世界のはずれから勝手に叫んでみる男の日記・var2

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凶悪事件簿 補足 海外編(簡易版)

2006年12月31日 | 忘備録

 海外事件編を消してしまいましたので、事件そのもの(ついでに知っておくべき海外の事件・人災)について書き直しました。いろいろなものを参考にしながら書いているので多少ずれているかもしれませんがご容赦を。事件の後のカッコ内は(最初の事件が起きた年・起きた国・犯人その場で死亡の場合もしくは死刑判決が出て確定している、または死刑執行済み場合は*を併記、終身刑や死刑執行前などで死んでいる場合は+と表記)の順番。数字に関してはウィキペディアの英語版を参照。(上の数字も)

  • 大邱地下鉄放火殺人事件(03・韓国+)……ここであげる中では最大数の犠牲者を出した放火殺人。自殺志願者の男がガソリンを撒いて放火。一気に火が広がった状況でホームに突入。さらにそこに向かいの電車が入ってきたことと、防火に関して全く理解がなかった指令センターの司令、現場の判断のミス、さらには列車の素材が燃えやすいものを使っていたこともあり前代未聞の大惨事に発展。放火された電車撮りも向かいの電車のほうが人的災害がひどかった。惨事に気がついたのは警察と消防署だった。地下鉄のホームが一転して地獄絵図とかした。犠牲者は192人。放火をした男は放火した直後に逃げ出していたが警察に逮捕された。裁判で死刑が求刑されたが、心神耗弱が認められ無期懲役に。ただし翌年の夏に脳卒中でこの世を去っている。犯人以外にも鉄道運営関係者に逮捕者が出まくった事件。
  • ジャーマンウイングス航空機墜落事件(15・フランス・*)……一言で言えば「日航逆噴射の最悪版」。精神的に問題のありまくる副操縦士が、操縦士がコックピットを離れた隙に閉めだしてそのまま山肌に期待を衝突させて乗員乗客150人全員が死亡した事件。単独犯による短時間による大量殺人としては過去最大の数となったがゆえにテロ事件かと思われるほど。(即座に否定されたが)墜落原因はボイスレコーダーなどの解析によりすぐに自殺によるものと断定された。さらにその後のドイツ警察の調べでこの副操縦士がパイロットとしての勤務を医者から禁止されていたにも関わらず、さらに精神的なものと肉体的なものからパイロットの道からは外される可能性があったことから、それに悲観しての自殺じゃないのかという結論だった。史上最悪の無理心中と言っても過言ではないと思われる事件。
  • コロンビア連即少年性的暴行殺害事件(92・コロンビア・エクアドル)……連続殺人犯としては過去最大の数字を持っているのではと言われている。父親の虐待と他人からの性的暴行を受けて育った彼は、やがて少年を中心に牙を向けることになる。性的暴行をした後に殺害。更にバラバラにして埋めるということを繰り返していた。事件の発覚は36人の遺体が一気に発見され、その後連鎖するように他の場所でも発見されたことから。しかし当初は単独犯だとは誰も思わなかった。しかし99年に犯人がある少年の性的暴行で逮捕されたと気に138人を殺したことを自供。しかし実際には400人を殺したのではないかと言われている。普通に考えれば終身刑なんだろうが、南米の刑はかなり軽く懲役30年。しかも模範囚であることから22年に軽減。更に早い時期に態度次第で開放される時期が早まるとか。ただしコロンビア当局は出す気はないそうだし、エクアドルが引渡しを求めているという話もある。
  • ペドロ・ロペス(66?・コロンビア・ペルー・エクアドル)……機能不全家族の究極版の成れの果てと言ってもいいような大量殺人。売春婦の息子として生まれた彼は妹に性的虐待をして村を追い出される。その後浮浪者としての生活を送り車を盗んだことで刑務所の中に入る。そこで入ってすぐに性的暴行を受けその逆襲のために襲った4人中3人を殺害。しかし同情を集める形で短い刑期で終わったのだが、ここから彼の大量殺人が始まる。警察の関心が引くということを利用してインディオの少女を誘拐しては殺すということを繰り返し、犯行は3つの国に渡って行われた。しかも警察が手を抜いたのが一度逮捕される者の国外追放だけで済ませてしまったので犠牲者は増える。警察の見方が複数のグループによる人身売買組織によるものだという誤解が、拡大を招いた。結局洪水により4人の遺体が同時に発見されたことから、事件が別物だと発覚。エクアドルで16年の刑期に服した後にコロンビアへ戻されるがそこで50ドルという端金で釈放。2002年に逮捕状をとったのだが行方不明になってしまっていた。どうも遺族の誰かに殺されたのではという話だが……
  • ニース観客襲撃テロ(16・フランス*)……フランス革命記念日に発生した大量無差別殺人。トラックを暴走させて花火帰りの観客を次々と轢きまくり、84人以上(これを書いているときはまだ重体の人が50人以上いる)の命が失われた大惨事。犯人はチュニジア系移民で、事件を起こした後にフランス警察によって銃撃戦の後に射殺されている。後日ISが犯行声明を出しているが、ほかのISがおこしたテロと違って、準備周到という割にはその準備してきたものが稚拙だったりすることから、関連性は不明。典型的ホームグローンテロリスト犯罪であると同時に、テロのターゲットが普通の一般市民に写ってしまったという所長的な出来事。
