どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『パントリーコヨーテ(ザワークラウトバーガー)@千葉中央』なのだ

2016年02月29日 | 美味しいもの(~2022年)

<初期浮世絵展-版の力・筆の力>を見たぼくらわ 千葉市美術館の近くにあって ぼくらのお気に入りのハンバーガーのお店<パントリーコヨーテ>でランチをしたのだ

パントリーコヨーテ
https://twitter.com/pantrycoyote

食べログのページ
http://tabelog.com/chiba/A1201/A120101/12020222/




お店に着いたのわ 14時前くらいで テーブルの2卓にお客さんがいたのだ

そして ぼくらわ カウンター席に案内されたのだ

こちらわ 外にあった平日ランチのメニューなのだ


↓クリックすると大きな写真で見れるのだ



こちらのお店わ もう10回目で<クラシックビーフバーガー><アボカドバーガー><マッシュルーム パティメルト><パイナップル ティキバーガー><“房総” テリヤキバーガー><ベイクドアップルバーガー><ハンバーガーチェロキー><ダブルダブルチーズバーガー><クラッシュドペッパー&スモークチーズバーガー>を食べていて 今回わ <ザワークラウトバーガー ¥950> + 平日ランチわ 100円で頼める<ドリンクセット ¥100>をお願いしたのだ

まずわ <ドリンク>『ジンジャーエール』がきたのだ



ドリンクを飲んで ほどなくして 平日のランチの時に付く<スープ>が到着なのだ


優しい味のコンソメ?スープで 前も思ったけど ほっこりするのだ


ちょっとして<ザワークラウトバーガー>が到着なのだ



横から撮った写真なのだ



メニューにわ こう書いてあったのだ
『ほのかにキャラウェイの香るキャベツの自家製スパイス酢漬け、カリー風味。チェダーチーズのトッピングがオススメです。』

もともと美味しいハンバーガーの上に乗っているザワークラウトわ 酸味とかも感じなく クセもなくて ちょうど良く味がミックスされてるし 異なる食感も合わさって 旨かったのだ


料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
  


<パントリーコヨーテ>わ ぼくらが大好きなお店っていうものあるけど 美味しいハンバーガーが食べられるし オススメのお店なのだ

あと お店のツイッターに書いてあったけど 週末・祝日わ 通し営業だけど 平日のランチタイム終了後16時から17時までわ お休みに変わったそうなので ご注意なのだ


今回も素晴らしい作品が見れたし 美味しいものを食べることが出来て良かったのだ

ありがとうございますなのだ


『初期浮世絵展-版の力・筆の力@千葉市美術館』なのだ

2016年02月25日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 千葉市美術館で 2月28日まで開催している<初期浮世絵展-版の力・筆の力>を見たのだ



<初期浮世絵展>の感想わ えこうに任せて ぼくわ 7階の最後の方に展示している<新寄贈寄託作品展-花づくし>のことを書くのだ

千葉市美術館 <新寄贈寄託作品展-花づくし> 2月28日(日)まで

http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/0104_2/0104_2.html

作品リスト
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/0104_2/0104_2_list.pdf


