どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『どるちの妄想美術館 NO.6(クロード・モネ編 3/3)』なのだ

2020年05月21日 | どるちの妄想美術館

前々回(前編)前回(中編)の続きで 『どるちの妄想美術館 NO.6 クロード・モネ <後編>』なのだ


まずわ 今年も見ていてアーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)所蔵の<黄昏、ヴェネツィア>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


描かれているのわ 夕暮れのサン・ジョルジュ・マッジョーレ教会で 空と海がオレンジ色に輝いている感じが良くて 大好きな作品だから 一緒に写真を撮れて嬉しいのだ


2014年に見ていて ポーラ美術館所蔵の<サルーテ運河>なのだ


画面上部わ ハッキリと描かれ現実の世界に見えるけど 下の方わ ぼやけて描いてるように見えて 幻想的な雰囲気もあって 1つの画面に虚実が入り混じった異なる世界を描いているように思えたなのだ


2019年に見ていて 西洋美術館所蔵の<舟遊び>なのだ


ジヴェルニーに流れるエプト河で舟遊びする画家の義理の娘たちを描いたもので 船が半分になっているのわ 浮世絵の影響なのだ


2014年に見ていて ポーラ美術館所蔵の<バラ色のボート>なのだ


水面にある水草のうねうねがゴッホみたいだったのだ


2010年に見ていて オルセー美術館所蔵の<ノルウェー型の舟で>なのだ


モネのボートの作品を見たのわ 3作目で 上記のボートの2点の作品と 一緒に並べて 見比べるのだ


2018年に見ていて プーシキン美術館所蔵の<草上の昼食>なのだ


見た時の解説にわ こう書かれていたのだ
『舞台はフォンテンブローの森のはずれにあるシャイイ=アン=ピエール。マネの《草上の昼食(水浴)》に刺激を受けながら、のちに妻となるカミーユや友人バジールらをモデルにスケッチを重ね、制作された。都会生活を垣間見せる、流行のドレスをまとう同時代の人びとの様子だけでなく、印象派の表現を予感させるきらめく陽光をも意欲的に捉えている。』

右の大木にPの文字とハートに矢の刺さったマークがあるけど これわ もともとにその木あったものなのか それとも何かと意図があってマークされたものなのか 気になったのだ


2014年に見ていて オルセー美術館所蔵の<草上の昼食>なのだ


当時見た解説にわ こう書かれていたのだ
『マネの『《草上の昼食》に触発されて若きモネが挑んだ野心作。当初縦4m×横6mの大作でしたが、家賃が払えず大家の手に渡り、取り戻したときには損傷のため分断せざるを得ませんでした。ピクニックという近代的な主題と、葉の重なりや木漏れ日を捉える明るく細かなタッチは印象派の誕生を予感させます。』

この解説文を読んで もったいないって思ったのだ・・・

あと 左右に分かれた大きな画像も載せるのだ

左側の作品なのだ


右側の作品なのだ



上の作品と同じ展覧会で見ていて オルセー美術館所蔵の<かささぎ>なのだ


見に行った当時の解説にわ こう書かれていたのだ
『ノルマンディー地方の美しい冬景色に魅せられた若きモネは、「雪の効果」を捉えることに没頭しました。青みがかった白、バラ色に染まった白、黄色を帯びた白など、精妙な色調が織り成す雪原は、陽光を浴びて輝き、やわらかな手触りすらも感じさせます。8章に展示されている大作《草上の昼食》と並び、モネの早熟ぶりを示す初期の代表作と言えよう。』

