神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
受講生随時募集中!無料体験入学できます(神戸町在住以外の子も可)。

2018夏合宿

2018年07月30日 | イベント
7月29日~30日の1泊2日で、
大垣市山村体験宿泊施設「奥養老」にて
神戸こども将棋教室2018夏合宿を行いました。

当教室で合宿を開催するのは今年が初めてです。
1日目のみ参加の子、2日目のみ参加の子などもあり、
記念すべき第1回の合宿には総勢34名の子が参加しました。

1日目の午前9時から2日目の午後5時まで
将棋漬けの2日間です。

【1日目】
1日目は26名の子が参加しました。

級位無差別全員参加のオープン大会からスタートです。

予選リーグは、各組7名で構成されるA組からD組までの
4組に分けて、各組上位2名(計8名)が決勝トーナメント進出。

予選リーグ6試合、決勝トーナメント最大3試合という
ハードなレギュレーションで行いましたが、
みんな最後までよく戦い抜きました。


入賞(3位まで)を果たした子たち。

戦いを終わればノーサイドです。
夕食はみんなでお楽しみのバーベキューです。


バーベキューの時は、普段の教室や大会では見せない
みんなのこどもらしい姿を見られて新たな一面を見られた気がして
うれしかったです(^^)

バーベキュー後はお風呂に入って1日目が終了…
ではありません!
ここが当教室合宿の厳しいところです(笑)

夜の決戦「詰将棋チャンピオン決定戦」です。

チャンピオン戦、中級戦、初級戦の3クラス制です。

チャンピオン戦の優勝者は唯一の全問正解者。
そしてタイムもダントツ。完全優勝でした!
中級戦では全問正解者が3名出て、
タイム差で優勝が決まる大激戦でした。
そして初級戦の優勝者は幼稚園時の子!
並み居る小学生撃破は圧巻でした(^^)

最後に全員で答え合わせ&解説を聴講し
1日目の全プログラム終了です。

【2日目】
2日目は31名の子が参加しました。

この日は団体戦からスタートです。
「第2回神戸こども将棋教室団体戦」です。
春休みに第1回大会を開催して今回が2回目です。


3人制の団体戦で今回は11チームのエントリーとなりました。
(2名の不足はお父さま方に助っ人参加していただきました)

予選リーグはA組とB組に分けて各組総当たりで行います。
予選リーグを終えた結果、各組の同順位同士で対戦を行い
最終順位を決定します(A組1位とB組1位が優勝決定戦)。

 
優勝チーム「団体戦オーダー表」(左)
準優勝チーム「玉将B」(右)

団体戦が終了すれば、この合宿の最終種目。
級位別個人戦です。
棋力順にA級、B級、C級の3クラスに分けて、
総平手スイス式トーナメント3回戦の方式で行います。
(順位決定戦にもつれ込んだ場合は4回戦)

A級はエントリー者10名のうち7名が
岐阜県連主催の大会で入賞(賞状)経験有という
ハードな戦いが繰り広げられました…。

各クラスの入賞者たち。
  
A級(左) B級(中) C級(右)

最後のプログラムは解散式です。
今回の合宿開催にご協力をいただきました保護者の方々に
みんなでお礼をし、最後にこども達全員で写真撮影を行いました。

名残惜しい気持ちを抱えながらバスに乗り込み、神戸町へ帰りました。
バスが神戸町中央公民館に着いた時には既に保護者のみなさまが
お迎えに来ていただいておりました。
1名のケガ人も出すことなく、すべての子を保護者の方に
お返しすることができ、私も安堵の気持ちで一杯でした。

こうして、当教室初めての夏合宿を無事終了させることができました。

最後になりましたが、
当教室を信頼しお子さんを合宿に預けってくださった保護者のみなさま、
合宿に同行していただき、運営のご協力をいただきました方々、
合宿所のスタッフ方々、この合宿の運営に関わってくださった
すべての方々に御礼を申し上げます。