ぼくが1番気に入った作品わ 甲斐庄楠音が描いた<如月太夫>なのだ

如月太夫わ 京都島原で 大正期に人気のあった太夫だそうなのだ

雪のように白い着物に その着物よりも白くて美しい肌 ウットリするくらいキレイな女性で お姫様のよう?って思ったくらいなのだ

物憂げに 視線を落とし 床の方を見ている表情もいいのだ


岡本神草が描いた<舞妓>なのだ

朱色(赤)の着物を着た 幼さが残る舞妓の 上半身のみが描かれているのだ

色わ 水彩のように塗られているように見えて 可愛らしい感じだけど ほんのちょっと デロリな感じも秘めているように思っちゃうのだ



ぼくらが 千葉市美術館に行ったのわ この2点の作品を見たかったからなのだ

2点とも デロリ感のない作品だったけど 見れて良かったし <如月太夫>にお会いできて すごく満足だったのだ



ここから先わ <初期浮世絵展>のことわ えこうが書くのだ

千葉市美術館 <初期浮世絵展-版の力・筆の力> 2月28日(日)まで

http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/0104/0104.html

作品リスト
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/0104/list0125.pdf




展示構成

プロローグ 浮世の楽しみ-初期風俗画

1 菱川師宣と浮世絵の誕生-江戸自慢の時代

2 荒事の躍動と継承-初期鳥居派の活躍

3 床の間のヴィーナス-懐月堂派と立美人図

4 浮世絵界のトリックスター-奥村政信の発信力

5 紅色のロマンス-紅摺絵から錦絵へ

浮世絵版画がメインの展示ですが、他にも掛軸、屏風、墨絵本など約180点を展示していました。


気になった作品

4.(無款) 犬を連れた禿


禿が犬を連れて歩いている。切り取られた作品だそうで、一緒に花魁(遊女)も描かれていたそうです。


7.(無款) 扇舞図


唐輪髷を結っているそうで、no.9の隣にあった作品で、あちらは動、こちらは静、色の白と黒で対照的。意図的に展示していて双幅のように思えた。


9.(無款) 美人立姿図


袖に口をやり、身をよじっている立ち姿の女性。着物が黒だし、身をよじっているので、より細く見える。御所風の髷だそうで、仕草も上品な印象を受ける。


37.(無款)杉村治兵衛 遊女と客

墨摺筆彩という作品を初めて見た?墨以外の色を筆で彩色しているので、色が鮮やか、例えが悪いかしれないが、薄く色鉛筆で塗ったかのように思えた・・・。

描かれた場面は、遊女と客が床に付き営みの場面で、かかっていた赤(朱)の打掛の柄が鳳凰なのだが、顔がちょっと鶏みたいに見える?それ以外は配色もいい。


57.菱川師宣 江戸風俗図巻

師宣および工房が、手がけた多くの風俗図巻の中でも、代表的な作品だそうです。

私が見たのは、下巻のみで、秋から冬の場面、巻物だからか、色が褪せてなくて美しく、向かいにあったno.59の弟子の屏風も良かったと思ったが、この作品は別格。とにかく素晴らしかった。

下巻しか見れなかったが、上巻も見てみたいし、出光美術館所蔵なので、また見る機会があるかも?


59.菱川師平 春秋遊楽図屏風

六曲一双の屏風、菱川師兵は、師宣の弟子だそうです。左隻には秋、右隻には春の場面を描く。ともに賑やかで、見ていると、人々の声が聞こえてきそうな感じ、描かれた着物の柄や、仕草を見入ってしまう。


60.菱川師宣 地蔵菩薩像


蓮の葉に乗り、空から現れる地蔵菩薩。色彩は質素で、穏やかで優しいお顔をしている。


61.菱川師宣 天人採蓮図

no.60の隣に展示していた肉筆の作品で、こちらも天女が空から現れ、宙に舞いながら、蓮の花を採っている。蓮は色が薄く描かれており、比べると天女の方は色がはっきりしており、優雅で美しい。


82.初代鳥居清倍 二代目市川団十郎の虎退治



89.初代鳥居清倍 金太郎と熊



121.宮川長春立 美人図

宮川長春は懐月堂派に少し遅れて肉筆画を専門に活躍したそうです。展示していた懐月堂派に比べると、色がいい。


168.鳥居清広 梅樹下の男女(見立玄宗皇帝楊貴妃)

解説の一部には、こう書かれています。
『仲睦まじく一管の笛を奏でるという、玄宗皇帝楊貴妃の姿を当て風に置き換え描いた洒落た見立てである。』


181.石川豊信 清水の舞台から飛び降りる娘

傘を広げ清水の舞台から飛び降りる女性が描かれ、細長い柱絵なので滞空時間が長異様に思えた。降りて着物がまくり上がって露わになった太ももがセクシー。


182.鳥居清広 風に悩む美人

解説には、こう書かれいます。
『振袖の娘が突風に吹かれ飛び散る紙を集めようとしている。ばらばらになった白紙の中、書きかけたものか恋文も交じっているようで、娘はそれに向けて手を伸ばしている。脚が露わに見えているが、このような作品を宝暦期(1751-64)に多く出版されており、あぶな絵と称される。』


193.(巨川落款)鈴木春信 坐舖八景 台子夜雨


隣に落款のない、同じ作品と見比べが出来て、色の違いを確かめることが出来る。


点数がかなり多く見ていて疲れましたが、私にとって、菱川師宣の良さに気付いた展覧会だったように思えます。

もうすぐ終わってしまいますが、初期の浮世絵をまとめて見れることって、あんまりないので、オススメだと思います。


この後わ 千葉市美術館からすぐにあるハンバーガーのお店<パントリーコヨーテ>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ


『塩つけ麺 灯花(淡麗鶏塩そば)@四谷三丁目 or 曙橋』なのだ

2016年02月20日 | 美味しいもの(~2022年)

<たいやき わかば>を後にしたぼくらわ せっかく四ツ谷にいるから 前に食べて美味しかったつけ麺(ラーメン)のお店に行こうと思って 10分くらい歩いて<塩つけ麺 灯花>に行ったのだ

塩つけ麺 灯花
http://ameblo.jp/sio-toka/

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130903/13143559/

ラーメンデータベースのページ
http://ramendb.supleks.jp/s/58887.html




お店に着いたのわ オープン直後の18時過ぎで 店内に1人のお客さんがいただけだったのだ

こちらわ 券売機なのだ


↓クリックすると大きな写真で見れるのだ
 


※このお店わ 5席しかなくて 満席の場合わ 先に食券を買って並ぶみたいで お店の引き戸わ 全部開くみたいだから 食べ終わったお客さんが出てきたドアから お店に入るみたいなのだ

ぼくらわ 前に行った時に<特製淡麗塩つけ麺>を食べたので 今回わ <特製淡麗鶏塩そば ¥1000>をお願いしたのだ



まずわ スープを一口なのだ

前に食べたつけ麺同様 旨みの詰まったパンチのある味で 気持ちしょっぱめ?な気がしたけど 美味しいし 飲んでると 舌が慣れてくるのだ

麺わ ストレートな細麺で パンチのあるスープに絡むから ツルツルといけちゃうのだ

チャーシューわ 豚のバラ肉で スープの味を邪魔しないように? 薄めにカットされていて スープの味を吸って 美味しいとわ 思うんだけど もっと食べ応えがある厚みの方が好みだったのだ

