神戸こども将棋教室ブログ

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棋譜並べ

2017年05月24日 | 教室
今日は教室日です。

来た子から順にプリント学習をして、
出来た子から対局開始です。

今日は、人数もそんなに多くなかったので
全員の子が私との駒落ち対局をを指すことが出来ました。

こども達と駒落ち対局をしていると、
既に学習済の駒落ち定跡が
あやふやになっている子が多いことに気付かされます。

例えば、6枚落ちの対局なのに棒銀で
攻める(棒銀は8枚落ちや4枚落ち)とか。

もちろん、将棋という競技は本来、
どうやって指すのも対局者の自由であって
定跡どおりに指さないといけないということは全くありません。

しかし、将棋の基本を身に付ける段階においては、
定跡を覚えて、それを実戦でも実践するということが
大切だと考えます。

基本が身に付いた上で、
我流やオリジナル戦法を貫くのは”有り”だと思います。

基本が身に付いておらず、ひたすら我流を通すのでは
上達に限界があるかもしれません。

先の子たちに話を戻しますが、
対局後には6枚落ち定跡の棋譜並べを行ないました。
(棋譜並べとは、一局の将棋について、
初手から最終手までを盤駒を使って一人で並べること)
定跡書プリントも差し上げて、
自宅でも繰り返し並べるようにアドバイスもしました。

定跡を体で覚えることで、
本格的な感覚というのか”スジ”というのか
そういうセンスを身に付けてくれることを願っております。

次回の教室は、5月27日(土)です。
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