こども達は春休み真っ只中です(^^)
春休み期間中の水曜日は通常の水曜教室がお休みとなり、
替わりに春休み特別教室としての開催となります。
今日の教室での対局で印象的だったのは
昇級の一番を迎えた子の対局での出来事です。
最近、メキメキと力をつけて来ている中級位の子で、
今日の対局でも格上の子に勝利を挙げるなど
好調健在ぶりで迎えた昇級の一番。
途中、局面を見たところ、
優勢な局面で中盤戦を戦っていました。
”これは昇級を決めたかな…”と思っておりましたが、
その後しばらく経って、結果の報告に来たのは対戦相手の子。
「相手の時間切れ負け」との報告でした…。
秒読み対局に入っていた中で
秒読みギリギリで指したけど、
時計を押すのがタッチの差で間に合わず
時間切れ負けでした。
いくら局面で勝っていても
持ち時間が切れてしまえば”負けは負け”…。
勝負の非情なところであり、コワイところでもあります。
当教室での対局は通常の試合・大会と同様の
ジャッジメントをしております。
時間切れ負けや、二歩などの反則負け、
これらは大会などでは即負けとなるので、
教室での対局でも同様としております。
(しかし、勝敗はその時点でつけますが、
感想戦の一環として、その局面から指し続けています)
教室の対局は大会ではないので、やろうと思えば
時間切れや反則があった局面で「待った」をしてあげて、
その局面からリスタートということでもできますが、
それはしておりません。
それを認めることは簡単ですがそれを許してしまうと
また同じミスや失敗を繰り返してしまうからです。
痛みを実際に経験するからこそ
もうあんな思いをしたくないと
ミスや失敗に対して危機回避の意識が高まる…。
その結果としてミスや失敗が少なくなり
延いてはスキルアップにつながるものと考えております(^^)