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林修先生のことば検定「判官贔屓(ほうがんびいき)」◆命を落とした義経に同情が起きてできた言葉/VOL.8

2024年04月16日 | 毎日ことば
Kotobaa1tp250 林修先生のことば検定シリーズ VOL.8
「判官贔屓(ほうがんびいき)」◆命を落とした義経に同情が起きてできた言葉

Uindemamf0096fl テレ朝の番組を投稿者がまとめたものです。

◆判官屓(ほうがんびいき) 由来:源義経の死
広辞苑▽第七版
①源義経を薄命な英雄として愛惜し同情すること。②転じて、弱者に対する第三者の同情や贔屓。

源平合戦で活躍したのが、源頼朝の弟の源義経。義経は幼い頃、鞍馬天狗に兵法を授けられたり育
てられた伝説がある。しかし合戦後、義経は頼朝の許可なく後白河法皇から官位を受けたため、頼
朝から怒りを買った。その官位が「検非違使」(けびいし・けんびいし)と言い、現在の裁判官と
警察官を兼ねたようなもの。頼朝は、貴族から権力を取り上げ武士の世界を造ろうとしていたから
許せなかったのだ。兄のために戦ったのに、兄に追われて命を落とした義経に、同情が起きてでき
た言葉。「検非違使」は「判官」とも言われ、「義経」そのものを指す。

エピソード < 「いい国作ろう鎌倉幕府!」 1192年の語呂合わせ。源頼朝が征夷大将軍に任
命されたことにより鎌倉幕府が始まったとされる。しかし2006年頃から、一部の教科書で年数
が1185年に変更され、現在はこちらの説に移行された。1192年以前から、朝廷が土地の管
理や年貢の徴収を行う「守護・地頭を任命する権利」を頼朝に認めていたからだ。既に、実質的な
鎌倉幕府の支配は始まっていたと改められた。

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テレ朝の「林修先生のことば検定」番組を参考に、池上彰氏の番組、NHK「チコちゃんに叱
られる」、その他の番組や書籍などの内容を付け加え投稿者がまとめたものです。従って、『こと
ば検定』の番組進行とは異なります。
広辞苑▽第七版  広辞苑の説明①②などは、時代とともに言葉の意味が変化していく経過を番
号順に並べたものです。

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