えこうわ 2007年でも見ていて あの時にわ 大きな画面に色の違う雪の白が印象に残っている って言っていたのだ


2019年などに見ていて 国立西洋美術館所蔵の<芍薬の花園>なのだ


赤のシャクヤクが鮮やかで色の力が強い印象を受けたのだ


2017年に見ていて 個人蔵の<菊畑>なのだ


黄色 白 ピンクなど様々な色が舞い咲いていて 日本的な感じを受ける作品で ややぼかして描かれいるからか 風に揺らめいているようで幻想的に見えて美しかったのだ


2010年に見ていてボストン美術館所蔵の<ヴァランジュヴィルの崖の漁師小屋>なのだ


緑がかった海の色がキレイで 当時見た解説にわ 『漁師小屋のオレンジ色の屋根が海の青の補色として、強い対比を生み出している。』と書かれていたのだ


2012年に見ていて エルミタージュ美術館所蔵の<霧のウォータールー橋>なのだ


紫色の霧や ウォータールー橋のシルエットがキレイな風景で 作品のような霧の橋を実際に見たいと思うのだ

どの時期のいつの時間帯を描いたものなんだろう?って思ったのだ・・・


ぼくわ 見てないけど えこうわ 2007年の展覧会で見ていて 所蔵先わ 忘れちゃったけど<藤>なのだ



同じくぼくわ 見てないけど えこうわ 2007年の展覧会で見ていて オルセー美術館所蔵の<モントルグイユ街、1878年パリ万博の祝祭>なのだ



これで 前編 中編 後編と3つに分かれた クロード・モネ編わ 終了なのだ

他のどるちの妄想美術館を書くので お暇な時にでも読んで欲しいのだ


『どるちの妄想美術館 NO.5(クロード・モネ編 2/3)』なのだ

2020年05月15日 | どるちの妄想美術館

前回の続きで 『どるちの妄想美術館 NO.5 クロード・モネ <中編>』なのだ

今回わ モネの連作の中で 1番数が多い<睡蓮>で 見たことのあるものわ コレクションに入れて いろいろ見比べるのだ

1番上の2点を除いて 最近見たものから載せているのだ


まずわ 1番多く見ている 国立西洋美術館<睡蓮>なのだ


↓ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


何度も見ている作品だから ぼくらの中での睡蓮って 1番にこれが思い浮かぶのだ!!

うろ覚えで 間違っているかもしれないけど 国立西洋美術館のモネの作品(松方コレクション)って 松方幸次郎が モネから直接購入した作品なので 作品の質が高いのだ

この睡蓮わ 晩年で モネが目が悪くなった時のものだから 抽象的であり 装飾的でもあるのだ

松方コレクション展を見た時の解説の一部に書いてあったけど『オランジュリー美術館に設置された長大な「睡蓮」の大装飾画が完成するまで外に出さなかったと言われる関連作品の一つとして希少な例である。』とのことなので もしかしたら モネの実験的作品だったのかも?って思うのだ


去年(2019年)の展覧会で 初公開された<睡蓮、柳の反映>なのだ


ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


オランジュリー美術館の<木々の反映>に関連づけられる作品で 第二次世界大戦の時に ナチスの手を逃れるため疎開していた先の影響で 画面上の4割が失ってしまっていて その後 ルーヴル美術館の倉庫で60年眠っていて 2016年にルーヴル美術館で発見され 松方幸次郎の遺族から国立西洋美術館に寄贈されたのだ

紫 青 緑のハーモニーが美しいのだ でも これわ 妄想美術館なので 完全な状態での展示で見れるようにするのだ・・・

この画像わ デジタル推定復元の<睡蓮、柳の反映>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ



アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)所蔵で 2点の睡蓮なのだ

<睡蓮>なのだ


淡い色合いの作品で なんとなくだけど 朝の時間帯なのかなぁ~ なんて思ったのだ


もう1点わ <睡蓮の池>なのだ


優しい陽の光が 睡蓮の池に映っていて こっちわ 夕暮れ時のものかなぁ~ って思ったのだ


去年(2019年)見ていて 山形県美術館寄託(吉野石膏コレクション)の<睡蓮>なのだ


いい表現の仕方であ ないんだけど ぼくら的にわ キレイな睡蓮って思ったのだ


2018年の展覧会で見た 3点なのだ

鹿児島市立美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


画面が緑色に覆われた睡蓮の池で そこに咲く2輪の花がいいのだ


ナーマッド・コレクションの<睡蓮、水草の反映>なのだ


この作品わ 睡蓮の葉が 明るいのが印象的なんだけど ぼくらわ 画面上部にある 池に映る水草の影をえがきたかったのでわ ないかなぁ~ って思ったのだ


群馬県立近代美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


西洋美術館の睡蓮のように 抽象的になって筆致も荒く 睡蓮の葉わ ぐるりと円を描いているみたいなっていて 濃い緑の睡蓮といった印象で 花や葉に使われている紫がいいのだ

あと この展覧会を見た時の壁に書いてあった解説が印象に残ったのだ
モネは印象派ではなく、あらゆる現代美術の生みの親ではないか? アンドレ・マッソン 1975年のインタビュー』と書いてあって 妙に納得したのを覚えているのだ