  • コロンビア連続少女殺害事件(74・コロンビア・エクアドル・+)……継母の虐待といじめによってネジ曲がった心は性的暴行の罪の後にブラジルに不法に逃げ出そうとして失敗。この時から少女ばかりを狙う殺人鬼に変貌する。この事件で一度刑務所に入るものの、成功(この時当局は失敗して死亡と発表)。エクアドルでその殺人を犯し続けることになる。ギャングのよるものだという思い込みが被害を拡大いさせていった。帰途にいたと気に殺した直後の少女の血まみれの服を持っていたことで逮捕。大量殺人も表に出ることになる。エクアドルでの最高刑は懲役16年。しかしその刑務所の中で殺された内の一人の委嘱によって殺されてしまう。犠牲者数は自供による72となっているが150とも。
  • ノルウェー連続テロ(11・ノルウェー)……首都オスロの政治の中枢に近い場所で爆発があり8人が死亡するというテロ事件が発生。しかし衝撃はその後だった、その後政党のキャンプで男が銃を乱射、そこに来ていた学生を始めたと多数の人間を攻撃し69人を殺害する。犯人は政府の移民政策に不満を持つのものの犯行で、その場で逮捕された。しかしこの男の場合はノルウェーで事件を起こしたという意味合いで助かることになる。ノルウェーのような国は犯罪者に対して寛容なところがあり懲役刑の最高年度が他の国に比べると低い。最高で21年という短い期間で刑務所に入ることになったのだが、腐った根性は生来のものだったのか、刑務所にあるゲーム機が古いからと言って裁判をおこしていたりする。
  • ウポムゴン事件(82・韓国・*)……ノルウェー連続テロが起きるまでは長い間この事件が大量殺人事件のカウントでナンバー1だった。勤務態度不良により青瓦台から左遷されてきた警官が、酔って帰ってきた時に自分の胸に止まったハエを取ろうとして叩かれたことから喧嘩に。警察署において大量の拳銃を持った上にさらに酒を煽ったこの男は凶行に走る。電話交換手3人の殺害をきっかけに市場に手榴弾を投げ込む、そこから出てきた人を銃撃するなどして暴虐の限りを尽くした。さらに電話交換手が最初に射殺されたこともあり、事件が周辺にい伝わるのにも時間がかかってしまった。武装警察がやってきて追い詰めを開始した時にはすでに、あらかた暴虐をし尽くしていた状態だった。結局最後はその武装警察に追い込まれながら、最期に3人を巻き添えにして自爆。犠牲者の数は表向きは57だが、60を超えているという話もある。政治問題にも発展して時の大臣が交代になるなど影響は大きかった。
  • チカチーロ(78・旧ソ連・*)……社会主義が生み出したソビエト史上最悪の悪魔。性的不全に近い男が起こした大量殺人。何度も解決するチャンスはあったはずなのだが、ソビエトの大量殺人は民主主義の堕落だというある種の思い込み(@)のせいで、まともな捜査すらせずに逃げ続けることが出来た。そのため犠牲者がどんどん増えた上に、犠牲者の年齢も性別のバラバラだったことも重なって、被害が拡大して行った。22年の間に殺したとされる人数は52人。各地を回っていたために旧ソ連全体に被害が及んでいる。最終的にはKGBの介入によって逮捕されている。その後銃殺刑に処されたのだが、その脳を買った日本人がいる?という話も。
  • フロリダ銃乱射事件(16・アメリカ・*)……フロリダのナイトクラブでいきなり男が銃を乱射。同性愛者が集まる場所だったゆえに、事件そのものも単純に銃乱射事件というよりも、ヘイトクライム型犯罪といったほうがいいというケースも。犯人はアフガニスタンからの移民で、FBIからもマークされていた。男が殺した人の数は49。アメリカにおいてはどの銃乱射事件よりも多くの犠牲者が出てしまったがゆえに、銃規制が叫ばれる一方で、反対二重を持つという人も急増してしまっている。ある意味アメリカの最大の急所とも言ってもいい、自分を守るための銃が相手を殺すための狂気に化けてしまうという状況を生み出し続けている。ISと関係があるとされ、ISも犯行声明を出している。
  • ラスベガス銃乱射事件(17・アメリカ・*)ラスベガスのカントリーミュージックのフェスの会場にいきなり縦断の嵐が降り注ぐ。10分間の惨事の間に犠牲になったのはアメリカ過去最悪の58人。場所が場所ゆえに特定に少し時間がかかった上に、警官が踏み込もうとしていた時には犯人は(銃乱射直後だと思われる)自殺をしていた。のちの捜査で使われた銃に関しては殺傷力の高い装置につけられていたこと、本来だったら流通指定はいけないその装置が100ドル程度で売られている事実も浮かび上がってきている。犯人の動機は最後まで不明という公式発表だが、おそらくは鬱の反動が強烈な形できたのではという推測が。アメリカらしいのはここから。負傷した学生が全方向に対して訴訟を起こしている。(弁護士は金目的ではないといっているけれど、どう転んでもその弁護士が怪しいという話も)
