スパニッシュ・オデッセイ

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マチュピチュへ

2014-11-17 10:35:40 | ペルー
 クスコ近辺の観光を終えると、いよいよマチュピチュへ向かう。

【筆者もこの高原列車に乗っている。筆者の乗っている車両は最後尾に近い。】
 早朝、観光用の高原列車に乗る。1989年当時は、まだあまり商売っ気がなく、車内でバンド演奏はなかったと思う。哀愁漂う、フォルクローレはリマ市内ではあまり聞かなかった。こちらも観光客用かもしれない。

【マチュピチュへの途上、列車が停車】
 マチュピチュ観光を終え、バスで山を降りる。日光のいろは坂と同じような道である。最初のカーブでペルー人の男の子が観光客満載のバスに向かって、手を振り、“Good-bye”と言ってくれる。観光客もそれに応えて、手を振る。これでマチュピチュともお別れかと思っていたら、次の次のカーブ(子供がいたカーブの真下のカーブ)でも、子供がまた、“Good-bye”と言いながら、手を振っているではないか。その下のカーブでも同様で、これはひょっとして、同じ子供ではないかと思ったら、やっぱりそうだった。上のカーブから駆け下りていたのだろう。バスが坂を下りきるまで、カーブのたびに  “Good-bye”と言って、手を振り続けた。そして、バスが終点に着いたところで観光客に挨拶して、チップを受け取っていたのである。楽しませてくれたのだから、筆者も気持ちよくチップをやったような気がする。今でも雇用状況はよくないだろうが、この当時は、もっと悪かったのだろう。庶民はたくましくなければ生きてゆけない。

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