ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

2013-04-21 08:45:23 | 日記

墓というものは、時代の権力者と、庶民との関係を映しているものかもしれない。

大昔は、一様に、風葬、鳥葬、など、自然にゆだねた。

権力者と庶民の差が大きくなってくると、弔いの形に大きな差が生じた。

 

集団墓から個別墓へ権力のあるものは、古墳やピラミッドに変わっていったそうな。

今でも、葬儀の規模から、墓の大きさまで、差がある。

庶民でも金持ちは、大きな墓を作る。

一般的には、一坪や半坪ほどの小さな墓に。

団地風の墓所や、ロッカーのようなものまで。

自然葬にも関心が高くなってきているそうな。

墓にも時代が現れる。

 

古墳とはなにか

松木武彦

角川選書