  • グリーン・リバー・キラー(82・アメリカ・+)……82年から84年にかけて売春婦ばかり殺される事件がアメリカとカナダで発生。その数は総計109という前代未聞の数だった。証拠も少なく迷宮理になっていた事件だった上に一度は捜査本部が解散されてしまうほどだったが2001年に昔取っていた証拠を科学捜査にかけたところDNA鑑定から彼の存在が浮かび逮捕される。司法取引によってアメリカにおいて殺害した48人についてはすべて白状している。(そのため終身刑だが、ほかの州に行けば死刑確実とも)性的暴行ののちの殺人が多いのだが中にはバラバラ死体もあって本当に彼一人で109という人間を手にかけたのかというのが不明。
  • チェスボードキラー(92・ロシア+)……典型的シリアルキラーが引き起こした大量殺人事件。9年間の間に殺したとされる人数は確定数で48。実際はチカチーロよりも61から63まで。友人殺しが最初の犯罪だが、主に犠牲になったのはホームレスだった。ウォッカを飲ませてその後殺害。近くの公園に埋めるという手法を繰り返した。「私にとって殺人をしないということは、食べ物のない人生と同じ」戸いう言葉あまりにも有名で、シリアルキラーの精神構造を端的に表す言葉として有名になっている。当時のロシアのマスコミはチカチーロに影響を受けたと騒ぎ立てたが、そのチカチーロとの大きな違いは司法の考え型が大きく変わったこと。チカチーロは死刑に処されたが、その後ロシアでは死刑が実質的に廃止になっているために無期懲役という罰則で刑務所の中にいる。
  • 連続売春婦殺害事件(73・アメリカ・*)……生まれた時からネグレクトに晒されていた男が起こした事件。彼はその憎悪を売春婦に向けていた。というのも彼を産んだ売春婦は彼を産んだ直後から実質的に放置をしていたため、保護の後に養子に出されていたがすでにその段階で歪みきっていたために超がつくほどの問題児になっていた。そんな彼が親の職業である売春婦に憎悪を向けてその毒牙をかけていくことになる。警察官の誘導尋問に引っかかる形で自爆。そこから死刑判決が降りたのだが、そこで10代の殺人を告白、さらに延命のためにもう一人殺したことを告白し最終的に42人になったのだが、その告白の時ときのフロリダ州の知事は「もう処刑するかしかない」と言った。(この時の言葉はあまりいも有名)結果的に電気椅子で処刑されることになる。事件の中には一部冤罪も含まれている説もあるが……
  • ジョン・ウェイン・ケーシー事件(72・アメリカ・*)……端から見ていると普通の優良市民というイメージがする男が実は大量殺人犯だったという猟奇的事件。時折ピエロの格好をすることから殺人ピエロとも呼ばれた。少年を何らかの形で呼び出して性的暴行、自分の性癖を隠すために少年たちを殺害するという手法でその数を積み重ねていった。公式認定された数は33。しかし身元不明の人もあり、最近の最長から増えるのは確実秘されている。ちなみにカーター夫人と握手している写真が残っている。
  • ヴァージニア工科大学銃乱射事件(07・アメリカ・*)……アメリカにおいて銃乱射事件としては過去最悪(スクールシュ-ティングとしても最悪の数字)の犠牲者を生み出した事件。大学構内でいきなり銃乱射、わずか10分の間に25人以上の学生・教師を殺害。警察が踏み込んだ時には班員は頭を自ら打ち抜いて自殺をしていた。当初情報として流れていたのは東アジア系の顔ということもあり、日本人や中国人が犯人に疑われたのだが犯人は韓国系アメリカ人だった。事件と同時に送られた犯行声明ビデオは、彼の異常性を表しているといえる。
  • フィリピン人肉食殺人事件 (不明・フィリピン)……人を食うということにとらわれた女性が起こした大量殺人事件。推定確定数で31(つまりこれ以上あるということ)。この中には彼女の夫も入っているが、それ以外の犠牲者はすべて女性だった。証拠として人肉を入れた冷蔵と一緒に映っている彼女の写真は、彼女が何をしでかしたのかがまったく理解できていない様子がうかがい知ることができる。捜査には協力的だったが、人肉に対する執念が解消されることがなく、刑務所で看守を襲ってその指をかみちぎったという話も出てきている。
  • テッド・バンディ(74・アメリカ・*)……一見すると好青年に見えた男は異常性愛を持つ男だった。74年から78年にかけて30人を殺した自供しているものの、性格な数はわかっていない。性的暴行をした挙句に殺し、さらにその死体を自分の性的要求に使うという異常っぷりから当時のFBIの心理操捜査官は「ケダモノ」と彼を称している。最初はかなりのポリシーを持って襲う相手を決めていたようだったが、一度脱走をした後の強行においては、そのポリシーもない状態での殺人が多かった。裁判においては国選弁護人ではなく、自分自身で弁護した。最終的には電気椅子で死刑になったのだが、彼が死刑に処されたというのを信じない人が多かったためかその姿新聞で公開された。
  • マクペラ洞窟無差別銃撃事件(94・ヨルダン・*)……今で言うヘイト型犯罪+過激思想感化型犯罪の源流にある事件。ユダヤ教徒イスラム教の宗教的な日が重なったときに、アメリカ出身の医師がムスリムに向かって銃を乱射。そこにいた29人が死亡する惨事になった。男はそこで生き残った人達によってその場で殺されることになる。犯人の男はユダヤの極右主義に染まっていて、普段からそのヘイトありまくりな言動によって問題視されていた。さらにそこに和平プロセスが成立しそうになってそれを阻害するために犯行に及んだとされている。そして隠れてしまっているが彼をダークヒーロー化する一部の動きも、この後の同様の事件の源流の一つになっている。
