地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

白鵬と相撲協会

2024-03-14 13:01:11 | 日記
大相撲の春場所も始まり 力士たちの活躍は楽しみです
土俵の上では 若い大の里など若手の戦いも期待して見ています

そんな時にニュースになっている 宮城野部屋の問題
元・横綱白鵬が親方だった宮城野部屋 
弟子の北青鵬による暴力騒動で 当人は引退 親方は二階級降格の厳罰です

長年の間にわたり 横綱として大相撲を支えて来た白鵬
立ち合いが悪いとか 張り手が多いとか プロレスのエルボーの様な腕の使い方とか
横綱として受ける相撲など一切なく 勝ちにこだわった相撲内容ばかりです
見ている相撲ファンは不満も持っていました
しかし、、、、
相撲協会は何の注意もせず それどころか結果として勝てば良い姿勢を貫きました

その流れは他の関取にも伝染して 勝ちにこだわる「癖」が付いてしまった
土俵際で 力を抜く事も無く 負けになっていても相手のマワシを離さない
そうした事が相撲人生を短くする怪我を多発させている
その怪我を 「怪我は稽古で治す」 
などと 今の時代にはとんでもない理屈を平気で言う協会(親方たち)

もちろん八百長は面白くない 
しかし相撲には他のスポーツと違って 勝ちにこだわるだけでは相撲じゃない
勝ち負けが最優先なら 髷もサガリも なんなら土俵入りも必要ない

親を見れば子が解る 子を見れば親が解る・・・
宮城野部屋の期待力士・・伯桜鵬
怪我さえなければ必ず幕内上位に上がって来る関取です
その伯桜鵬が二日続けて 立ち合いが悪いと呼び出されて注意を受けた
これは非常に珍しいと言うか もしかすると初めての事かも知れない
暴力をふるう北青鵬といい 立ち合いに手をつかず 途中で相手に襲い掛かる伯桜鵬といい
親である白鵬(宮城野親方)は何を教えていたのかと・・・
「勝てば たいていの事は許される」
これが元横綱・白鵬が日本の大相撲から学んだ事だろう
協会(親方たち)も 日本の大相撲を忘れ モンゴル相撲に頼り切ってしまった結果です
その感覚を長年にわたり 相撲協会が横綱・白鵬に教え込んでしまった

そして 何かの不祥事が有れば 毎回同じで「トカゲのしっぽ切り」です
不祥事の根っ子に相撲協会の姿勢が影響している事は無視します
相撲協会が部屋に金を支払っているのだから 部屋は全てに責任を持ってやれと
言い訳程度に力士たちにやっている事は まったく責任感が無く 今の時代に合っていない

相撲取りとして成功した元横綱・元大関などの平均寿命は60歳代前半
まさしく命を削ってする仕事
一門・部屋を守る事を最優先して 力士たちの福利厚生は後回し
不祥事が発生すれば トカゲのしっぽ切り
急な改革は弊害も有るでしょうが チョッと保守的・利己的な感覚が見えすぎです