こども達もとても楽しんでくれたようなので
来夏も開催できたら良いなと思っております(^^)

【ベストショット集】
 


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教室開講以来初の出来事

2018年07月28日 | 教室
入門コースの後は、通常土曜教室を開催…
しようとしましたが、教室開始後の3時半を少し過ぎたころ、
中央公民館スタッフの方が教室に来られて、
「暴風警報が発令されたので今すぐに退出・帰宅してください」
とのお達しが…。

急遽、保護者の方にご連絡を取って、
幸い全員の子の保護者と連絡が付いて
お迎えを来ていただくことができ、
臨時休講の運びとなりました。

教室開始後に休講となるケースは、
教室創設4年目にして今回が初めてです…。

今日の教室を楽しみに来てくれた子には
残念な思いをさせて申し訳なかったですm(_ _)m

今回は、教室開始後に暴風警報が発令されたケースですが、
今後の台風や冬場の降雪などの悪天候時において
教室を休講とする場合は教室開始の1時間前までに
当ブログでお知らせを載せます。

教室があるのかな??ないのかな??と迷われる場合は
当ブログをご確認ください。

なお、特段何も載せていない場合は通常開催しております。

また、教室開始1時間を切った始業直前の段階でも
暴風警報が出された時点で事実上休講(公民館が使用不可)ですので
その点もご確認いただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

次回の教室は、8月1日(水)の夏特教室です。
明日の日曜教室は先般ご案内のとおり、
お休みとなりますのでご注意ください。
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平成30年度入門コース講座第5回

2018年07月28日 | 教室
今日は入門コース講座の第5回目でした。
今回の学習テーマは「勝ち方を覚えよう②(3手詰将棋)」です。

前回は、王手とは?詰みとは?に始まり、1手詰の詰将棋までを学習しました。
今回のその続きというべきか応用編ともいえる「3手詰」です。

3手詰は将棋の基本ともいうべき「3手の読み」の力をつける
うってつけの教材だと思います。

そもそも将棋というのは、自分と相手が
交互に1手ずつ指し進めるゲームです。

3手の読みとは
自分がまずこう指す(1手目)、
それに対して相手が指して来る(2手目)、
そして自分がこう指す(3手目)
ということを考えながら将棋を指しましょうという旨の
教えです。

言われてみれば当たり前の教えなのですが、
実に奥深い言葉だと思います。

以前、当教室にプロ棋士の小林九段にお越しいただいた時に
こども達にお話ししてくださったことがあるのですが、
相手の手(3手の読みでいうところの”2手目”)を
確実に予測できる(読む)ことができる人が将棋の強い人である
という旨のことをおっしゃられたことが私は印象に強く残っています。

スミマセン、ちょっと話が逸れましたが、
3手の読みがしっかりとできることは
将棋の強さに直結するといっても過言ではないかもしれません。
もちろん、上級になるにつれて3手先を読み切るだけでは勝てず、
もっと先を読まないといけなくなるわけですが、
基本は3手の読みの繰り返しです。

だから、将棋が上手くなりたい子は
3手の読みの精度を上げることを目指すべきであり、
その実現ためには3手詰将棋を解くことが効果的だと思います…。

さて、
今日の後半の実戦対局でこんなシーンがありました。


最後まで残っていた対局での感想戦です。
もう対局を終えて後片付けも終えたお兄さん達が感想戦に加わり、
幼稚園児の子にアドバイスをしてくれていました。

幼稚園児の子に、その表現は伝わるかなー??と
思ったりするところもありましたが(笑)、
教えてくれようとしている熱意は彼にも十分伝わっていただろうから
それだけでも御の字だと思います(^^)

次回の入門コース講座は、8月18日(土)です。
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2018夏休み特別教室

2018年07月25日 | 教室
夏休み期間中の水曜日の教室は
夏休み特別教室として行ないます。
今日はその1回目です。



こども達は夏休みでも
お父さんお母さんはただの平日です(^^)
今日はおじいちゃんおばあちゃんが
送迎をしてくださった子も多かったです。

今日に限った話ではなく普段からそうですが、
お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん…が
送迎していただけるから将棋教室に通えるということを
こども達にはしっかりと伝えていきたいと思っております。

今日も、ある子との話の中でそのことは伝えました。
”親だから、祖父母だから、送迎するのは当たり前”
ではありません!