味玉も良かったし トータルでみても 美味しい鶏塩そばだったのだ


ラーメンのUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



<塩つけ麺 灯花>わ 5席しかなくて 待つことがあると思うけど つけ麺 塩そばともに美味しくて オススメだと思うのだ

両方食べてみて思ったのわ お店の屋号にもなっている<つけ麺>の方が好みなのだ

近くにある2号店の<鯛塩そば 灯花>にも行ってみたいし 今わ 一時 販売中止しているみたいだけど 裏メニュー?の<「裏つけ麺(醤油)」>も食べてみたいと思うのだ


今回も素晴らしい作品を見れて 美味しいものをたべることが出来て 大満足なのだ

ありがとうございますなのだ


『たいやき わかば@四ツ谷(赤坂口)』なのだ

2016年02月18日 | 美味しいもの(~2022年)

<はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション>を見たぼくらわ 四ツ谷に移動して 駅から3~5分くらいの場所にある<たいやき わかば>に行ったのだ

たいやき わかば
http://www.246.ne.jp/~i-ozawa/

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1309/A130902/13000848/




先月に『三大たい焼き』のお店 人形町の<柳屋>にも行ったことがあって 食べ比べというか 食べてみたかったのだ

ぼくらがお店に着いたのわ 17:30くらいで 15人くらい並んでいたのだ

15分くらい経って ぼくらの順番になって こちらのお店わ イートインのスペースもあるから <たい焼き ¥150>を2匹 イートインでお願いしたのだ


左上にあるお茶わ 機械があって自分で入れるのだ

ちょっと粗熱を取っていて アツアツなんだけど 食べやすかったのだ

たい焼きの皮わ 程よくパリパリで 柳屋さんよりわ ふっくらした感じだったのだ

あんこわ 尾っぽの先まで ぎっしりで かなり多め? でも 上品で くどくない甘さだから ぼくらわ 2匹をペロッと食べちゃったのだ



食べ終わると お皿にわ こんな風に書いてあるのだ


食べ終わったら カウンターにお皿と 御茶碗を戻して ごちそうさまなのだ


たい焼きのUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



<たいやき わかば>わ あんこを美味しく頂く たい焼きで 150円で 幸せ気分を味わえるし オススメだと思うのだ

ぼくらが並んだ時間帯わ ほとんどの人が お持ち帰りしていたけど イートインのスペースがあるのわ 嬉しいし 時期によってわ お団子や かき氷も食べられるみたいだし HPに書いてあったけど 「夏場、一度冷凍して半解凍で召し上がると、小倉アイスのようです」って書いてあって その食べ方でも 食べたいから 再度行ってみようと思うのだ

今度 三大たい焼きのもう一つのお店にも 食べに行くのだ


この後わ せっかく四ッ谷に来ているし 前に食べて美味しかった<塩つけ麺 灯花>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション@国立新美術館』なのだ

2016年02月17日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<尖沙咀(チムサーチョイ)>でランチをしたぼくらわ 国立新美術館に移動して 4月4日まで開催している<はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

エル・グレコが描いた<受胎告知>なのだ


一言でいうならば「カッコいい受胎告知」なのだ

中央の稲光とともに 聖霊の象徴としての鳩と大天使ガブリエルが現れた劇的な受胎告知なのだ マリアの表情わ 驚いた様子もなく すべてを悟ったかに見えるのも印象に残ったのだ

えこうわ 2006年に国立近代美術館で 大原美術館の作品を見る機会があったんだけど その時にわ この作品わ 東京にわ 来てなくて 倉敷まで行っちゃおうかと思っていたので 今回見ることが出来て 念願が叶ったと言っていたのだ

日本にあるエル・グレコの作品わ 2点だけで この作品と 西洋美術館所蔵のものなのだ

↓※この展覧会とわ 関係ないけど 参考として 西洋美術館所蔵のエル・グレコの作品を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)



児島虎次郎が描いた<和服を着たベルギーの少女>なのだ


間近で見ると 少女の着物わ かなり塗りたくっているのだ でも 遠目から見ると それがちょうど良くて うまい具合に合わさっていて キレイに見えるのだ


花澤武男の作品<レッツ グルーブ(聖アントワーヌの誘惑)>なのだ

ピンクの空の元 黄緑色のマントを被った聖アントワーヌを誘惑する化物たちが描かれているけど その化物たちが面白いのだ

スターウォーズのチューバッカ 通商連合の人 ハリ・ポッターのトビ―や 妖怪のカッパなど 誰しもが見たことのあるキャラクター?たちがいるのだ

こんな楽しそうな誘惑なら ちょっと 見てみたい気もするのだ 


あと 最後に展示していた 谷保玲奈<繰り返される呼吸>も良かったのだ


ぼくらがずっと前から見たかった エル・グレコの<受胎告知>にお会いできた それにつきるのだ

大原美術館にわ 今回来てない作品で 素晴らしい作品があるみたいなので いつか倉敷に行ってみたいと思うのだ



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

国立新美術館 <はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション> 4月4日(月)まで

http://www.nact.jp/exhibition_special/2016/hajimari/

公式サイト
http://hajimari2016.jp/

作品リスト
http://www.nact.jp/exhibition_special/2016/hajimari/pdf/20160122_hajimari_list.pdf




