地方の女たち

夜の街で出会った女達と男達

小池さんの行方・・

2017-10-12 18:08:13 | 最近のニュースから
とうとう選挙の始まりですね。
公示前は ドタバタしてたが 「3極対決 」何て言われるように落ち着くところに落ち着いたように見えます 。

今回の選挙で一番驚いたのは民進党の前原代表の行動です 。

これはバクチでしたね 。
しかし、今のところは間違った判断だったと 私は感じています。

もし民進党がそのまま選挙戦を戦ったら 、、、
確かに前原代表が判断した時点では希望の党の勢いが強く 、逆に離党者続出の民進党は落ち目に歯止めがかからない感じでした 。

・・・では、今ならどうでしょうか。
今までと同じように民進党として候補者を立て戦ったら。
私は戦い方次第で、 希望の党から出るより多くの人が当選すると思います 。

問題は戦い方なんです 。
どんな方法でも元々の民進党を応援する人たちは投票してくれます。
ですから取り込むべき人達は自公の政権を応援している人たちなんです 。

自公の批判をしても、元々その自公を応援している人たちには共感を得ることは出来ません。それどころか反感を買うだけです。
ところが、自公を応援している人たちでも、何かの部分において不満は持っています。
それを少しだけくすぐり 、民進党の票につなげることができれば 、全国的にはかなりの人数になります 。

そんな手法は前原さんにとり難しいかもしれないが 、それをプロデュースする優秀なプロを雇えば可能だと思います 。

今更どうにもなりませんが・・・
もし民進党より左よりで自民党と距離のある立憲民主党の票が伸びれば 、それはもともと自民党支持者で少し現在の安倍政権にお灸を と思っている人たちの支持かも 知れない。(立憲民主党の政策には賛成しないが 立憲民主党に投票する人たち)

小泉進次郎じゃないけど 、小池さんと希望の党を批判すると キリがない。
・・・というより納得する言動が何一つありませんね

納得できないことのホンの一部ですが 、
政権選択選挙と高らかに宣言したにも関わらず、首相候補が存在しない 。誰が首相になるか解らなくて、政権選択ができますか ❓

選挙で対決する安倍首相を指名するかも解らないし、共産党の代表を指名するかも解らない。

これでは有権者の選択は無視することになりませんか❓

また東京の選挙区で、立候補している希望の党の立候補者は、自分で自分に投票できない人が居てるんです。
小池人気でなんとか当選させると、党の判断で選挙区には何の縁もゆかりもない人が、その選挙区の代議士になろうとしているんです。

先日まで四国で生活していた人が北海道で 、青森県の人が九州の長崎で立候補する 。
そんな感じのことが許されるならば、 衆議院議員は全て全国で争えばいいんです。
地元の人を代表して国会で仕事をする代議士ではありません。
ちなみに参議院議員は代議士とは言いません 。

そして、希望の党は立候補者235名というのが全てを物語っています。

政権選択選挙にこだわり 、過半数の候補を無理して擁立したのが丸見えです。 
そこまでして表面づらを整えたいのです。

つまり過半数の233名未満だとマスコミに突っ込まれるので、それに対応する能力がないのです。
小池さんの欠点を、希望の党としての欠点を飲み込む力不足の表れですね。

民進党が大小2つに割れた姿は本筋に近いです。
本来、あまりにも考えの違う人たちが集まっていたのだから 、今回の別れで少し思想が近い人が集まった 党になりました。

別れた小さい方の立憲民主党の代表枝野さんは、あまり理屈っぽい演説はしない方が良いと思います。
小さい党だから野合と言われないのであって、メンバーをよく見ると枝野さんとは思想がかなり違う人も多く存在しています 。

少人数になった立憲民主党の集票の狙い目は 。。。
今回の 民進党の取った行動に批判的な人たちに置いた方がいい。

安倍政権の自民党は嫌いだし 希望の党に乗り換えた恥知らずも嫌いだという人達です。
ここに集票の狙い目を置けば、ソコソコ勝利すると思うのだけど ・・・
枝野さんは理屈が好きだから 、選挙期間中に自分たちに向いている流れを自分たちで消してしまう可能性があります。


今回の選挙戦のドタバタした流れは、
「前原さんに抱きつかれた小池さんがその気になってしまった」

これに尽きますね 。


安倍首相の最大の欠点は 何々だったらやめますと言うことです 。
首相夫人の問題の時も使ったフレーズだし 、今回の選挙でも 「過半数を取れなかったらやめる 」こんな趣旨の事を言いました 。
強く否定したくて、決心のほどを表しているのですが 、責任ある最高権力者が簡単に辞めるとは言わない方がいいと思います 。


国政を担う色々な政党が 、知事である小池さん相手に戦う国会議員の選挙って変ですよね 。

まぁ、なんだかんだ言っても希望の党と小池さんの行方は気になります。

地方で希望の党から立候補した人も当選する人がいるでしょうが、そのほとんどは民進党の人達ですね 。
元々の希望の党の人が当選する可能性があるのは東京の選挙区だけでしょう。

そこで東京の25の選挙区に注目することにします 。
ここで希望の党の当選者が伸びなければ、小池さんは都政にも大きく悪影響します 。
都政で味方の公明党が離れて行く可能性が大です。

ザックリとした予想ですが 、東京の小選挙区では 都議選のように公明党が全力で応援はしてくれませんので苦戦します 。
それでも比例では票が伸びる可能性があるので、ある程度の当選者は出るでしょう 。

しかし、小選挙区で負けると国政での勢いは止まります 。民進党の連中が元に戻る可能性もけっこう有ります。

選挙後に・・・
国政で民進党が離れ・・・
都政で公明党が離れて行くと言う、小池さんにとり最悪の可能性だってある選挙です


東京の全ての区については長くなるので、注目の10区・・・・
あの汚れの若狭勝の選挙区です。

自民党はもちろん立憲民主党から候補者が出ています 。いわゆる3極対決の見本のような選挙区です 。
小池さんにとっては絶対に負けられない選挙区です。

自民党の候補者がそこそこの力のある人ならいい勝負だと思いますが 、自民党の候補者は前回の安倍ブームで、しかも実質的に比例1位で初当選した若い人です。
自民党の期待の星ですが、地元に根付いていません 。
そんな選挙区で希望の党を立ち上げた中心人物の1人が苦戦したのでは、当選しても勢いは落ちます。

そんな雰囲気がプンプンします