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コスタリカ再訪(31) 携帯を買いに行く

2016-02-18 18:37:38 | コスタリカ
  携帯電話本体はパソコン周辺機器の店では売っていないので、ICE(Instituto Costarricense de Electricidad、「コスタリカ電力局」とでも訳しておく。意味はわかるが、これまで訳したことがない。)の代理店へ行かなければならない。 
 名前で判断すると、電力会社のようであるが、その一面もある。しかし、携帯を扱っているので、電話の会社でもある。ICE は国営企業で、いうなれば、東京電力や関西電力に、NTT の前身である電電公社を合体させたような企業である。
 本社はサンホセ市にあり、昔から立派なビルが建っている。
 
 実は、女房殿もかつて ICE で秘書として働いていたことがある。秘書をしながら、大学にも通っていた。仕事をしながら、大学で学ぶことは珍しくない。筆者が勤務していたコスタリカ大学の日本語クラスに現役の若い小学校教師が在籍していたこともある。
 ICE はコスタリカ全土に支店や出張所があるので、いろんなところに出張したことがある。
 一流企業ではあるけれども、オフィス・ラブの結果、妊娠した職員もいるとか(35年以上も昔の話。今はどうかな)。女房殿は無事だったようだが、なかなか興味深い企業ではある。
 パプア・ニューギニアにいたとき、ICE の交換手をしていた、知り合いの女性から電話がかかってきたこともある。30年以上も昔のことだから、普通にかけると、国際電話料金もばかにならない。本来なら、就業規則違反だと思うが、当時はありがたくお話させていただいた。
 さて、ICE の支店(営業所?)だか代理店だか知らないが、行くことになった。グアピレスもしばらく見ないうちにだいぶ様子が変わっている。小さい町ではあるが、場所がわからないので、義弟が車で連れて行ってくれることになった。車でほんの数分のところであるが、歩くと暑いので、助かる。
 
 距離にして200メートル程度で、長距離バスのターミナルの近くである。このターミナルは昔は、町の中心部にあった。パン屋の北、数十メートルのところである。
 
 【昔の長距離バス・ターミナル。今は移転して、きれいな建物になっている。】 
 
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