展示構成

1章:古代への憧景

2章:西洋の近代美術

3章:日本の近代洋画

4章:民芸運動ゆかりの作家たち

5章:戦中期の美術

6章:戦後の美術

7章::21世紀へ

絵画を中心に150点展示していました。


気になった作品

2-1.エル・グレコ(ドメニコス・テオトコプーロス) 受胎告知


解説には、こう書かれています。
『「受胎告知」は、マリアが読書または裁縫をしていたという聖書の記述から、室内の情景として描かれることが多い。しかし、本作品は、雲に乗った天使が鳩(聖霊の象徴)と共に闇を切り裂いて出現するという、極めて特異な描写である。また、説明的な要素を最小限にとどめ、ドラマに焦点を当てた点も本作品の特徴である。エル・グレコ独自の、細長く引き伸ばした人体、鮮やかな色彩と大胆な明暗、そして勢いのあるタッチが、画面に躍動感と神秘的な雰囲気をもたらしている。』


2-2.ピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ 幻想


2014年の<シャヴァンヌ展>でも展示していた作品。

左にいる女性が、植物の蔓でペガサスを捕まえようとしている。前に見た時も思ったが、描かれた人物などは表情が読み取れないし、彫刻のよう?ただ、全体的に青みがかっていて美しい作品でした。


2-8.ポール・ゴーギャン かぐわしき大地


タヒチの大地の女神を描いたかのような印象を受ける。展示していたどの作品とも違い、キャンバス地が荒い感じがした。


2-11.ギュスターヴ・モロー 雅歌


水彩の作品、背景の風景はそうでもなかったが、人物の服などは、精緻で美しい。


2-14.クロード・モネ 睡蓮


水面に木々や空の映り込みは少なかったが、滑らかな作品。しかし、間近で見ると、水面の筆の跡がザラザラとして感じとなってい。


2-16.エドモン=フランソワ・アマン=ジャン 髪


大原美術館のコレクションの第1号だそうです。

全体的にふんわりとした作品で、髪を梳かれている女性が美しい。


2-17.ピエール=オーギュスト・ルノワール 泉による女


風景と一体化したかのような裸婦が描かれていて、女性の肌は光を含んでいるような感じを受ける。あと、下半身にかかってある白い布がいい。


2-20.アメデオ・モディリアーニ ジャンヌ・エビュテルヌの肖像


久しぶりに、モディの作品を見た。確か、ジャンヌはモディの恋人だったような・・・?

アーモンド形の目、首が長めで体のバランスが少し変な感じがするが、妙な一体感がある。


3-2.児島虎次郎 和服を着たベルギーの少女


解説には、こう書かれています。
『児島がベルギーのゲント美術アカデミーに留学していた時代の代表作である。明るく鮮やか色彩と躍動感に溢れた筆遣いは、児島が教えを受けたエミール・クラウスによるベルギー印象派の影響を顕著に示す。少女の顔と髪、着物や帯によって、さまざまな筆触が使い分けられているのが、興味深い、和洋のモチーフが混交した画面からは、日本美術界のために西洋画を収集し、東西文化の架け橋として生きることとなる児島の気概が伝わってくる。』


3-5.関根正二 信仰の悲しみ ※重要文化財



3-9.岸田劉生 童女舞姿



3-10.藤田嗣治 舞踏会の前

フジタの美しい乳白色の女性が7人描かれ、肌が滑らかで触れてしまったら、消えてしまいそうな感じでずっと見ていたくなる。肌の色は美しいが、体系がなんとなくミケランジェロっぽいような・・・?


3-13.熊谷守一 陽が死んだ日

亡くなった自分の子どもを描いている。キャンバスに悲しみをぶつけるように色を塗りつけ、作品の中に、亡くなった子供への思いと、悲しみを封じ込めているような感じがした。


6-1.ジャクソン・ポロック カット・アウト

ポーリングなどで絵具をたらした後に、人型のような形に切り抜いた作品。解説に書いてあったが、ポロックは、切り抜いた中身をどうするか迷っていたそうだが、そのまま亡くなってしまって、亡くなった後に妻が別の作品を貼り付けて現在の形になったそうです。

見ていると、人型が勝手に抜け出したかのように思える。


あと、棟方志功の<二菩薩釈迦十大弟子板画柵>も良かった。


近現代の作品が多いですが、大原美術館の素晴らしい作品の数々を見れて良かったです。

ずっと前から見たかった<受胎告知>も見れましたし、現代美術の作品も、面白いものがあって、新たな発見もありました。

東京にいながら、大原美術館の作品を見れるので、オススメだと思いますよ。


この後わ 四ツ谷駅に移動して<たいやき わかば>に行ったんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『尖沙咀(チムサーチョイ)@六本木』なのだ

2016年02月13日 | 美味しいもの(~2022年)

ぼくらわ 国立新美術館で開催中の<はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション>を見に行ったんだけど その前にランチをしようと思って メトロの六本木駅から ほど近くにある<尖沙咀(チムサーチョイ)>でランチをしたのだ

尖沙咀(チムサーチョイ)

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1307/A130701/13102339/

こちらわ 建物の入口なのだ



こっちわ お店なのだ



こちらわ ランチメニューなのだ


↓こちらをクリックすると大きな写真で見れるのだ



お店に着いたのわ 13時くらいで ほぼ満席で 運よく 1卓空いていて座れたのだ

ぼくらわ 前から気になっていた<点心セット(蒸6種類) ¥1080>をお願いしたのだ(※蒸時間が17分程度かかるのだ)

