タッチ＆ゴー！（１）

３月某日、朗らかな陽気に任せるがままに、勢いで買ってしまった青春１８きっぷ。
そして徹夜で作った資料のような、後で読み返すと「ダメだ！」とハッキリわかる無茶な計画。
２年ぶりの旅打ちでテンションは高いが、道中は不安だらけだったのが正直なところ。
青春１８きっぷの旅打ち’12春、まずは第一部。全４０話予定。飛び飛び掲載ですが、気長に読んでいただければ。

3月27日（火）
大野城20:34→【ＪＲ】→博多20:49
初っ端からヤマ場登場。上がったテンションが一気に下がる。この齢でまだコレに乗るのか…
博多駅で待ち構えるは、幾多もの旅人を救い、そして泣かせてきた鉄の要塞。


高速バス４列シート・トイレなし。さぁ地獄の始まりです。
久しぶりの高速バス移動。今までの経験上、早めに寝ようとすると逆に寝れなくなるので、今回は消灯ギリまで
起きていたが、そんな事ァ関係なく。寝れないものは寝れないもので。一切の身動きすら許されぬ残酷な環境。
窓際席だったのが唯一の救いだが…正直寝れてはいない。所々で意識を失っただけという感じ。

3月28日（水）
博多21:20→【高速バス】→6:35三ノ宮

本当は大阪で降りる予定にしていたが、予想以上にバス移動が苦痛であった。
よって、どうせ青春18きっぷで移動するんだから…という事で、三ノ宮で下車。
あぁ空気がうまい。缶コーヒーが美味い。グーッと伸びができる。生きてるって素晴らしい。


三ノ宮で飯を食うかと思ったが、ココで時間を食うと、間違いなく通勤ラッシュに引っかかる。
という事で、早々に電車移動。混雑と無縁の場所で飯を食う事にする。
三ノ宮6:44→【ＪＲ快速】→京都7:47
相変わらずＪＲ西日本、というか近畿の快速は本当に速い。その名の通り”快速”である。

～続く～