2018年に見た プーシキン美術館所蔵の<白い睡蓮>なのだ


太鼓橋がかかっている睡蓮の作品で 最初期だからか 丁寧に描かれている印象があるのだ

白を含んだ緑?(黄緑?)の色の調和がとれていて 池というより睡蓮の花畑のように感じたのだ


こちらも2018年に見ていて ビュールレ・コレクションの<睡蓮の池、緑の反映>なのだ


ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


池に映える 緑が美しい睡蓮の池で 補色の赤系の睡蓮の花も鮮やかに映えるのだ

あと 写真撮影OKだったのも嬉しかったのだ


2016年に見ていて 大原美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


水面に木々や空の映り込みは少なかったけど 滑らかな作品なのだ でも 間近で見ると 水面の筆の跡がザラザラとして感じになっているのだ


2015年に見ていて マルモッタン・モネ美術館所蔵の 4点の睡蓮なのだ

<睡蓮とアガパンサス>なのだ


これも睡蓮の連作に入るのか わからないけど キレイだから入れちゃったのだ・・・

右下の塗り残しから アガパンサスの茎から紫の花へ そして 中央左下の睡蓮の黄色い花へと視線を誘導するかのようにかのように描かれていると感じたのだ

やっぱりモネわ 遠くから見ると すごくいいのだ


<睡蓮>なのだ


横の長さが3メートルもある大作なのだ

キャンバスの白の素地が残っていて 未完で 抽象的で落書きののようにも見えるけど その白い部分を水面として見たら きちんと作品として成立していて面白いのだ


<睡蓮>なのだ


アーティゾン美術館(旧ブリヂストン美術館)と 川村記念美術館と同じような構図の睡蓮で 水面が赤?オレンジ?の日の光が映り 夕方くらいの時間帯だと思うけど キレイだったのを覚えているのだ


<睡蓮>なのだ


紫陽花のような淡い藤色?の水面の池が美しい作品でで この作品などわ オランジュリー美術館の大装飾画の準備として描かれたものだそうなのだ


2015年に見ていて 東京富士美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


爽やかな朝の情景のような気がしたし あと なんとなくだけど パステルっぽく思えたのだ・・・


2014年に見ていて 個人蔵の<睡蓮のある池>なのだ


見に行った時の解説の一部にわ こう書かれていたのだ
『もともと横長の構図だった本作は、中央で二分割されており、この作品は左側にあたる。』

解説をふまえて見ると うまくトリミングをしていて全く違和感がないし 水面に映る青々とした柳の色が美しいのだ

二分割された右側の作品だけでも見てみたいし 2つ合わせた状態でも見たいのだ


2014年に見ていて チューリヒ美術館所蔵の<睡蓮の池、夕暮れ>なのだ


たぶんだけど 6メートルもの大きな睡蓮の作品って 初めて見たと思うのだ

当時見た解説にわ こう書かれていたのだ
『黄金色に輝く睡蓮の水面の様子を描きとった。モネ最晩年の代表作。画家の視点は水面に集中しており、そこに映し出される水面の睡蓮と樹木や空、水面下の空間もが複雑に重なり合って、夢幻的な空間が広がっている。観る者を包み込むかのようなこうした大画面は、抽象表現主義をはじめとする後世の芸術にも影響を与えた。』

太い筆で 色ごとに早く描いたような筆致で 複雑に色が絡んでいて 装飾的な壁画のように思えたし 左の方が明るくて 右の方が暗くなっているような気がしたから 間違っているかもしれないけど モネわ 時間も一緒に描いたのかなぁ って思ったのだ・・・

あと ぼくらの見た睡蓮の中で これが1番かも?って思えるくらい 好きなのだ


2014年に見ていて ボストン美術館所蔵の2点の睡蓮なのだ

<睡蓮の池>なのだ


プーシキン美術館のと 同じような構図で 日本風の太鼓橋がある睡蓮なのだ

ボストンの方わ 緑が濃い感じで 春から夏のかけての時期に描かれたのかなぁ~ って思ったのだ


<睡蓮>なのだ


水面に映る 淡い薄紫のような色がいいのだ これわ なんとなくだけど 春から夏に変わる時期の夕暮れ時だったりするのかなぁ~ って思ったのだ


2014年に見ていて ポーラ美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


この時 国立西洋美術館の<睡蓮>と一緒に見たので こちらわ 精緻な睡蓮といった印象を持ったのだ

あと 画像わ ないけど ポーラ美術館にわ 太鼓橋が描かれている<睡蓮の池>もあって 記憶があやふやだけど たぶん見たことがあると思うし それもコレクションに入れるのだ


2013年の展覧会で見ている2点の睡蓮なのだ

<睡蓮>なのだ(※所蔵先わ わからないのだ)