※すべてのランチに<スープ> + <漬物> + <デザート>が付いて ごはんのお替わりも自由で 麺類にもご飯無料なのだ

まずわ <スープ>と <漬物>が到着なのだ


光が反射しちゃって わかりづらいけど 白い<スープ>わ お粥のスープみたいな感じで とろみがあって ほのかに鶏の味などがする優しい味のスープで 美味しかったし <漬物>わ たぶんザーサイだったと思うけど ちょい辛で良かったのだ


食べ終わって ちょっと経ってから<点心(蒸6種類)> + <ご飯>が到着したのだ



右下の蒸籠わ 上から時計回りに<小龍包>・<フカヒレ餃子>・<焼売>なのだ


こちらの3つわ 肉感のある具材が入っているのだ


左下の蒸籠わ 上から<ニラ餃子>・<エビ餃子>なのだ


こっちの2つわ ともに プリプリな海老が入っていて 上に載せた焼売などより 皮がモッチモチ & ツルツルだったのだ


上の蒸籠わ <湯葉巻蒸し>なのだ


甘めなあんかけがかかっている 海老入りの湯葉巻きだったのだ

6種の点心のセットわ どれも美味しかったし ごはんもすすむのだ  おかわり自由なので ぼくらも1杯お替わりしたのだ


最後わ <デザート>なのだ


ヒエヒエのマンゴープリンで 美味しく頂いて ごちそうさまなのだ


料理のUPの写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
   


もしかしたら平日限定?なのかもしれないけど <点心セット>わ 6種類の美味しい点心を食べれたし デザートまで付いて 1080円で かなり満足度の高いランチだったのだ

食べ終わるまで ほぼ満席状態が続いて タイミングが悪いと待つかもしれないけど 再訪したいお店だし オススメだと思うのだ


この後わ 国立新美術館に移動して<はじまり、美の饗宴展 すばらしき大原美術館コレクション>を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『ボッティチェリ展@東京都美術館』なのだ

2016年02月11日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

<ハリマ・ケバブ・ビリヤニ>でランチをしたぼくらわ 東京都美術館に移動して 4月3日まで開催している<ボッティチェリ展>を見たのだ



ぼくが気になった作品なのだ

展覧会のチラシのメインとなっている ボッティチェリが描いた<聖母子(書物の聖母)>なのだ


ボッティチェリ円熟期で 高価な材料を使っている作品って 書いてあったのだけど どの作品よりも素晴らしいし ぼくらわ 作品の前で足が止まって ずっと見ていたのだ

正直 この1枚を見るためだけに 展覧会を見に行ってもいいと思うくらいの作品だと思うのだ


こちらも ボッティチェリが描いた<アペレスの誹謗(ラ・カルンニア)>なのだ


この作品わ 誹謗中傷にあった人物の悲惨さを寓意的に描いているそうなのだ

サヴォナローラに影響を受けている頃の作品だから <ヴィーナスの誕生>のような 人物の輝きわ 残念ながらなくなっているけど 妙に惹かれる作品で 晩年の傑作だそうなのだ


えこうわ 2008年に見たことがあるみたいだけど ボッティチェリが描いた<女性の肖像(美しきシモネッタ)>なのだ


日本の丸紅が所蔵している作品で 1度見たかったのだ

解説に書いてあったけど この作品と同様の特徴をそなえた女性像わ <春(プリマヴェーラ)>・<ヴィーナスの誕生>にも登場するそうなのだ


あと <聖母子、洗礼者聖ヨハネと天使たち(コルシーニ家の円形画)>などを描いた フィリッピーノ・リッピの作品わ ふんわりとした人物像で 甘美で好きなのだ


<ボッティチェリ展>わ 年間ベスト10入り決定の素晴らしい展覧会で 日本にいながら 20点ものボッティチェリの作品を見れるなんて もう二度とないかも?って思うのだ 

さっきも書いたけど<聖母子(書物の聖母)>だけ1点でも見る価値わ あると思うし 混雑する会期末わ さけて お早めにご覧になった方がいいのだ



ここから先わ 展覧会の詳細と えこうの感想を載せるのだ

東京都美術館 <ボッティチェリ展> 4月3日(日)まで

http://www.tobikan.jp/exhibition/h27_botticelli.html

公式サイト
http://botticelli.jp/

作品リスト
http://www.tobikan.jp/media/pdf/20160114_botticelli_worklist.pdf




展示構成

第1章 ボッティチェリの時代のフィレンツェ

第2章 フィリッポ・リッピ、ボッティチェリの師

第3章 サンドロ・ボッティチェリ、人そして芸術家

第4章 フィリッピーノ・リッピ、ボッティチェリの弟子からライバルへ

1章では、絵画以外の工芸品などがありましたが、2章以降は、フィリッポ・リッピ、ボッティチェリ、フィリッピーノ・リッピの作品を展示しており、合わせて78点の作品を展示しています。

ボッティチェリの単独の作品は、21点もありました。(※工房作も合わせると27点)


気になった作品

18.アンドレア・デル・ヴェッキオ 聖ヒエロムニスの頭部のための習作

光を受けた聖ヒエロムニスが、劇的かつ写実的。解説に書いてあったが、紙に描かれており、工房で繰り返し用いるひな形か、素描として制作されたと推測される。


31.サンドロ・ボッティチェリ(本名アレッサンドロ・ディ・マリアーノ・フィリペーピ) バラ園の聖母


落ち着いた青の外套(マント)の下に着ている赤い服を着ている聖母が、幼子キリストを膝に置き、共に視線を交わしている。聖母の持つザクロはイエスも触れており、そのザクロは「復活の象徴」だそうです。

なんとなくだが、聖母マリアは幼く見え、座っているからか、上半身は華奢で、下半身はどっしりとした感じで、なんとなくバランスが悪いような気がした?でも、それが安定している構図なのかも?