  • サンディフック小銃乱射事件 (12・アメリカ・*)……12年のクリスマス前に起きた事件。早朝に母親を殺害後、学校に侵入。銃を乱射をして26人を殺害した事件。すぐにスワットが到着したのだが、その段階ですでに犯人が自殺していた。事件後に発覚したのは優秀な学生という顔と武器マニア(ただし銃関係は親が買っていた)という二面性。さらに大量殺人に対する興味などがあり、精神病院へ入院させようとした母親との間でトラブルがあったことが推測されるのだが、本当の動機は不明。これを端に発する形でオバマが銃規制を打ち出すのだが、いかんせんアメリカの闇といってもいい部分に切り込んでいるだけに、銃規制そのものが前進する様子がない。それでも銃規制反対派の団体の力が急速には弱まっているが……
  • 建国門事件(94・中国・*)……一人っ子政策が元になった銃乱射事件。第2子の中絶を迫られその手術中に妻が死亡。本人の性格的問題(そのために降格させられていた)もあり、一気に不満が爆発。政治員を射殺後に、上官3人も殺し、乗っ取ったジープの運転手も殺す。更に北京において銃乱射事件をおこし大量の犠牲者をも生み出す。たちが悪かったのはこの犯人は狙撃兵であったこと。これにより簡単に近づくことも出来なかった。それゆえに銃撃戦になった時多数の警官や一般市民が巻き添えに。(23という数字も最低の数字でありもっといるとも)犠牲者の中にはイラン大使の親子も。しかしこれを知る人間が少ないのは中国がすぐに情報統制をしいたため。社会主義国故にこれよりも上のレベルの大量殺人事件が存在するのだが、詳細が隠され続けていて不明すぎる部分も。事件後大量の人事的処分が行われた上で、彼の所属していた部隊は事件を受けて部隊ごと地方に飛ばされている。
  • ロシア人警察官による 問題性癖殺人事件(94・ロシア・+)……民主化後のロシア東部で発生した大量殺人事件。犯人はよりにもよって治安を守る警察官だった。パトカーでで送るといって女性を載せて暴行殺害する形で29人(確定数は22)を殺したとされる。その殆どが警官を退職するまでの99年までの間に行われていて、犯行をやめたのは00年にEDにかかったためといっている。水曜日に犯行が行われていたことから「ウェンズデーキラー」とも呼ばれた。長い間捕まらなかったのだがDNA鑑定などでようやく逮捕。最初の事件から21年たった2015年に終身刑の判決が下った。
  • ソウル連続20人殺害事件 (03・韓国・*)……わずか10か月の間に20人を殺害。犯人の男は窃盗事件を起こして少年院に入ってから典型的な転落人生を送っていた。さらに結婚後も犯罪を繰り返し妻が愛想をつかして離婚。犠牲者の中に売春婦が比較的多かったのは、元妻も売春婦だったが故の当てつけとも。31人殺害したと本人は言っているものの、確定数は21。しかしそのあとにそのうちの一人が別な連続殺人事件のほうの犠牲者だったことが発覚して最終的な数は20になった。
  • ウクライナ21(07・ウクライナ+)……おそらく少年犯罪(この場合は20以下の年齢の人間による犯罪)としてみた時にこれほど凶悪なのはないという事件。19歳の少年二人(+一人)がわずか一月の間に21人を殺害。その行為を映像にとっていたのだが、08年に犯人以外の誰がの手によってそれが流出。大きな衝撃を与えた。社会的弱者を狙った凶悪犯罪は国を揺るがす大問題にまで発展。世論調査でも判決に対する評価が二分されるほどの凶悪事件。
  • クライストチャーチ銃乱射事件(19・ニュージーランド)……警察発表はテロ事件だといっているけれど、どう見てもヘイトクライム犯罪にしか見えない事件。クライストチャーチにあるモスクにいきなり男が乱入して銃乱射。その場にいた人たちのうち50人が犠牲になってしまった。犯人を捕まえてみるとニュージーランドの人間ではなくて隣国オーストラリアの人間。本院は英雄気取りかもしれないけれど、典型的な時代遅れ思考(もはや彼の思う白人のそのものがマイノリティ一直線)の自己中心的な臆病者という指摘がそこら中からなされている。一番の衝撃的なのはこいつはその様子を実況中継していたところ。ひょっとしたら探せれば見つかるかもしれない。
  • ロブ小学校銃乱射事件(21・アメリカ)……テキサス州の小学校で起きたサンデイフック小事件に次ぐスクールシューティングにおいての犠牲者数を出した銃乱射事件。18歳の男が自祖母を殺害した後に小学校に移動、4年生の教室に立てこもると銃乱射を繰り広げる。児童19人と教師二人が犠牲に。警察の行動に大きな問題(対応できる装備をしていたのに動かなかった→それを公表したマスコミにも批判があった)があったことで被害が拡大したと思われる。警官だけでは解決に至らずに国境警備隊の力を借りることでようやく犯人射殺という形で解決することになった。犯人にはいじめられていたという話があるのでいい加減にいじめに関しての国際的な取り決めが必要なのではと思ってしまう事件。ただそれ以上に銃規制が全然進まないアメリカの住民対立の根深さも残っている。
