神戸こども将棋教室ブログ

岐阜県神戸町(ごうどちょう)の子供将棋教室です。
受講生随時募集中!無料体験入学できます(神戸町在住以外の子も可)。

学習の成果は還って来る

2023年02月26日 | 教室
今日は2月最後の教室日です。
いつもの神戸町中央公民館が利用不可のため、
今日は「神戸町ふれあいセンター」での開催です。



年が明けて以降、指導対局会に向けて
日曜教室は駒落ち定跡の学習を行なってまいりました。
学習の成果(?)もあって、
指導対局会の閉会式での総評で伊藤七段から
「みんな定跡どおり指して来たのでよく勉強していることが窺えた」
という旨のお言葉をいただけました(^^)
このことは、こども達みんな励みになったことと思います。

誰かに褒めてもらうために
何かをがんばるというものでもないですが、
こうして自分がやって来たことが褒めてもらえると
それが一つの成功体験となって、
”がんばることって満更でもないな”と
思ってくれると良いなと思います(^^)

指導対局会も終わった節目で、
日曜教室の学習テーマも今週から
新たな学習テーマに入りましたが、
新たな単元でも、自分にいずれ還って来ると信じて
勤勉に取り組んでくれることを期待しております(^^)
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指導対局会アフタートーク

2023年02月25日 | 教室


一昨日、伊藤七段指導対局会があったばかりなので
いつもの土曜教室とは違った感覚です(^^)

今週後半は、ほぼ毎日のように教室の子たちと会い、
ともに将棋に励めることは幸せなことです(^^)

先日の指導対局会では、
保護者の方々と教室の子たちとの交流戦(?)のような形で
対局する機会も設けさせていただきました。
将棋を指せる保護者のみなさまには、
こども達と対局をしていただきまして
ありがとうございました。

初心の子を相手にした保護者さまには、
上手く「斬られ役」を演じていただいたり、
上級の子と保護者の対局では
駒落ち対局をしていただいたり…。

こういう機会があると、
保護者の方々にも教室を身近に感じていただけたり、
教室の子の顔を覚えていただりたりで、
保護者の方々を良い意味で「巻き込む」ことが
できる効果があるかもと感じました。

機会があれば、またこういう機会を設けて
保護者のみなさまにも教室参加していただける場を
設けていけたら良いなと感じた次第です…。
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岐阜新聞に掲載されました

2023年02月25日 | イベント
2月23日に開催しました伊藤博文七段指導対局会に関する記事が
岐阜新聞に掲載されました。


※画像をクリックすると大きな画像で見られます。

2023年2月25日 (土)付
岐阜新聞朝刊 16面(「西濃地域」面)
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伊藤博文七段指導対局会

2023年02月23日 | イベント
今日は、伊藤博文七段指導対局会を開催いたしました。

当教室では毎年一回、プロ棋士をお招きして、
「プロ棋士指導対局会」を開催しておりましたが、
2020年を最後に、コロナ禍のため開催できずにいました。

日本将棋連盟のガイドライン遵守のもと、
今年は実に3年ぶりに開催することができました。

今回、当教室にお越しいただいたプロ棋士は
伊藤博文七段です。
伊藤七段には、2018年にもお越しいただいており、
5年ぶり2回目のご来訪です。

今日の指導対局会に参加したのは18名の子たちです。
各自の棋力に基づいて六枚落ちから平手まで
各々の手合いで伊藤七段に指導をいただきました。



指導対局を終えた後は、感想戦で
伊藤七段からいただいたアドバイスをしっかりと聞き、
それを「指導対局ノート」に書き取ります。
良かった点、惜しかった点、感想を自分なりにまとめて
永久保存版です(^^)

”「勝ちたい」よりも「なるほど」とか
「この手の意味は?」を大切して指しました”
という旨を書いていた子の感想が印象的でした。
【指導対局は勝負であって勝負にあらず】
の意識が浸透しているようでとても感心しました。

今日は18名の参加であったため、
時間のペースなども心配しておりましたが、
さすがはプロ棋士の先生。
レッスンプロでもありますので
時間ぴったりに最後の子が終わるというあたりも
さすがプロの技でした。

今日の指導対局で勝てた子もそうでなかった子も
単に勝敗だけを心に留めるのではなく、
指導対局ノートに書き留めた自分の学びを財産として
歩み続けてほしいと思います。

最後に、今回の指導対局会の開催にあたって
会場の後片付けなどご協力をいただきました
すべての保護者さまに感謝申し上げます。

そして、遠路お越しいただきました
伊藤博文七段におかれましては、
今日参加したすべてのこども達に
優しく丁寧にご指導をいただきましたことに
重ねて御礼申し上げます。
ありがとうございました。



 
 
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二歩にまつわるストーリー

2023年02月22日 | 教室


中学生組は定期試験が終わり、
小学生組は名人戦が終わり、
次に向けてまた新たに歩き出しました。

先週、見学&体験入学に来てくれた子が
今日から新たな教室の仲間となりました。

先週、今週とまだ二回しか見ていないのですが、
呑み込み力や改善力に長けているような子に窺えますので
今後どのような成長を遂げていくのか楽しみです(^^)

今日の教室で印象的だった出来事…。
私が見て回っていたところ、
初級者の子同士の対局で「二歩」の反則が生じましたが、
対局者はお互いに気付いておりません。
私も、その瞬間は指摘しませんでしたが、
二歩の状態が解消(相手が取ったため)された後、
「さっき、二歩になっていたよ」と指摘しました。
その瞬間、お互いに「あー!」となり、
二歩をしてしまった子が潔く「負けました」と投了しました。

教室の対局だから私が終局前に指摘(助言)しましたが、
もし私が指摘しなかったらそのまま続行していたはずなので
この対局に限りそのまま続けるよう促しました。

私が感心したのは、潔く堂々と投了を宣言した子の態度です。
「そこまでして勝ちたいか」と執拗なまでに勝ちに固執することなく、
自分がした過ちを受け入れて引くところは引く。
当たり前のことのようですが、すべての子ができるわけではありません。

こういうマインドを持ち合わせて取り組んでいる子は
将棋の上達も期待ができる子だと私は思っております。
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