私もこども頃は親に送迎をしてもらう立場でしたが、
自分はこどもの頃にはそれを”当たり前”だと思っていました(^^;
大人になってそれが誤りであることに気付きました…。

教室の子たちは、私の反面教師ではありませんが(^^;
将棋ができる・学べる環境を提供してくださる
ご両親・祖父母etcに感謝する心を持って
将棋に励んでもらいたいと思っております。

その心があれば、将棋に向き合う姿勢が
自然に変わって来ると思います…。

さて、今日の教室ですが、
夏得教室は講義と実戦の二本立てを予定しておりますが、
今日は事情により実戦のみで行いました。

2回目以降は講義と実戦のバランスを取って
教室を進めてまいります。

次回の教室は、7月28日(土)です。
午後1時~3時で入門コース講座(第5回)
午後3時半~5時半で通常土曜教室を行います。
場所はいずれも2階会議室です。
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平成30年度第1回定期順位戦

2018年07月22日 | 大会
今日は、ハートフルスクエアーG(岐阜市)にて
平成30年度第1回定期順位戦が開催されました。

この大会は、日本将棋連盟岐阜県支部連合会主催の将棋大会で
7月、8月、10月の計3回開催されます。
いずれの回もS級~小学生低学年戦までの
5クラスに分けて競技が行われます。

各回ともに出場するごとに2ポイント、
1勝挙げるごとに2ポイントが獲得できて、
獲得したポイントの上位何名かが11月に開催される
グランドチャンピオン大会に出場できます。

今日はその第1回目です。当教室からは、
B級戦3名、小学生高学年戦4名、小学生低学年戦6名の
計13名の子が出場いたしました。

 
 
 
 
 
 


一般B級戦は4局、小学生戦は5局を行います。

今日、私が印象的だったのは、大会本戦のことではなく、
昼休みの間も仲間同士で将棋を指したりしている姿でした。

みんな本当に将棋が好きなんだなあと思いました(^^)

私なんかは昼休みはゆっくり休憩したいと思ってしまいますが、
こども達は疲れなんかよりも
将棋をやりたいパッションの方が勝っているんですね!

今日の大会、
実力を出し切れた子、不完全燃焼だった子…
みんなさまざまだったと思いますが、
小学生戦では全員が2勝以上を挙げることができ、
安定した力を付けつつあることを感じました(^o^)

今日の最終結果です。


平成30年度第1回定期順位戦
小学生低学年戦 優勝


平成30年度第1回定期順位戦
小学生低学年戦 準優勝


平成30年度第1回定期順位戦
一般B級戦 敢闘賞


平成30年度第1回定期順位戦
小学生低学年戦 敢闘賞

小学生低学年戦では当教室の子が
ワン・ツー・フィニッシュを遂げ素晴らしい成績を収めました。
また、入賞(賞状)扱いとはならず敢闘賞となったものの
勝数・勝数ポイント(ソルコフ、SB)的に3位に
当教室の子が食い込んだのも素晴らしかったです。

そして、これもまたすごいなと感心したことですが、
小学生ながら一般B級戦に初挑戦した子が
いきなり敢闘賞を獲得する見事なB級戦デビューを飾りました。

思いどおりの結果を残せた子もそうでなかった子も
今日の大会の経験を糧にして、また明日から精進していきましょう!

大会に出場した子はおつかれさまでした(^^)
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