  • ネパール王族銃乱射事件(01・ネパール)……ネパールの皇太子が銃を乱射して多数の王族を殺したという衝撃が走る。公式発表ではリアルロミオとジュリエットという感じの愛情問題が絡んだといわれているが真相自体が不明。むしろうさん臭さが出てくるほど。というのも国王の弟が大事な会議のはずなのに出席をしなかったこと、国軍が受精に気が付いていないという点、やった本人はその後に不自然な自殺をしたこと。さらに国王の弟の関係者に犠牲者が出なかったことから、国王の弟(息子にも)に疑いの目が向けられる。もともと人気のあった国王がこういう形で殺されてしまい、あとを継いだ野心たっぷりの弟に当然向けられる目は厳しくなる。よせばいいのに。この弟は、しでかしたことそらすためにを他の行動にすり替えてしまうが国民不満は一気に高まって民主化運動に発展。カリスマをああいう形で失った状況ではそのカリスマのカの字もない新国王に抑えられるはずもなく王国はあっさりとつぶれてしまった。

 こっからは知っておくべき事件(カッコ内は犯罪のあった年もしくは初版の年・起きた国・犯人死亡死刑確定の場合は*、終身刑および死刑執行前に死亡の場合は+)

  • テキサスタワー銃乱射事件(66・アメリカ*)……銃乱射事件の歴史を振り返ると確実にぶち当たる事件。狙撃能力を持った元海兵隊員の男が大学の時計塔に侵入。観光客や受付を殺害をして立てこもる。警察を相手にしても立地的に優位に立っていたためになかなか近づくことすら出来ず、結局地下を通って侵入をしやっと射殺をして事件に幕を下ろせた。犠牲者数は15。事件後解剖が行われて脳に腫瘍があったことが発覚したが、これと事件との因果関係は不明。事件以後各地で特殊部隊が作られることになった。今で言う銃乱射事件の中で重要なウェイトを占める事件。
  • ケネディ家の落日(JFK暗殺63・アメリカ、ロバートケネディ暗殺66・アメリカ)……あまりにも有名な暗殺事件ではあるのだが、弟の暗殺とその後のケネディ家の落日を考えると別々にするというのはちょっと無理があるのかなあと思ってまとめる。アメリカ大統領JFケネディがダラスで遊説中に頭を撃ち貫かれて暗殺される。衛星中継のシステムの最初の事件として日本でも速報されたこの事件。とにかく謎が多い。へんてこな動きをする銃弾、警備体制の不備のオンパレード、上げたらきりがないほどの陰謀論。調査結果を隠し続けているというのがこの問題に拍車をかけている。犯人とされる男はこの2つの暗殺事件以後アメリカにおいての名門とされるケネディ家の光は急速に失われていく。犯人とされる男は事件2日後に狂人と化した男に殺される。(この男も事件から4年後に死亡。これも若干怪しい部分があるが)で、弟ロバートケネディは大統領選のキャンペーン中に暗殺される。犯人はパレスチナ移民で、政策に反対しての強硬だった。その代償として仮釈放のない終身刑に近い扱いを受けている。(カリフォルニア州へ死刑を廃止しているので)いご、ケネディ家の人間には災難が連続して襲い掛かっている。(普通に過ごせている人が少ない)
  • コロンバイン高校銃乱射事件(99・アメリカ*)……銃乱射事件+スクールシューティング+少年犯罪で語られることが多く、今でも引き合いに出されることが多い事件。学校内で権力者と思われる生徒からいじめを受けていたとされる二人の少年が、その権力者たちがいる教室や徒手室に向けて銃を乱射。12人の犠牲者が生まれてしまった。犯人二人はその場で自殺。事件がわずか45分ですべて終わったという衝撃もさることながら、実行犯は17歳であったこと、さらにはいじめ問題が背景にあったことからアメリカだけではなく全世界に衝撃が広がった。しかしそれと同時に警察の怠慢がそこらじゅうで噴出。警察不信がハッキリとした形でのちに大きく出てくるきっかけにもなる。
  • アメリカ同時多発テロ(01・アメリカ*+)……別名「9・11」。いきなり複数の飛行機がハイジャックされ、ハイジャックされた4機のうち、2機がワールドトレードセンター(一機目が突っ込んだ瞬間の映像もあるが、たいてい探すとすれば二機目が突っ込んだ瞬間の映像を見る機会が多いと思う)を、更にもう1機がペンタゴン(アメリカ国防総省)に突っ込むという前代未聞のテロ事件が発生。重さと熱に耐え切れなくなったワールドトレードセンターはパンケーキクラッシュを起こした崩落。(ある有名歌手がその状況を適切に解説していた)過信による避難経路の減少など日本ではありえないレベルの突っ込みどころが多く、突入した段階で数少ない避難経路がつぶされて命運が尽きていた人たちもいた。さらにビル関係者の応対があまりにもまずすぎてそれが犠牲者の拡大を招いたという指摘がある。4つのテロの犠牲者総数は2977人。テロ事件の数字としては最大を誇る。これがきっかけで起きたのがアフガニスタン報復戦争。さらにイラク戦争へとつながっていく。首謀者であるとされるウサマ・ヴィン・ラディンはアフガン報復戦争の時には無事だったものの、その後パキスタンにおいてアメリカ特殊部隊によって暗殺されている。バカバカしい数のレベルで陰謀論の中心にある。
