、高望みせず、これが定着して、広がっていくことを願っています。

私が帰る少し前に、高齢の男性が1人「僕も観せてもらっていいんですよね」と言いつつ参加してくださったこと、うれしかったです。
コメント(0)|Trackback()

受け継ぐことの大切さと難しさ

<事務責任者が骨折>
前から時折ブログに書いていますように、8月5日6日の夕方から千二小運動場を会場に千二夏まつりがあり、今その準備でおおわらわです。
というのも、これまで中心的に事務作業をしてくださっていたYさんが先日急に事故に合われ脚を骨折し、全治3か月のため身動きができなくなりました。そこで今日、他のメンバーと共に病院に事務作業引継ぎに行ってきました。
7月23日の最終実行委員会までに、当日2日間のタイムスケジュールや細かい作業マニュアルなどを作って、実行委員さんたちに説明、納得してもらわなければならないのです。

<長年やってきたけれど>
千二夏まつりは昨年まで「福祉盆踊り」と銘打って長年開かれてきたもので、今年同様、盆踊りだけでなく、カキ氷に焼きそばなど食べ物やさんやヨーヨーつり、射的などの遊ぶお店を連合自治会に所属している自治会や、青少年対策委員会、福祉委員会、体育振興会などの地域の各種団体さんから出たボランティアで実施しているお祭りです。
私自身は、夏休み中の土日なので実家に帰ったりして、子どもが小さかったころ一度参加したぐらいしか記憶にありません。

<急に責任者が替わると>
長年やってきたものなので、今年も例年同様やればいいのだから簡単!って思われるかもしれませんが、そう簡単にいかない理由があります。
というのも、昨年までは長期にわたって千二地区連合自治会長をされていたSさんが、昨年の福祉盆踊りの後の反省会でのやり取りの中で、新しい連合自治会長Yさんにとってかわりました。
連合自治会長が替わっただけでなく、福祉盆踊りでSさんとともに中心的に動いていた福祉委員長のSさんも辞職しました。

Sさんはこれまでワンマンでトップダウン式にしてきたため、祭りのノウハウが他の人荷引き継がれていませんでした。もちろん、タイムスケジュールも作業マニュアルも、書類として残っている訳ではありません。今年度の役員が自分たちの記憶を呼び起こして、記憶の断片を寄せ集めて、今年のまつりを企画しているのが実情です。
しかも、配電設備など前S会長が自宅に持って帰っていて、再三再四、返却してくれるように申し出て、ようやく帰ってきたのが、一部でしかなかったということもありました。

<引き継ぐために>
祇園祭など昔から永延と続いているお祭りでは、地域の中で世代交替をしつつ、その技術、ノウハウ、そしてもちろん精神が引き継がれています。それでも若い世代が少なくなってきたので、大学生や一般のボランティアにも呼びかけて、祇園祭の支え手を確保する努力をしているとの記事を読んだことがあります。

<担い手とマニュアルとを引き継ぐ>

千二夏まつりは、祇園さんに比べれば小さい小さいお祭りですが、それでも、誰が役員になっても実施できるようなマニュアルが有ればと思います。今年は四苦八苦しながら、あたふたしながら組み立てているところですが、次年度はもっとスムーズにいけるよう、タイムスケジュールや作業マニュアルをきちんと立てて、きちんと残していけるようにしなければねぇと役員で話し合っているところです。

お祭りは一例ですが、次々と引き継いでいくためには、計画立て、実施し、反省まで一連の流れを記録、後々に伝えていかなければと思います。そして、つけくわえて、一人でワンマン的にやるのではなく、大勢の人にかかわってもらうことも、大切なことだと思いました。
コメント(3)|Trackback()
     
?
?