37.サンドロ・ボッティチェリ ラーマ家の東方三博士の礼拝


解説の一部には、こう書かれています。
『星に導かれた東方の三博士が、贈物を携え、生まれたばかりのイエスの礼拝に訪れる場面。』

ラーマとは、注文主の名で、右側の群集にいて、こちらを見ている青の服の男だそうで、作品の後ろのパネルに書いてあったが、メディチ家の人物も描かれているそうです。あと、作品の1番右端のこちらを見る男性は、ボッティチェリだそうです。

描かれボッティチェリは、作品に対する自身の表れか、かなりの自信家のように思えた。


39.サンドロ・ボッティチェリ 書斎の聖アウグスティヌス(あるいは聖アウグス 1480年頃ティヌスに訪れた幻視)


剥離されたフレスコ画。


42.サンドロ・ボッティチェリ 聖母子(書物の聖母)


解説には、こう書かれています。
『窓のある室内で、聖母が幼子イエスを膝に抱えている。伏し目がちの聖母の顔は思いにふける表情をたたえ、わが子の受難を予知しているようだ。イエスは振り返り、愛らしい表情で聖母を仰ぎ見る。豪華なクッションの上に開かれた時禱書には、処女による救世主の受胎と誕生を予言する「イザヤ書」の文句が示されているが、完全に判読することはできない。キリストの左手に受難を暗示する3本の釘を持ち、腕には、茨の冠を通している。背後にあるマヨルカ陶器の鉢には、キリスト教的な概念を表すサクランボ、プラム、イチジクが盛られている。
本作品の注文主や設置場所は不明だが、金箔やラピスラズリなどの高価な素材を多用されていることから、極めて重要な注文による制作だったことが推測される。ボッティチェリ特有の流麗な線描と丹念な陰影によって事物がかたどられ、光輪や髪の毛、金糸の刺繍、受難具などにみられる緻密な描写が、画面に装飾性を与えている。代表作の≪ヴィーナスの誕生≫と同じ1480年代前半に位置づけられるボッティチェリ円熟期の技量が光る傑作である。』


43.サンドロ・ボッティチェリ 洗礼者聖ヨハネ

すごくカッコいい素描。解説に書いてあったが、バルディ祭壇画、サン・バルバナ祭壇画に描かれた同聖人と類似だそうで、その祭壇画を見たくなりました。

洗礼者聖ヨハネは、キリストの先駆者であり、フィレンツェの守護聖人だそうです。


44.サンドロ・ボッティチェリと工房 聖母子、洗礼者聖ヨハネ、大天使ミカエルと大天使ガブリエル


左の十字架を持つのが、洗礼者聖ヨハネ、その後ろにいて、剣を持つのが大天使ミカエル、右端にいて、百合の花を持つのが大天使ガブリエルです。

2014年の<ウフィツィ美術館展>でも展示していたような・・・?

工房作だが、ボッティチェリの作品という見解もあるそうです。なんとなくですが、近くに展示していた<書物の聖母>と比べてみても、人物の顔に品があり、ボッティチェリが描いているような気がした・・・。


47.サンドロ・ボッティチェリと工房 聖母子と4人の天使(バラの聖母)


聖母マリアが跪き頭を垂れ、手を合わせ幼子イエスに祈り?を捧げている?でも、イエスはマリアに甘え、抱っこして欲しくて手を伸ばしている。イエスの人間味のある感じが何とも微笑ましい。


49.サンドロ・ボッティチェリ 胸に手をあてた若い男の肖像 (※2月25日まで展示)



50.サンドロ・ボッティチェリ 女性の肖像(美しきシモネッタ)


聖母の除き、ボッティチェリが描く女性は気が強い印象を受けるが、こちらの女性は、服装の印象からか控えめな女性に思えた。美しさ、上品さは漂わせている。

タイトルにシモネッタとあるが、描かれた人物は明らかになっていないそうです。


53.サンドロ・ボッティチェリ アペレスの誹謗(ラ・カルンニア)


作品パネルに書いてあった「<アペレスの誹謗>の寓意」を載せます。
『この主題は誹謗中傷にあった人物の悲惨さを寓意的に描いている。画面全体は、多くの擬人像によって構成される。松明にを手にした美しい女性は、として表されている「誹謗」は、手を合わせた若い青年姿の「無実」の髪を掴んで、王座に座す大きな耳の「不正」のもとに引きずってゆく。「誹謗」の左手をとる貧しい身なりの男は「憎悪」。「不正」の耳元で彼になにかささやく2人の女性「無知」と「猜疑」。また「誹謗」の後ろで彼女に仕える2人の女性は「欺瞞」と「嫉妬」である。その後方の振り返る黒衣の老婆は「悔悟」、一番後ろで一人孤立して天を指さしている裸体の女性が「真実」とされる。』


