里山の花

日々目にする花の画像を記録していきます。

オオセンナリ

2014年08月21日 | 7月の花

 

いつもの散歩山道際、見慣れぬ青い花をつけた草が2~3株。 

こんな野草は有るまいとしげしげ眺めて居ると、見たことのある特徴的な実を付けていてホウズキの一種、「オオセンナリ」だと気付く。

しかしオオセンナリは栽培帰化植物、こんな奥山の路傍にまで野生化が進んで居るのだろうか?

 

青朝顔を小さくしたような花は花径約3cm程・・・はには小さい黒点が沢山見える

 どう言う理由でこんな山奥に帰化栽培種が野性化してるのかは知らないが・・・・、なんとも余り良い気分では観ていられなかった。

撮影2014.7.20

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ナス科、オオセンナリ属

世界に広く帰化し、日本には江戸時代に渡来したとされ、観賞用に栽培されたものが逸出している。

また、これとは別に後年、侵入したものが各地で急増し、畑の雑草となっている。

 茎は直立し、分枝し、全体に無毛、葉は長さ4~20㎝、幅2~13㎝の卵形~長楕円形、縁が不規則に切れ込む。

花は花柄の先に葉と対生して単生、花冠は直径2.5~4(5)㎝の鐘形、先が浅く5裂して平開し、裂片が淡青色~青色、筒部が白色、筒部の奥に濃青色の班紋がある。

萼は下部が突き出て尖り、花後は果実をゆるく包んで下向きになる。果実は直径約1㎝の球形、萼と同じ淡褐色に熟す。種子は長さ約2㎜の扁平な円盤形。

南アメリカ(ペルー)原産の帰化種。

 



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