STAFF KNTの自転車塾!!

長岡のサイクルショップ「フィンズ」のKNTです。
日々のトレーニングや、レースの備忘録など、ボチボチ書いていきます。

たまには仕事を。 ロード 油圧ディスクブレーキ ST-R785 & R685 取り付け。

2015-02-02 | ロードバイク パーツ

本日2回目の書き込みです。

 

明日の朝、早朝より出発するため・・・今、明日の分をアップします。

 

で ・・・ たまには仕事していますよ~的な感じの内容を ・・・。 ネタがないわけではありませんけど。。。

( ホントは、めっちゃ仕事しているんですよ。。。 なんだか・・仕事していないような感じで噂が出ていますけど。。。 )

ブツクサブツクサ・・・。

 

 

はい。

今日は、これからユーザーさんが増えるであろう ・・・ ロード・シクロクロス 「 油圧ディスクブレーキ 」 の

取り付け方法をアップしていきます。

 

シマノの品番 ・・・レバーは 「 ST-R785 」(油圧・Di2) 、 「 ST-R685 」(油圧・ワイヤー式) です。

キャリパーは、 「 BR-R785 」 です。

 

ほとんど、MTBのやり方と変わりありませんが、注意点をあげながら書いていきます。

 

 

まずはレバー。

 

 

シクロクロスでも良く見かけるようになってきました。

「 ST-R785 」。 油圧ディスク&Di2を同時に装備した非常に良くできたレバーです。

 

 

まずは・・・ハンドルに取り付ける前に、シルバーの部分を外します。

細いマイナスでネジを取り外して・・・

 

 

ネジを取ったら、レバーを引きながら下からめくり上げると、シルバーのトップカバーが外れます。

(結構かたいっす。)

 

 

で・・・MTBなら、毎度おなじみポッチちゃん登場です。

 

ハンドルにレバーをつけた後は、このポッチを2・5mmのレンチで外して、カップを取りつけます。

 

 

グリグリ~っと。

※ このカップ ・・・ 「 ファンネル 」 ってかっこいい名前がついています・・・w 

カップでOKですけど。。 

 

 

で、付きました。

 

次は ・・・ ホースとキャリパーの合体です。

 

 

バンジョーさんとネジ、そしてキャリパーの合体なのですが、

このバンジョーの凹みに、付属のOリングをはめ込みながら、ネジを締めこんでいきます。

 

このOリングにしっかりとグリスが付着しているかチェックしてください。

 

 

で、こんな感じで取り付け完了です。

 

前後のキャリパーをフレームに取りつけたら、ホースをフレームに沿わせながら、ホースの長さをチェックし

ちょうど良い長さのところで、専用のホースカッターを使って ・・・ バチっと切ります。

 

 

切り終えたら、切った部分にコネクトインサートを差し込みます。

プラハンでコンコンコ~ンと。

 

 

で、コネクティングボルトと、オリーブを取りつけて ・・・

 

 

レバーのこの部分に差し込んでいきます。 キャップを外し~の・・・

 

 

入れ~の・・・

グリグリ。 8mmのレンチで適正トルクで締めこんでいきます。

 

これにて、準備は終了。

 

 

ここからはオイルを入れていきます。

 

 

※オイルを注入した後に撮った画像なので、注射器の中にオイルが入っていません。。。

 

注射器にオイルをしっかりといれて、泡立っていないかチェック。

(しばらく上向きにして泡を上のほうへ・・・。)

 

で、人差し指のあたりにあるブリードニップルをゆるめて、オイルを注入していきます。

 

 

 

 

すると、上のファンネルの中にミネラルオイルが上がってきます。

 

ここまで上がってきたら、キャリパーのブリードニップルを締めます。

 

キャリパー&ホース&レバー内がしっかりとオイルで満たされている状態であれば

レバーを引いてみると、カチッとした感じになりますがエアが入っていると

フニャフニャとなっているか、レバーの引きしろが大きいかという感じになります。

 

その場合は、キャリパー側にオイルを流すか、レバーに取り付けてあるファンネルから

泡を上げてあげるかどちらかの方法をとります。

 

注意点として、ブリーディング中は、ディスクローター&ブレーキパッドなどを近くに置かないこと。

オイルがとび跳ねた場合、どちらかに付着してしまうとアウトです。

 

この辺は注意しましょう。

 

 

最後にトップカバーを取り付けて終了なのですが、このトップカバー ・・・ 左右があります。

 

逆に取り付けることはできませんので、しっかりと確認しましょう。

 

 

 

最後に ・・・

油圧ディスクブレーキは初めての方には、面倒なところがたくさんあります。

(専用の工具がたくさんいるところなど。)

初めての方は、信頼できるショップにまかせましょう。

 

ただ・・・

ロード専門でやられているショップさんの関しては、この部分に慣れていない可能性があります。

発売されてから半年ほど経ちますが、当店では数台の組み立てしかやっていません。。。

 

まだまだこれからというところがありますが、組みようによっては

晴れてても雨でも全然OKで、メンテナンスも少なくなる ・・ 最強のツーリングバイクができると思います。

( もちろん、シクロクロスやロングライド用のロード風、街乗りから、女性の方にもおすすめです。 )

 

まさに一台でオールマイティーバイク!! という感じです。

 

ぜひ、ロード用 油圧ディスクブレーキにこれから注目していきましょう!!

 

 

ではでは、長くなりましたがまた時間が出来次第アップします<m(__)m>



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