Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

エースに求めること(25節長野戦)

2016-10-16 22:26:47 | マッチレポート16'


そんなにうまくいくわけねーだろ、とサッカーの神様から頭をぶん殴られたような今節の結果。もう一度前を向いて勝っていくだけ。



さんぺーの不帯同の理由が分からないけど、前節までの序列からいけば伊佐が先発だった流れでのキリノの先発起用。そして清本→怜。岩田不在の最終ラインの対応は想定通りだったものの、前線については試合前から動いてきた片野坂監督。試合後に監督が100%采配ミスと言い切っただけあって、今日は何をやってもダメだった。そんな印象の試合だった。


まずはキリノ。長野の最終ライン(特に阪田の脇を固める2番と3番)が想像以上に強かったこともあるけど空中戦はほぼ全敗。ごっちゃんとの連携皆無。上や前には強かった長野の最終ラインだけど、前半に怜が2度ほど飛び出した時の対応を見れば、裏への動きに対しては弱そうだったにもかかわらず裏抜けもなし。唯一良かったと感じたのは、自陣のマイボールのスローインで自分に投げられたボールの頭でのリターンを失敗してロストしたボールを絶対に奪い返すという誠実さを見せたプレー。ただしそれも結果的には相手に絶好の位置でのFKを与えたわけだけど。監督はキリノのプレーに何度も首を振り、たまらず後半10分で交代させた。ハッキリ言ってキリノの先発起用は失敗だった。

キリノの活かし方にも問題があったと思う。早々に空での優位性は保てないと誰もが気付いたはずなのに、キリノの頭を狙ってははね返されるという単調な攻撃が多かった。夏以降に練度の上がったボールを保持して主導権を握るサッカーは、前半あまりうまく機能しなくても我慢強く回していれば後半に相手がバテ始めるという効果を見せる試合も多かった。もっとそこを信じて遅攻に徹しても良かったと思った。前半の20分頃にスタンドに乗せられて長野の攻撃陣が猛烈にフォアチェックをかけてきたけど、修行の冷静な逆サイドへの展開で完全にかわされたのをきっかけに長野は全くフォアチェックに来なくなった。こちらのボランチをガッチリとケアするでもなかったからもっと主導権は握れたと思う。

前の記事でも書いた通り、ラストチャンスに賭ける長野は確かに強い気持ちで戦ってるなと感じるシーンは多数あった。ただハッキリと強いなと思うほどのチームではなく、残念ながらこの試合に対する思いの強さで負けたような印象。ただ長野はラスト2試合が栃木、鹿児島と自身が昇格出来るかどうかは別として、間違いなく昇格レースの鍵を握るクラブ。残り5連勝で来たとしても、うちが3勝2分で逃げ切れる。この敗戦を重く受け止め過ぎる必要はない。



何をやってもダメと感じた要因の一つ。高松の神通力も炸裂しなかったこと。



ラストプレーのCKでゴール前に上がったにもかかわらず競ることすら許されなかった修行。ごっちゃんからアイスの1本でもおごってもらうべき。



浦和がやり始めてからよく見るやつ。






2度目の南長野。メインスタンドからは初めてだったけど、やっぱり素晴らしい。位置や高さを総合的に判断するとバックスタンドの2階席最前列が多分サッカーを観るのにベストポジションだと思われる。





この時期になると大目標も目前に迫ってきて、サポーターとしては「こんな局面で不甲斐ない試合はまさかしないだろ」という勝手な思い込みをどうしてもしてしまう。チームとして十分に準備もしてきただろうし、選手たちも油断なんて微塵もしてないと思う。それでもうまくいかない試合がある。そんな試合は昇格争いや残留争いをしてきたシーズンを思い返してみても必ずあった。でもそれを仕方ないで割り切ってしまっては目標の達成はないと思う。ましてや残り5試合で栃木まで勝ち点5差と追い込まれた状況を考えればなおのこと。富山戦も今日の長野戦も個人的には決してネガティブには捉えていない。ただもうここからは理屈を超越した部分で勝ち点を取るような試合が出来なければ、栃木をひっくり返すことは出来ない。順位通りの結果にならないことは百も承知だけど、残り5試合にボトム3を残してるだけに可能性はあると信じてる。









ずっと試合に出続けてきた選手として初先発の相棒を活かすような仕事が全く出来なかったこと。90分を通して存在感を見せるようなプレーがほとんどなかったこと。ゴール前の絶好機をフカしたこと。修行まで上がってきたラストのCKで軸足をスリップさせ、チャンスをふいにしたこと。これら全てが不満なわけだけど、オレがもっと不満に思うことは、試合も残り10分くらいで相手陣内の左45度くらいのいい位置で得たFKを2階席に届こうかというくらいの勢いでフカしたこと。多分誰も触らなければそのままゴールに吸い込まれるような軌道をイメージして蹴ったんだろうけど、ミスは誰でもするし、フカしたことに対しては不満はない。でもその数分後に同じような位置からのFKでファーの選手の頭に合ったものの、フンワリと置きにいくようなキックをしたことが何よりも不満だ。大げさに言えば、あそこで置きにいくキックをするところに今日の不甲斐ないプレーの全てが凝縮されているとさえ思う。こういう試合に勝つこと、昇格することってそんなに簡単なことじゃない。

でもオレは信じる。お前がこのチームのエースなんだから。お前のゴールでオレたちをJ2に連れて行ってくれることを信じてる。
ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 運命のラスト6 | トップ | 何が起こるか分からない(2... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL