ふうせんのホームページ

合唱とパソコンを趣味として、つれづれなるままに、書き連ねます。

遺品

2012-07-07 08:55:17 | 日記

誰でもいつか死を迎える。

それは、確実。

若いころは、深くは考えない。

自殺という言葉が去来する思春期も、きれいに死ぬ方法や、苦しまずに逝ける方法を

考えてみる程度。

齢を重ね、身近な者を送り、死が近づいていることを時折思う。

遺品を整理し始めもしている。

身辺整理、老い支度、・・・そんなことが時折頭をかすめていく。

 

遺品整理。

割合薄めの196ページ、文庫本。

様々な遺品たちに出会い、様々な人間模様を目撃してきた著者の、数々は、相当の衝撃だった。

自分の始末は、自分ではできない以上、自分にできることはなるべく、していくことだけ自分の責任と言える

のかなと思う。

 

遺品整理屋は見た!

孤立死、自殺、殺人・・・・・・・

あなたの隣の「現実にある出来事」

吉田太一

扶桑社文庫