  • ミュンヘンオリンピック襲撃テロ事件イスラエルによる報復(72・ドイツ*)ミュンヘンオリンピックの選手村に侵入して9人の人質を取る。テロリストなど234人を解放させるための人質交渉だったのだが、イスラエルは拒否。さらに西ドイツが自力解決を選択したことで、大参事を招くことになる。特殊部隊がなかったたこと、突入作戦事態がマスゴミを通じて向こうに筒抜けだったこと、さらに作戦が遂行されたもののその時に犯人の一人が自爆したことで最悪の事態になってしまった。人質に取られた9人全員が死亡するというオリンピック最大の汚点になってしまった。ただ事件はこれだけには終わらなかった。ぶち切れたイスラエルによって組織に対する復讐劇が幕を開ける。時の政権は関係者の暗殺を決定。テロ組織とPLOの関係者の暗殺とその報復が行われる中で、モサドが間違って一般人を殺したことから報復行動が表面化。その中でも最終的には首謀者の爆殺に成功をして幕引きを図った。但し組織のトップに関しては報復の最中フランスにつかまり刑務所の中に送られることで難を逃れている。
  • アトランタオリンピック爆破事件(96・アメリカ+)……平和の祭典の真っ最中に発生した事件。オリンピック公園内のコンサート会場で爆弾が炸裂して二人が犠牲に。各マスゴミは最初に爆弾を発見した警備員を犯人扱いにしたのだが、7年後に捕まえた犯人は元陸軍で爆弾の扱いに長けた男だった。しかもアトラントオリンピックの後に各地で爆破事件を起こしていて警備員一人を殺してしまっている男で、ある意味日本における松本サリン事件と同じような図式がここでも生まれてしまっていた。この警備員の人(44歳で早世)と松本サリン事件で犯人扱いにされた人の対談が残っている。刑罰の終身刑は別件によるもの。
  • 名誉殺人を敢行した極悪指名手配犯入りしたバカ親(08・アメリカ)……戦前の日本でもあったといわれていて、現代においても中近東やインドの地方に行けば存在するのではといわれる名誉殺人。それをアメリカで行ったバカ親がいる。娘二人を溺愛するあまり、毒親とかしてしまい娘の行動をことごとくつぶしてしまう。当然娘は反発をするし、親から逃げ出そうとする。それに切れてしまったのが娘二人を殺害してタクシーの中に放置。そのまま拳銃をもって長男を巻き込んで逃走をしてしまう。状況が状況なだけにFBIは全米の中でも極悪の犯人ということで事件から4年後に最重要指名手配犯のリストに入れた。捜査は続いていたがなかなか出てこなかったのだが、2020年の8月にようやく見つかり逮捕。イスラムの地方だったらまだ通じるかもしれない(それらの地域でも犯行かバレれば逮捕される)が、そのことをアメリカに持ち込んでまでやらかすという意味で言えば、極悪以外何でもない。ちなみに彼をかくまおうとした連中がついでに逮捕されて10年以上の長期の刑を言い渡されている。→裁判で仮釈放なしの終身刑が確定。罪を逃れるための証言でマスコミ批判をしている段階で、いつ殺されてもおかしくないことをしているという自覚がこの犯人にはない。
  • ボストンマラソンテロ(13・アメリカ*)……ボストン・マラソンのゴール地点でいきなり何かが爆発。パニックになりかけているところに二度目の爆発が起きその場で3人の死亡が確認される。しかし今の総監視社会。犯人の割り出しはかなり早くはっきりとした形でカメラにその姿を晒していた。犯人はチェチェンから来た移民の2世の兄弟。兄はその中で暗殺と言われるレベルの射殺を受け、弟は逮捕された。この時にも警官一人が殉職をしている。この事件をきっかけにホームグローンテロリストという言葉一気に世界じゅうに拡散。「移民」「その子孫」「ホームグローンテロリスト」「過激思想」という言葉が後の大事件のキーワードになっていく。
  • ソウルデパート崩壊事故(95・韓国)……日本では「激動の95年」と言われる時期に起きた前代未聞の人災。89年にオープンした百貨店がいきなり一部を残して大崩壊。逃げ遅れた人が多数出てしまい500人以上の犠牲者がでてしまった事件。主たる原因は儲け主義によるデパートの内部改造による、強度の相対的な低下。拡大のために重要な柱を取り去ったり、コンクリートを増やしたり、新しく階を建設したりとも儲け主義のせいだった。これを支持したとされる会社のトップは逮捕されるが、刑務所に入っている間に死亡している。阪神大震災時に表面化した手抜き工事を更にひどくしたものの象徴として取り上げられることが多い。
  • エド・ケンパー(64・アメリカ+)……典型的な母原病型犯罪。2メートルを超える身長とIQ140というエリート的な才能を持っていた併せ持っていた将来有望な男だった。ただ家族関係は飛び抜けて最悪だった。サイコパスの疑いのあった母親に虐待をされて育った彼は成長するに連れ壊れていった。15歳の時に祖父母を殺す。このときは1年間の精神病院への入院で済んだのだが、その7年後にヒッチハイクの女性二人を殺してから、大量殺人に手を染めることになる。その中の標的として母親に対しても手を上げる。彼女とその友達を殺して最終的には自首をする。殺した人間は10人。本人は死刑を望んでいたが、無期刑で2016年現在も刑務の書の中にいる。虐待をしている人間が、その逆襲として自分に向かっていってしまった典型的な事件。
  • モスクワ劇場乱入事件(02・ロシア*)……事件を起こす側は凶悪だが、事件を解決させるほうも凶悪だったという事件。チェチェン武装勢力がロシアのチェチェン独立を求める形でモスクワにある劇場に侵入。それに対してロシアは劇場に突入という形で強引に制圧。42人の犯人を射殺したのだが、同時に3倍の人質が犠牲になってしまった。その犠牲者のほとんどが解決後にロシア特殊部隊がいい加減な扱いをしたために吐しゃ物が詰まったためのものもあり訴訟にまで発展したものの。ある意味社会主義の残骸らしいロシア(何せ別な事故であらわになったのは兵士を「もの」としてみていない風潮が残っているという実態)らしい解決方法とも言えなくはないのだが、この事件の後にさらに大問題を引き起こす。
