神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
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Don't be shy

2021年05月30日 | 教室
今日は5月最後の教室日です。
今日は初夏の陽気で
夏がやって来る高揚感があります(^^)



今月から新しく仲間に加わった子たちが
教室の子たちに良い刺激を与えてくれています(^^)

昨日の教室終わりの帰り際に
まだ今週から教室に入ったばかりの子が
私のもとへ寄って来て
「みんながやっている宿題?を僕もやりたいです」
と発信してくれました。

当教室では、希望者(任意)には
家庭学習用の課題を与えておりますが、
教室入会後約1か月はまずは慣らし期間ということで
新人の子たちに与えていません。

しかし、今回の子のように
自ら意欲的に発信して来る子に対しては
その熱い想いに応えたいので(^^)
どんどんチャレンジしてもらっています。

私としては、自ら意思表示できる子を
大切にしていきたいと思っております。
自分がこうしたい、こうなりたい、あれがほしい…。

周りに迷惑がかかる場合は
「ジコチュウ」と称されますが(^^;
周りに迷惑がかからない場合は
全然問題ないはずです。

教室の子たちを見ていても
”大人しい子”が多いように感じます(^^;
なかなか自分の意思・意志をはっきりと言える子は
そうそういないのかもしれませんが、
少なくとも当教室の中だけでも
自由な意見、自分の意思表示…そういったものを
どんどん発信できるような風土を
醸成していきたいと思っております。

そういった自分を発信する力というのは
交渉力、提案力、コミュニケーション能力…
社会に出た時に必要となるものの
ベースとなる力だと思います。

そんなことまでは将棋教室の
範疇ではないのかもしれませんが、
単に将棋を教えるだけの教室を越えた存在に
なることができたら…というのが
私の目指す所です(^^)
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迷うからこそ楽しい

2021年05月29日 | 教室


今日の教室は初段コースと通常教室の二本立てです。

初段コースでは受けについて学習を進め、
「取る?取らない?問題」をテーマに
授業を行いました。

相手が端歩を突き捨てて来た時…
美濃囲いの玉頭の歩を突き捨てて来た時…
金の頭に歩を叩いて来た時…etc
誰もが実戦で経験したことがあるような
どれも悩ましい局面です(^^;

こういった類の問題は公式や法則に基づいて
一概にこたえが出せるものではありません。

とても似ている局面でも似て非なるもので、
あの局面ではAが正解だったのに、
この局面ではBが正解…ということもよくあります。

だからこそ、人は迷うのであり(^^;
将棋は面白いのだと思います。

こういった迷う局面であっても、
方針や優先すべきモノといった基本的考え方を
整理し知っておくことで
実戦で迷った時にも正しい判断が
できるようになるのだろうと思います。

これは将棋に限ったことではなく、
人が生きて行く上での処世術と同じですね…(^^)
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2021年05月26日 | 教室


今日の教室は体験入学の子が1名来てくれました。
もともと教室に通っている子を通じて
教室のことを知って興味を持ってくれて
来てくれたとのことです(^^)

教室の子が仲間を誘ってくれて
教室の輪が広がってくれることはうれしいです。

当教室は随時入学希望者受付中ですので
学校の友達や近所の子で将棋に興味がある子がいたら
どんどん教室に誘ってあげてください(^^)

今日体験入学に来てくれた子は
高学年の子ですが、約1年くらい前から将棋にハマり
お父さんとの対局でこれまで腕を磨いて来たとのこと。
その指しぶりを見てみると、なるほど、
これまでお父さんと相当
指し込んで来たんだろうなと窺えます(^^)

今日の教室終了後に感想を聞いてみたら、
楽しかったとのことで、
教室に入りたいと言ってくれました…。

将棋に対する情熱もガッツもありそうな子ですので
たぶんメキメキと上達して行く子だと思います。

だからこそ(?)、前もって、
教室に通わせてくれるのが当たり前ではないし、
送迎してくれるのも当たり前ではないのだから、
ちゃんとお父さんお母さんに頭を下げて
お願いをした上で入って来てね…と
老婆心から一言添えておきました(^^;