61.サンドロ・ボッティチェリ 聖母子と洗礼者聖ヨハネ



67.フィリッピーノ・リッピ 幼児キリストを礼拝する聖母



見に行った方のブログで、ボッティチェリ、フィリッポ・リッピ、フィリッピーノ・リッピの三人展って書いてありましたが、納得でした。私はボッティチェリ中心に見たので、リッピ親子の作品は、そこまで惹かれませんでしたが、一連の流れで作品を見ることが出来て良かったです。

長い時間をかけて見たのですが、見足りない感じがあるので、もう1度見に行こうと思っています。

この展覧会は、巡回はないみたいですし、この展覧会を見に行くために、東京へ旅行に行くのもアリかと思います。今なら<ダ・ヴィンチ展>と合わせて見れますし、3月には<カラヴァッジョ展>も見れるので、ちょうどいいかもしれませんよ。


今回も素晴らしい作品を見ることが出来ましたし、美味しいものをたべることが出来て大満足でした。

ありがとうございます。


『ハリマ・ケバブ・ビリヤニ(パヤセット)@上野(浅草口) or 稲荷町』なのだ

2016年02月07日 | 美味しいもの(~2022年)

<レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦>を見たぼくらわ 上野に移動して 美術館のある上野公園とわ 反対側にあるんだけど ぼくらのお気に入りのお店の<ハリマ・ケバブ・ビリヤニ>でランチをしたのだ

ハリマ・ケバブ・ビリヤニ

食べログのページ
http://tabelog.com/tokyo/A1311/A131101/13168753/




お店に着いたのわ 13:30過ぎだったので そんなに混んでなかったのだ

こちらわ ランチのメニューなのだ(※メニュー内容わ 変わってなかったので 前に撮ったものなのだ)






↓クリックすると大きな写真で見れるのだ
  


ぼくらが このお店に来るのわ 9回目で 3種類のカレーのセットの<アプサナランチ><ビリヤニセット><ニハリセット><まろやかなクリーミーバターチキンカレー>大きなタンドーリチキンの付く<シェフセット>タンドリープレートの付く<ロイヤルセット><ラム カレジ イン ミントセット><ラム肉のコリアンダー風味カレーセット>を食べたことがあって 系列店でわ <パヤセット>と <ラムウエチェンナマムサムセット><カラチ風・ラムカライセット>も食べているけど ハリマでわ パヤセットを食べたことがなかったので <パヤセット ¥1030>をお願いしたのだ

※<パヤセット>わ <サラダ> + <パヤ> + <ナン or ロティ or ライス> + <ドリンク>のセットなのだ

メニューに書いてあった<パヤ>の説明なのだ
『パヤは、インドやパキスタンで愛されている伝統料理です。特別なお客様を招いた時や、特別なパーティーなどでも、おもてなし料理として振る舞われています。子羊の脚肉、玉ねぎ、トマト、ニンニク、複数のスパイスが、この美味しくヘルシーなインドの伝統料理の主な材料です。』

最初に <サラダ> & <ドリンク>わ サービス『ババナラッシー』にしてくれて いつも付くけど サービス<南インドのスープ>『ラッサム』が到着なのだ


サラダとスープわ なんとなくだけど いつもよりスパイス強めだった気がしたのだ

ババナラッシーわ マンゴーに比べると 甘さわ 控えめだけど バナナの粒々入りで美味しいのだ


メインの<パヤ>が到着 今回わ <ライス>で頂いたのだ


パヤわ 子羊の脚肉 玉ねぎ トマト ニンニクなどが入ったスープカレーのようなもので なんとなくだけど 前に食べたことのある<ニハリ>より スープに 子羊の脚肉のプルプルなコラーゲン?が入っているから とろみもあるのだ

ぼくらにとって パヤわ かなり辛かったけど 辛さの中に 美味しさがあるから 汗をかきながら 食べたのだ

これわ トッロトロになった 子羊の脚肉をライスに乗っけてみたのだ


ぼくらわ お願いしなかったけど ちょっと甘みのあるナンで食べても良かったような気がしたし ロティでも合うと思うのだ

あと パヤわ ニハリと違って 小さめな骨があるので ご注意なのだ


料理のUPの写真も載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)
    


今回食べた<パヤ>や 他の料理もそうだけど スパイスをいっぱい使っているから 体(胃)の中から温まるから 寒い今の時期わ よりオススメだと思うのだ

ぼくらが好きなお店っていうのもあるけど どの料理も美味しいから 上野に行ったら 足を伸ばして行って見る価値のあるお店なのだ


この後わ 東京都美術館に移動して<ボッティチェリ展>を見たんだけど そのことわ また 今度書くのだ


『レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦@江戸東京博物館』なのだ

2016年02月04日 | アート【展覧会 & 常設】(~2022年)

ぼくらわ 江戸東京博物館で 4月10日まで開催している<レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦>を見に行ったのだ



展覧会の詳細と 今回の感想わ えこうに任せるのだ

江戸東京博物館 <レオナルド・ダ・ヴィンチ-天才の挑戦> 4月10日(日)まで

https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/s-exhibition/special/3807/%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%8A%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%BB%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%BC%E5%A4%A9%E6%89%8D%E3%81%AE%E6%8C%91%E6%88%A6/

