子供の頃、オヤジに連れられいった松茸山、その行き帰りこの花に良く出逢った事を覚えてる。
しかし山城で松茸が出なく成って、もう約50年・・・・・・あの頃松茸の出た山は現在とても入れたものじゃなく、すっかり荒れ果て様変わりしてしまった。
そんな山には寄り付くこともなく、すっかりこの花の存在すら忘れ果てていた。
最近になりコースを伸ばした近所の山で偶然にも出逢ったツルリンドウの花
花径約30mm足らず、先は五裂し淡紫色、長い蔓で枯れた篠竹に絡まり付いていた。
撮影2014.9.1
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リンドウ科ツルリンドウ属:つる性多年草
北海道~九州の山地の木陰に生え、茎は細長く、地面や草木にからんで長さ40~80cm、つるは紫色を帯びる。
葉は5~15mmの葉柄があり対生し、葉身は卵状披針形で長さ3~8cm、幅1~3cmで3脈があり無毛、裏面は紫色を帯びることが多い。
花は葉腋につき、花冠は長さ約2.5~3cm、先は5裂し裂片間には小形の副裂片があり淡紫色、雄しべは5本で花筒につく。
萼は筒状で5中裂し長さ15~20mm、5本の狭い翼があり、裂片は細長く尖り、子房は1室で柄は花後長く伸び、果実は液果で、残存する花冠の上に突き出し紅紫色に熟す。
液果の頂には花柱が残り、種子は長さ約2mm、花期は8~10月。