  • ベスラン小学校乱入事件(04・ロシア*)……またもチェチェン武装勢力によって起こされた小学校の占拠事件。今度の人質は小学生とその親。この事件の周辺においてプーチンの肝いりの人物を巡って大騒動が起こっている。そんなさなかに起こったのがこの事件。モスクワ劇場乱入事件と同じくロシアが選択したのは力による強引な制圧。制圧自体は成功したものの、今度は400人近くが犠牲になってしまった。これだけのことをしてロシアが非難されなかったのは当時対テロ戦争の真っ最中だったことと、イスラムに対する偏見が満ち溢れていたこと。ロシアの行動は正当化されたのだが、ロシアは力で強引に抑え込むことから経済中心にシフトしたといわれるが、そこにいる日本人曰く「さらに悪化する危険性が高い」とも。ここにも理想からは程遠い社会主義の現実という残骸の問題が横たわっている→この二つの見てくれの成功をきっかけにしてプーチンのウクライナ侵攻が出てきたとも。
  • ロス暴動のきっかけになった少女殺害事件(91・アメリカ)……この時のロス暴動の中心は日本では白人警官によると黒人青年に対する暴行の判決が極端に軽すぎたことに黒人の怒りが爆発したということになっているのだが、日本のマスコミはもう一つの側面を伝えてこなかった。というよりもむしろこっちのほうが本題だという人もいる。ジュースを買いに来た少女を韓国人女性店主が射殺するという出来事が事件の13日前に発生していた。防犯カメラに写っていた様子からすると何らかの諍いがあったのは事実だが、少女が物を買わずに帰ろうとしたところ背後から銃を撃って殺害してしまった。しかもその判決は要求されていた懲役15年からすれば極端に軽い5年間の保護観察処分というあまりにも軽いものだった。このこともあり暴動の時においては彼らもターゲットにされた。自警団が銃を発射しているシーンがあったのはそのため。事件ののち韓国人社会と黒人社会の分裂が確定的になり、そのためにたびたびトラブルが起こっている。
  • O・Jシンプソン事件(94・アメリカ)……アメリカンフットボールのスーパーヒーローが引きこ起こした殺人事件。元妻とその友人が殺されるという事件が発生。その元友人は格闘技をやっていた人間であったことから、元夫であるO・Jシンプソンに疑いの目が向けられる。一度逮捕されたのちに正式に逮捕状が出た後のカーチェイスのシーン(生中継の映像)は衝撃的だった。しかし問題が起きたのは裁判の時。裁判の中身というよりも裁判そのもの(弁護士チームが組まれたのだが、これがもう一つの裁判において資金面から彼の足を引っ張ることに)がゲームショーと化してしまい結果的にロス暴動の影響で黒人が多かったせいもあり刑事裁判では無罪。(このため未解決事件とみる人も多い)しかしそのあとに遺族が起こした民事裁判(こっちの陪審員は白人中心)では有罪という逆転現象が起きた。で、本人はその後強盗事件を起こして逮捕されて33年という刑期で刑務所の中に。服役中の2024年4月に死亡。
  • フィリピン航空434便テロ事件(94・フィリピン)……あわよくば大惨事に発展する可能性があったテロ事件。フィリピンから成田に向かう飛行機が突然爆発。沖縄に緊急着陸したときにはその部分に大きな穴がいていた。アルカイダがもくろんだテロで時限爆弾を仕掛けて、空中爆発をもくろんでいた。しかし飛行機が通常とは違う仕様だったこと、その席に日本人が座っていたことから飛行機はかろうじてではあるが那覇に緊急到着できた。しかしこれは改革の準備段階に過ぎなかった。アルカイダの計画だと成功したらアメリカの会社の飛行機に同じようなことを仕掛ける計画があったらしい。しかし計画自体がとん挫。このときアメリカが本格的に捜査に乗り出していたら9・11は防げた可能性もあるんだとか。ちなみにこのときの管制官はまともに英語が聞き取れずに米軍に代わってもらったという話も。
  • エチオピアハイジャック事件(96・エチオピア→南アフリカ)……犯人が馬鹿すぎたために起きた大惨事。エチオピア発コートジボワール行きの飛行機がハイジャックされる。偽物の爆弾待ち持ち込んで要求したのはオーストラリア行き。しかしその飛行機はオーストラリアに行けるほどの燃料を持っているわけではなかった。カタログスペックだけを信じてそれを信じない犯人たちはあくまでもオーストラリア行きを要求。結局飛行機は南アフリカの海岸に着水という名の大墜落。犯人を含む150人以上が犠牲になった。(日本人も一人が犠牲に)亡命説が有力なのだが、その後放映されたテレビ番組ではこの犯人たちはエチオピアにいても先がないからオーストラリアに行こうという浅はかすぎる動機からハイジャックを起こしたとも。ようつべに墜落の瞬間の映像が多数アップされている。