公式サイト
http://www.davinci2016.jp/index.html

作品リスト
https://www.edo-tokyo-museum.or.jp/assets/img/2016/01/davinci_list.pdf




展示構成

序章 レオナルドの肖像 天才像と神格化

第1章 自然と人間-直感と観察

第2章 『鳥の飛翔に関する手稿』-人間の限界を越えた飛翔、自然と神の世界の挑戦

第3章 ≪糸巻きの聖母≫-見えない世界を探る

第4章 レオナルドの教え-ルネサンス期の工房とレオナルド・アカデミー

レオナルド・ダ・ヴィンチの油彩画と手稿が1点ずつ、素描も7点を展示しており、他にも、レオナルドの生涯を表した版画や、レオナルド派の作品など、合わせて約70点を展示。


気になった作品

6.カルロ・ラズィーニオ レオナルド・ダ・ヴィンチの肖像


解説には、こう書かれています。
『1715年に(自画像)としてウフィツィ美術館に収蔵された絵画に基づいている。それが贋作であることが判明する1938年までの間に数図、版画化され、レオナルドの自画像として普及してしまった。ここではレオナルドの間違った生没年「1445年生まれ、1520年没」と付されている。(実際は1452年生まれ、1519年没)』


21.レオナルド・ダ・ヴィンチ 子どもの研究

<聖母子と聖アンナ>のための素描だそうです。


35.レオナルド・ダ・ヴィンチ 鳥の飛翔に関する手稿


39.レオナルド・ダ・ヴィンチ 糸巻きの聖母(バクルーの聖母) ※部分画像


↓印刷が違うので、色が違いますが、全体像の画像です。


他に2点のレオナルド派の<糸巻きの聖母>も展示していたが、他の作品と比べると、左奥の歩行器がなくなっていて、より背景との一体感もあるし、聖母子がフワッと浮き上がって来た(現れた)かのように描かれているように感じる。聖母マリアは、3点の中で1番年齢を重ねているように見え、他に2点より、キリストの未来を案じているような表情に見えた。

解説パネルに書いてあって、私が気になった内容を簡単にメモしてみました。
・画面左側のマリアの右手は、母なる大地のエネルギーを表す。
・聖母マリアは、過酷な運命に子供を向かわせなうように、その身体を押さえている。
・糸巻き棒[桛木(かせぎ)]、ローマ神話の運命の女神、パルカに通じる道具である。彼女たちは運命の糸を配る(誕生)、紡ぐ(生殖)、絶つ(死)を司っていた。二重の十字架の形は、神と人間をつなぐ神秘の木、生命のシンボルである連綿を続く生死、死に対する周期的な勝利を表している。


40.レオナルド派(スペイン人フェルナンド周辺?) 糸巻きの聖母(スティーヴンソン・バルンの聖母) ※部分画像


解説に書いてあったが、レオナルドがフィレンツェの工房で構想を練られた時の準備素描から派生した作品だそうで、左奥に聖ヨセフが赤子用歩行器を作り、2人の女性が幼子イエスを導こうとしている場面が描かれているそうです。

全体的に明るい色彩に包まれていて、聖母子にも光が当たっているように見え、華やかな印象を受ける。


41.レオナルド派 糸巻きの聖母(ホラックの聖母)

後ろの背景は違うが、NO.40の作品と同様の構図。隣にあったNO.40と比べると、色彩は暗めで聖母マリアは幼く見える。


44.レオナルド・ダ・ヴィンチ ユダの手の研究

最後の晩餐のユダが銀貨を握った右手。


48.レオナルド・ダ・ヴィンチ 受胎告知の天使のための左手と腕の研究


50.16世紀ロンバルディア地方の逸名画家 洗礼者ヨハネ

顔の輪郭、筋肉の付き具合から、青年というか男性的な洗礼者ヨハネが描かれている。解説に書いてあったが、ナポリのブルボン王家に伝わる作品で、18世紀には、レオナルドの真作と考えられていたそうです。


51.16世紀ロンバルディア地方の逸名画家 洗礼者ヨハネ

No.50の隣に展示して見比べ手が出来る。No.50の作品と比べると、女性的な感じ?少年の洗礼者ヨハネ。


54.ジョヴァンニ・ピエトロ・リッツォーリ、通称ジャンピエトリーノ(帰属) 三位一体のシンボルを持つキリスト

解説の一部には、こう書かれています。
『キリストは左手で、聖三位一体の象徴である三角形を私たちに示し、右手を胸元に寄らせて、「人の子として受肉した第2の位格(子なる神)」であると自身を指している。』

この作品を見た感想は、「怖い」、「気味が悪い」といった感じ。どこにいてもずっと見られているに感じた・・・。


67.ジョヴァンニ・アントニーオ・バッジ(通称ソドマまたはマッタッチョ) ルクレツィアの自害


ダ・ヴィンチの油彩画1点だけでも、日本で見れるだけでもすごいことですから、<糸巻きの聖母>を見るためだけにこの展覧会を見に行く価値はあると思います!!

他にも点数は多くないですが、ダヴィンチの素描も見れますし、オススメだと思いますよ。


この後わ 上野に移動して<ハリマ・ケバブ・ビリヤニ>でランチをしたのだけれど そのことわ また 今度書くのだ