あっちに行ったりこっちに行ったり

午後からメイシアターで、社会福祉協議会の福祉大会と千里山駅周辺まちづくり懇談会の全体会がほぼ同時にあり、両方とも参加したい私は、2階に行ったり1階に行ったり、落ち着きの無い時間を過しました。

まず2階中ホールで1時半から始まった福祉大会の記念講演会で「コミュニティ・ソーシャル・ワーカー」について30分間ほどお話を聞き、2時からは1階集会室のまちづくり懇談会に参加して、千里山駅周辺のまちづくりについて阪急電鉄との協議状況の説明を聞き、2時半過ぎにはまた2階に戻って、今度は長年福祉に関して活動してこられた方々を表彰、感謝する式典に参加しました。

地域での福祉活動を続けてこられた表彰者の中には知り合いのＴさんや知り合いのＳさんの夫さんが居ましたし、ボランティア活動を長年続けてこられた中にも知り合いのＫさんＨさんもいらっしゃいました。
皆さん、10年も20年も活動を続けてこられたとのこと、本当に頭が下がります。

表彰式の後はまた1階の週過失に戻り懇談会に参加しました。が、懇談会はほとんど終わり近くでしたので、あまり深い内容を聞くことなく終わりました。
会場を出てから、「今日はいけぶちさん、意見も言わずにおとなしかったね」と声をかけられましたが、「そりゃあそうですよ、行ったり来たりであまり部屋に居なかったからね」と答えました。

それにしても、同じ建物内で重なっていたので助かったのですが、これが遠く離れた施設で同じように重要なことが重なっていたら、どちらかを選ばなければ、どうしようもないですね。

癒しのコラボレーション

吹田在住のアーティストを紹介、支援する活動の一環として、メイシアターが企画したメイ・ホームグラウンドシアターVol.2「小さな天使とフラワーアレンジメントの展覧会」に行ってきました。
内容は、前からお付き合いさせていただいているイラストレーターでクラフトアーティストの有田さんが作った天使ちゃんたちや絵本などとフラワーデザイナー小山さんのフラワーアレンジメントです。

両方とも「癒し」という共通のテーマをもって展示されていて、お花と天使ちゃんたちのコラボレーション作品もありました。

蒸し暑かったり、大雨が降ったり、あまりよい気候とは言えませんが、メイシアター1階の展示室の中は、清涼感とほのぼの感が入り混じった、まさに心地よい空間でした。

ホスピタリティ おもてなしの心

近頃良く耳にし、目にする言葉、ホスピタリティ―おもてなしの心―

ひと昔前は（こう書くと、いかにも自分が年をとったように感じて嫌なんですが）言葉で表さなくても、みんなの心におもてなしの心があったと思います。それが、経済成長期、効率優先の社会になって、「おもてなす」という、いわば心のゆとりがあってこその部分が削り落とされてきたのではないでしょうか？

しかし、おもてなしは経済的あるいは生活に多少ゆとりがなくても、心にゆとりがあれば、そして相手に対する思いがあれば、自然と現れるものです。
もちろん、おもてなしの心と言っても、その心から表面に現れる行動は人それぞれですが。

そして、今また、おもてなしの心が求められるようになったのは、
無機質な人間関係ではやはり物足りない、つまらない、不安であるという人が増えてきたからではないでしょうか？

情報ネットワークが張り巡らされ、たとえば夜中であってもパソコンのキーボードを打てば、見知らぬ人とでも繋がることのできる現在、しかし、情報が繋がっているだけでいいのだろうか？人の気持ち、心は繋がっているのだろうか？そう思うのではないでしょうか？

ホスピタリティ―おもてなしの心―を忘れないでいたいと思います。