迷走日報。。。

競艇・競輪・オートレース・ばんえい競馬…博多の小バクチ打ちが綴るグダグダ日記です。目標は毎日更新。

福岡04(改)

2006年09月13日 | 競艇
改めて昨日の優勝戦をふりかえる。

その時、私は福岡本場にいた。藤丸の悲願成就の瞬間を見届ける為に。
中央ステージでは城南区の松田雅文さん(懐かしい響きだ)が舟券講座してた。
藤丸アタマの3連単20通りを全て押さえ、万全を期して優勝戦に挑む。

そしてレース開始…外で観戦、アナウンスなんて聞こえやしねぇ。
藤丸が捲ろうとする、今垣がブロックしつつ捲る、藤丸がその内を差す…
舳先が入る!差しが届く!この瞬間「ほんの数秒だけ」夢を見る。
その「ほんの数秒後」、モニターに藤丸のF返還を知らせる文字が表示された。
目の前が真っ暗になるほどのショックを受ける。

もはやレースを最後まで見届ける気力はなかった。払い戻しなんてどうでもよかった。
1分1秒でも早く、この場(競艇場)から立ち去りたかった。
広太郎の表彰式とか、そんな事どうでもよくなっていた。
人ごみをかき分け、逃げるように出口へ向かう。
出口に辿りついた瞬間、今垣を祝福する花火が那の津水面に鳴り響いていた。

雨ざんざ降り。カッパ着用で家路につく。
なんとか冷静さを保とうとしていたが、黒門(当仁小)辺りで悔し涙が出てきた。
あえて藤丸擁護の事を書く。確か普段の藤丸は体重調整0.5kgのはず。
それが優勝戦で1kgに増えたという事は、それだけ気合が入ってたんだろう。
他場のG1はいらん、福岡のG1が欲しい。藤丸はインタビューでそう言った。
今回こそ藤丸に福岡の記念を獲ってほしかった、獲らせてあげたかった…

とはいえ、G1優勝戦でのフライングが大罪というのもまた事実。
返還金額1億6千万円。施行者も頭抱えたことだろう。
ペナルティは6ヶ月のG1参戦不可…腐るな、耐えて忍んで大輪の花を咲かせよう。
10月の福岡ダービーは出場可能。ダービーで今回の雪辱を晴らしてくれ!藤丸!

しゃぼん玉とんだ、屋根までとんだ、屋根までとんで、こわれて消えた。
風風(かぜかぜ)吹くな、しゃぼん玉とばそ