自由と正義のための選択肢

今後の日本の進むべき道を考える政治ブログ

悲惨!かつての大帝国

2017-05-18 10:00:00 | World Poli...

かつて世界を征服した大英帝国。"日の沈まない国"と呼ばれた。
世界に植民地を持つ大帝国は国全体が夜になることは無かった。
蓄積された富は莫大なもの。植民地を失った今もG7の一員。
いち早く揺り篭から墓場までの手厚い福祉を実現した国だ。

過去の栄光は忘れがたいが過去にばかり縋っては生きられない。
高福祉は生きる意欲をそぐ。かつて英国病と呼ばれた。
EU加盟で忘れられたようだが、基本は変わっていない。
変ったのは高福祉を目当てにしたEU移民や中東難民の流入。

繁栄しているのは金融や多国籍企業の集まるロンドンだけ。
その他は証券仲買人の息子キャメロンにはどうでもよかった。
製造業の有名ブランドは外資に買収され、新たな発展が無い。
古びた製造設備と硬直した労働慣行。生産性向上も望めない。

英国の悲惨な状況を暴露したのが今回のサイバー攻撃。
英国のNHS国民保険制度は甚大な被害を受けている。
何と未だにWindosXP を使っているそうだ。
診察や手術の予約を確認できない。保険証を使えない。

グロバリズムと財政均衡主義は国家を破壊する。
富裕層は中米のペーパーカンパニーを使い税金逃れ。
移民難民の流入で社会保障費は増大。踏んだり蹴ったりだ。
緊縮財政と移民受け入れ。日本の将来が心配だ。



最新の画像もっと見る