教室に通わせてもらうのは当たり前じゃない、
送迎してもらうのは当たり前じゃない…
お願いしますの気持ち、感謝の気持ちを…
という話は教室の子たちにも
日頃から伝えていることです。

そういう気持ちを心の片隅にでも
しっかりと置いている子は
将棋への取り組み方も
いい加減にはならないと思います(^^)
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感想戦に見る成長

2021年05月23日 | 教室
今年は東海地方の梅雨入りが早く
5月半ばにして雨続きの日が続いておりましたが、
今日は久しぶりに良いお天気で
気分も晴れやかでした(^^)



近年は上級入りを果たす子たちも多くなって来て、
対局を見て回っていても、見応えのある対局が多くあります。

今日も上級の子のある対局を見ていて
意外な手を指していたので、
対局終了後に感想戦に加わり
私が気になっていた局面に戻してもらいました。

「あの局面お願い!」ですぐに再現できるのが
さすが上級者たちなのですが(^^)、ま、それはさておき。
その局面で不思議(私的には)な手順を
なぜ指したのかを尋ねてみると、
私が指摘した手も読んでいたけど、
その手だと一手緩むので、
相手に一手早く飛車を活用されてしまい、
守勢に回る手順が危ないと判断したとのこと…。

判断の成否はともかくとして、
なるほど、対局者はよく読んでいます(^^)
外野は無責任な意見をあれやこれやと言いますが(^^;
対局者ほど集中して読んでいる者はいません。

そんなことを感心しながら、
感想戦も立派にできていることにも
改めて頼もしく思えました。

そういえば、教室を創設したころに
「感想戦って何ですか??」という子たちに
「感想戦とはね…」と教えながら
「覚えているところだけでも良い、一言でも良いから
感想戦をやるクセをつけようね」と言っていたことが
懐かしく思い出されます(^^)

教室の子たち、そして教室全体として、これからも
どんな成長・レベルアップを遂げて行くのか
とても楽しみです…。
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昇級あれこれ

2021年05月22日 | 教室


先月はリーグ戦の新シーズンが始まったこともあり、
リーグ戦対局が中心で通常戦対局が少なったため、
昇級者はほとんど出ませんでした。

今月に入り、リーグ戦も消化率が上がって来ると
主戦場はだんだん通常対局へシフト…。
そうなると昇級(昇級カウントは通常戦のみ)の目が
出て来る子たちが増えて来ます。

先週の教室では1名の子が昇級を果たし、今日の教室でも
昇級の一番(この対局に勝てば昇級できるという大一番)を
迎えた子が6名も出て、3名の子が見事に昇級を果たしました。

あくまで一般論ですが、
昇級の一番をクリアするケースというのは、
「なるほど」、「納得」のケースが多いです。
つまり、「ラッキー昇級」や「タナボタ昇級」は
あまり無いということです。

将棋の上達は
直線的な坂道状ではなく、
段々状あるいは階段状だと
いわれておりますが、
その上達階段の一段を上りつめた子が
文字どおり昇級を果たして行きます。

その一段を上がる時というのは
これまでとは違った気配や雰囲気があります。
対局カードの星取を見ても、
実際に指している局面・内容を見ても
それは明らかです。

今まであまり勝てなかった格上の子をぶつけても
その子にも勝ってしまい、そのまま昇級…
そんなパターンです(^^)

その成長期(ステップアップ)が
いつやって来るのかはわかりません。
ある時期に何となく急にやって来ることが普通です。
日頃からコツコツとやるべきことをやっていれば、
成長期は、次の波、また次の波…という具合に
どんどん必ずやって来ます(^^)

今、伸び悩みの子も
必ず次の波はやって来ますので、
焦らず慌てず、地に足を付けて
やるべきことをやっていきましょう(^^)
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