採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

びわコンポート

2005-09-21 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
今年(2005)はびわが大豊作でした。木が3本あるのですが、どれも鈴なり。
6月中旬ぐらいからずっと、熟していそうなものから収穫を始めました。6月も末になると、オレンジ色に輝いて、本当にきれい。

採ってきてはコンポートに、と何回煮たことか。
WECKのTULIP500のタイプのびんを18個以上購入しました。びわはタダで手に入ったけれど、ビン代が高くつきました。ま、再利用できるけれど。


毎日毎日続けていると、日々工程が効率化して、まるで工場のよう。

1)びわを洗って、梅ざるにあげる。

2)鍋に水と砂糖とレモン汁を入れ、煮立ててシロップをつくる。

3)ビンを洗う。

4)剥いたびわをいったん入れておくため、ボウルに水とレモン汁と砂糖少々を入れる。シロップの火を止める。

5)そうこうするうちに、びわの水気が乾いてくるので、びわをむく。
内側の薄皮をむいた方が色がきれいに仕上がると何かの本で読んだので、今年はすべてのびわについてそうしたのですが、母に聞いたらしなくていいわよ、とのこと。今度作るときはどうしようかな。薄皮をむかないと、ものすごい時間短縮になるのだけれど。

6)ボウルにたまったら鍋のシロップの中にびわを移す。2回くらいでボウルの水が茶色くなるので取り替える。ボウル軽く4杯分でなべ1杯。なべ1杯で2リットルくらいなので、WECK(TULIP500)のびん4つ分。

7)鍋を火にかけ始めると同時にビンの消毒を始める(オーブンに点火)。蒸し器のコンロにも点火。

8)煮ている間アクなどをすくいつつ、剥いた皮などを片づけ。流しのなかもきれいにしておく。
煮えたら(点火してから20分~30分後)、熱いビンにつめて最後梅酒やコアントローなどのお酒を加え、ふたをして、蒸し器へ。

9)蒸し終わったら逆さにして倒立放冷。(WECKのびんの場合は、なんだか汁もれしそうでしていないのですが、いいのかな)

10)しばらくしたらびんを水につけてさます。


半月続いたびわコンポート作りは、6月29日から三日間でかけている間に、カラスに全ての実を食べられてしまい、突然の終わりを告げたのでした。
本当はまだ完熟の実が沢山沢山なっていたのに。
ビンもないし、冷蔵庫もいっぱいだし、消費のあてもないし、体力的にも限界だったけど、もっと作りたかったなあ。






びわコンポート
きれいなオレンジ色。果肉が薄くて柔らかく食べやすい。
梅酒、コアントロー、あんずリキュール、スパイス(カルダモン・シナモン・クローブ)、柚子の皮などで
ちょっとずつ風味を変えてみました。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 電話台 | トップ | いちじくのいろいろ »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
枇杷コンポート (家具職人)
2005-09-15 23:14:32
枇杷コンポートは美味かったよ。

甘さとすっぱさのハーモニーが絶妙ですね。

果物の中でこれに匹敵するものはないように思います。 来年はコンポート作りに行きたいなー。枇杷の木からの収穫に行ってもいいけど泥棒に間違われると困る。 どうしよう?
返信する
来年のびわは・・・ (Fujika)
2005-09-20 10:44:40
枇杷コンポート好評でとてもうれしいです。

今年、大々的に剪定してしまったから、来年なるかどうかとても心配。芽かきも遅れてしまっているしどうなることやら。

収穫は、二人でやると能率アップなんですよね。あと一番大変なのは皮むき。是非来年は手伝いに来て下さい。
返信する

コメントを投稿

+ジャム・ピール(果物系保存食)」カテゴリの最新記事