Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

町田ゼルビア定期観察

2011-10-02 21:17:04 | トリニータ
今日は西が丘へ。

JFL・町田―栃木ウーヴァです。何だかうまくスケジュールが合っちゃって何とこのカードを今年は裏表両方観ることが出来ました。

まずは先週Jリーグへ加盟申請を出した町田。スタジアム問題はどうやらパスしそうなので、後は4位以内の確保と動員3千人を超すこと。


入口に掲示されていた非常に分かりやすい現在の動員状況。


そして本日の入場者数。今日は町田から遠く離れた西が丘開催だったため仕方ないのかもしれないけど、ちょっと少ない。現在平均で3千人を超えてるけど、これは松本山雅が作ってくれた数字に他ならないわけで、この後寒くなってきて雨が降ろうもんならお客さん来なくなるぞ。もっと動員がんばれ。


Z旗が掲げられる町田ゴール裏。2年も待たされたサポーターはZ旗でも掲げたくなるような思いでしょう。


試合は8月に観た時から町田に大きな進歩はなく相変わらずの苦戦っぷり。前節もソニー仙台に負けたりとやっぱり真っ向勝負をしてきてくれないところを苦手としている様子。ただこれは分かるような気がして、大分の時も優勝を狙う清水や川崎には勝てるものの、中位から下の京都や大宮に勝ち切れなかったのが、ポポさんのサッカー。

今日の試合は後半10分頃の栃木の若林選手の退場を機に全く別のゲームに。




町田の田代選手のバックチャージに反応した若林選手のスパイクが田代選手の顔面をヒット。もちろん若林選手は1発退場だったわけだが、何だかこのシーンを観ててとても違和感を感じた。若林選手のスパイクをした行為を支持するわけではないけど、戦っている人間なら、あれほど厳しくバックチャージを受けたら瞬間的に体が相手に対して反応するのはある程度は仕方がないと思う。ただあの一連の揉み合いの中で事の発端となった田代選手へのイエローの提示を忘れてしまうところにJFLの審判のレベルを感じる。またその後の治療中に田代選手はバックスタンドの町田サポに対して「してやったり」といった不敵な笑みを向けて拍手を受けていたけど、ちょっと不誠実さが残念。


ただ個人的にはあのレッドカードは町田に何のメリットももたらさないだろうなと試合が再開される前に感じてました。そして結果的にその通りに。上記の通り、この日も攻めあぐねるシーンが多かった町田。そして数的不利になった栃木が取る作戦といえばリトリート。写真のように最終ラインに6人も並ぶ栃木ゴール前にスペースはなく、結局スコアレスドロー。


栃木ホームでは前半早々に若林選手に決められた先制ゴールに最後の最後まで追いつくことが出来ずに敗戦。町田ホームでも極めて後味の悪い勝ち点1。結果的には経験のある若林選手に180分通して振り回されたような結果になっちゃいましたね。

今節もライバルチームが軒並み勝ち点を稼いだため町田のアドバンテージも徐々になくなりつつある。町田は高崎やジェフリザといった下位チームと2試合残しており、一般的には有利に感じそうなもんだけど、この取りこぼし癖を治さない限り苦しい状況が続くと思う。今日は嫌なシーンを見たけど、ポポ町田には絶対に昇格してきてほしいと思ってるのでがんばってほしい。今季はこれでスタ観戦5試合目。もう立派なプチゼルビスタ。

最後に忘れちゃいけない石田良輔。









今日もベンチスタート。


エースGKの修行がどれくらいで戻ってくるのか分からないけど、今日スタメンのセレッソ等で活躍した吉田は、町田が攻めまくっていて1分1秒でも惜しいアディショナルタイムにボールを持ったままペナルティエリアを出てしまうという大チョンボを犯してしまったりとおよそベテランらしくないので、次節あたり石田にチャンスが回ってこないかななんてトリニータサポータとしては期待してしまいました。
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