採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ニンニク2019:青変はやっぱダメ

2019-06-21 | +ニンニク

主力品種のソフトネックY,ソフトネックAの収穫時、異様な高温状態でした。
そのせいだと思うのですが、ニンニクの一部が青変してしまっていました。
 

青変ニンニク

2019/05/17 青変にんにく

おそらくこれは高温障害。
理由を推理してみると・・
・「乾いてから払い落とそう」と、土の塊をニンニクにくっつけたまま干しておいた(24時間程度)。
この茶色い土が強烈な日差しで温められて、超高温状態に。
この熱で煮えてしまった。
・今思うと、収穫時、これら品種のニンニクは、とてもしっとり、みずみずしい状態だった。
 水分が多い状態だと熱をよく伝えて、高温による被害が拡大するかも。


表面の皮、数枚分だけの問題で済まないかな?と期待しつつ、先日、チェックしてみることにしました。


 

青変ニンニク

2019/06/16 青変にんにく

剥いてみると、これなどは皮がうっすら緑色になっている程度のように見えます。
でも違うのです・・。


 

青変ニンニク

より深く剥いていくと、内部に問題が生じているのが分かります。

 

青変ニンニク

鱗片がダメになっちゃってます。うわーん。
これなどはまだマシな方で、カビが広がりかけているものもありました。(動揺のあまり写真撮りそびれ)

泣く泣く、ダメな鱗片を除去。
しかも大量。(50玉くらい?もっとかな?あとで数えます)

青変ニンニクは、それだけでまとめて、分かるようにしておいてよかったです。
(でも、青変ではない束にも、ダメなものが出てきそうな気がする・・・。)
 

青変ニンニク

だめになっている鱗片を取り除いたところ。
こんな風に、半玉近くダメなものもあれば、1~2片程度で済んだものもあります。

それにしても大量。

 


今年は大玉が豊作だ~☆とぬか喜びしていましたが、一気に減収となってしまいました・・。
(ダメになった玉はタネ用にするのですが、それにもやや多すぎるほどなのです)


あの日、暑いなあとは思ったけれど、こんな問題が出てしまうほどだったとは・・。
ショックー。えーん。

私よりずっと畑歴の長い畑友も、掘り上げたニンニクを畑に数日干しておいたら、こんな感じの玉煮え現象が起きてしまったそうです。
例年は全く問題ないのに・・。  彼もとても落胆していました。

あまりの被害に言葉もない状態ですが、晩生ニンニクの収穫に追われて、悲しんでばかりもいられません。
でもでも。
知っていれば防げたかもしれないことで、こんなに沢山、ダメにしてしまって・・・。
サビ病も免れて収穫にこぎつけたのに最後の最後の段階で・・・。無念・・。
ぐすん。



■今後の課題
・収穫前、畝の両側を掘り下げるなどして、なるべく土とにんにくを乾燥方向に持って行く。
水分の多い状態だといろいろな障害がおこりやすい気がする。
・気温が高すぎるようならば、収穫は避ける。
どうしても収穫したい場合は、持ち帰って、玄関において日影干しする。
・掘り上げて、干しておいておくときは、大きな土の塊は、玉から完全に取り除いておくようにする。
・多分大丈夫だけれど心配な場合は、干す際にニンニク同士を重ねるようにして、玉を別のニンニクの葉っぱの陰にするなどしてみてはどうか。

☆三つ編みに出来ない玉がたっぷりあるし、折角なので、黒ニンニクでも作ってみようかしらん

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