  • リバプール幼児殺害事件(93・イギリス)……ジェームズバルガー事件。学校を無断欠席したクソガキ二人組が、ショッピングセンターで母親を待っていた子供連れ去って暴行の末に殺人。さらに線路上に放置されたためにその遺体は半分に切断されるという状態に。すぐに少年二人は逮捕されたのだが、その時の護送シーンにおいて護送車に向かって大量の投石があったシーンがありそれが印象的。内容が内容だけにイギリス内務省が親族の身分変更をするという状態で、二人のガキの名前を明かすほど。審理は速いピッチで行われ懲役10年という軽い判決に、これに世論が反発をして5年延長をするも、今度は裁判所がそれにストップをかけるという展開に。この事件の余波はいまも続いていて、政府がその状況を隠し通しても全く意味のないことの状態になっているし、一人は大人になって事件を起こし刑務所へ戻ってしまっている。ある意味少年犯罪の典型的問題をすべて見せびらかす犯人二人の家庭も典型的なDQN家庭)だけの事件になっている。あと人権派の弁護師がしゃしゃり出ているため、景気が短くなるという犯罪裁判そのものが問われるような事件でもある。
  • 若手女優誘拐殺人事件→議員誘拐身代金奪取事件→整形外科医殺人事件(97・台湾*)……日本で有名な漫画の原作者を父に持つ女優が誘拐される。身代金がすぐに用意されたのだが現地のマスゴミが余計な動きをして、それを犯人側が察知したために現場に現れずで身代金受け渡しは失敗。別な日においてはそもそも犯人側が出てこなかった。実はこの段階の前で彼女は凄惨な暴力を受けて殺されていたという。警察がアジトを急襲して4人を逮捕するものの、主犯3人には逃げられてしまった。このため怒り狂った時の台湾総統が見つけ次第射殺せよという命令を出すほど。ただ闘争を繰り替えてしている間、一人は文字通り警官隊800人との銃撃戦末射殺。この後に整形を強制的にさせてその医師と看護師を殺す。しかしそれでも警察の追撃の手や緩むことはない。二人目も警官隊との銃撃戦の末に自殺。最後の一人は大使館に乗り込んで人質立てこもり事件を引き越すが逮捕。この逮捕された男も結局は死刑判決を受けて、処刑されている。ちなみにこの事件マスコミがマスゴミといわれまくるほどの嫌なアシストばっかりしている。身代金受け渡しのときにも邪魔をしたというのもだが、死体の写真をメディアに乗せて報道したことから各所で大批判が起こることに。中には「記者有罪」の垂れ幕を用意するほどの大騒ぎに。ちなみに台湾においていまだに死刑尊属派が多いきっかけの事件でもある。
  • ゴイゴニア被ばく事故(87・ブラジル)……事件というのは一つのことがきっかけになることが多いのだが、この事件はあらゆる要因が詰まったような事件。灰病院にあるものを盗んでかねっを得ようとした二人がその中の一つの装置を持ち出す。只の無害な装置だったらまだだったのかもしれないが。実は病院が敗因になった時において言った放射能を放出する装置だった。それが何なのかというのを理解しないまま持って帰った二人組の周辺に悲劇を襲う。さらに装置を打った先の業者が取り出してはいけない部分を取り出し周辺の人に取り出して見せたことから、余計に被害が拡大。廃棄業者の華族に被爆の症状があらわれ、さらに盗んだ二人組や業者にも体に異変があり、さらにはい解体業者の一部従業員の暴走もあって事態は悪化の一途に。業者の家族が保健所に持ち込んでようやく事態が発覚。運が悪すぎたのは専門家が周辺にいなかったことから確定にまで時間がかかった。結果子供を含めて4人が死亡。盗んだ二人は体に大きな損傷を残すという結果になった。チェルノブイリ事故の直後だったこともあるわけで、ある意味「無知は罪」の典型話とトラブルを招いた人間ん全員に責任が及ぶような事件。
  • チェルノブイリ原発事故(86・旧ソ連(*1))……原子力事故とすれば東日本大震災時の福島原発事故と同じ悪夢的な評価をされているのだが、極悪度でいえば他の原子力事故をはるかに凌駕する。稼働中の原子力発言書を使った実験中に、原子炉が暴走。施設は大爆発を起こして各地へ放射能物質ばら撒かれることに。同時に火災も発生したがこれに関しては直ぐに消化できたものの、放射能がヨーロッパ各地に飛散。しかもそれもソビエト政府は隠そうとしていた。事態があらわになったのは2日経過した時に、スゥエーデンの原子力発電所の職員の靴から異常な数値がはじき出されてからだった。しかもIAEAにいうことを表明してから認めるような形。事故そのものはヒューマンエラーの最たるものだが、社会主義国家の秘密主義が辞退を悪化させたのは言うまでもなく、速い段階での犠牲者は2000人に達したとも。(公式は3人だが、影響を考えると事故に関係する犠牲者は数千人とも)さらに影響は長引き、事故から半月ぐらいして日本においても放射能の影響を受けた酸性雨が降るなどして影響が出始めた。その後事故を起こした放射炉はコンクリートで囲むことで、漏れを抑えるようにして、原子力発電所辞退を廃棄。しかし影響はかなり大きく、周辺では人が住めない状態になっている。(一部の人は戻っているけれど)周辺地域の平均寿命を10年も引き下げるような巨大な事故だが、典型的人材の一つとして語り継がれていくと思われる。

 (@)別に社会主義国だって大量殺人が頻繁に起こっている。中国の建国門事件とか。ただ表に出てこないだけ。

 (*1)現ウクライナ


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