形は整っているが、ややぼやけた印象のある睡蓮だったのを覚えているのだ


アサヒビール大山崎山荘美術館蔵の<睡蓮>なのだ


遠景から見た睡蓮の池で 池に映り込む木々の緑と 青紫のような池の色が美しかったのだ

確か アサヒビール大山崎山荘美術館でわ 他にも睡蓮の作品を あと4点?持っていて それもコレクションに入れて 見比べるのだ


2012年に見ていて DIC川村記念美術館所蔵の<睡蓮>なのだ


水面に映る空の色がいいのだ


2010年に見ている オルセー美術館所蔵の<睡蓮の池、緑のハーモニー>なのだ


もう10年前なので 感想わ 忘れちゃってるけど 背景で 光が当たっていて 奥に描かれている木々の黄緑色がいいのだ


他にも 画像わ 持ってないけど MOA美術館の<睡蓮>も見たことがあって それもコレクションに入れるのだ

モネの睡蓮の連作わ 日本国内で約20点くらいあって 世界中にわ およそ200点もあるみたいで 有名なオランジュリー美術館の大きな睡蓮の作品群わ 展示室ごと コレクションに入れたいし 他にも ぼくらの知らない睡蓮も全部コレクションにしたのだ!!


それ以外にも モネわ <ポプラ並木>・<ルーアン大聖堂>や 霧に包まれた<ロンドンの国会議事堂>・<ウォータールー橋>・<チャリング・クロス橋>などの連作も描いていて それらもコレクションに入れて 見比べをしたのだ

参考として 一連の作品を 1点ずつ載せるのだ

国立西洋美術館所蔵の<陽を浴びるポプラ並木>なのだ



ボストン美術館所蔵の<ルーアン大聖堂、正面>なのだ



チューリヒ美術館所蔵の<国会議事堂、日没>なのだ



国立西洋美術館所蔵の<ウォータールー橋、ロンドン>なのだ



山形県美術館所蔵の<テムズ河のチャリング・クロス橋>なのだ



それでわ 後編へ続くのだ・・・

↓3/3(後編)も書いたのだ
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/55d14c3955515fde7b9d41821feeea4c


『どるちの妄想美術館 NO.4(クロード・モネ編 1/3)』なのだ

2020年05月11日 | どるちの妄想美術館

新型コロナウィルスの影響で 美術館・博物館・ギャラリーなどがお休みで ブログのネタがないので このシリーズのブログを書くことにしたのだ

タイトルの『妄想美術館』わ ぼくらがものすご~くお金持ちいう設定のもと どの美術館にある作品も購入出来たり 過去に失われてしまった作品などもコレクションに出来るという決まりで 見たことがある作品も 見たことない作品も含めて いろいろと好き勝手に書いていこうと思っているのだ

1回目わ カルロ・ドルチを 2・3回目わ ルノワール(前編後編)を書いているのだ

4回目わ クロード・モネで 作品をいろいろ選んでみたら かなりの数になっちゃったので 3つに分けて書くことにしたのだ


まずわ 2011年に見ていて ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵の<日傘の女性、モネ夫人と息子>なのだ


これわ おそらくモネが1番幸せだったころに描いた作品で 最初の妻のカミーユと息子のジャンが描かれているのだ

モネわ 下から見上げて描いているので その気持ちが分かるように しゃがんでみるのもいいかも?なんて 見た当時思ったのだ・・・

ずっと見ていると 風が見えてくるし 描かれている2人の感情まで解ってくる気がするのだ


2010年などに見ていて オルセー美術館所蔵の<日傘の女>なのだ


上の作品から およそ10年後に描かれた作品で モデルわ のちの再婚相手の娘のシュザンヌで 顔わ はっきりと描かれていないのだ

たぶんだけど カミーユへの思いから 顔を描かないで 風景と一体化させて描いたんじゃないかなぁ~ って思ったのだ

画像わ 持ってないけど <日傘の女>わ 左向きの作品があって オルセー美術館でわ 隣に展示しているみたいで それもコレクションに入れて 3点並べて見たいのだ

記憶があやふやで 左向きの作品わ 見たことがあるような ないような・・・なのだ 


2014年に見ていて ボストン美術館所蔵の<ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)>なのだ


縦2メートルを超える大作なのだ

モデルわ 妻のカミーユで かつらを被せて金髪にしているのだ

羽織っている着物に 丸みがあるからか 立体感があって 水色の武者が 飛び掛かってくるように見えるし 着物がマーメイドライン?だから カミーユがより美しく見えるのだ あと カミーユが目立つようにだと思うんだけど 壁にある団扇わ ぼやかして描いているみたいなのだ


2016年に見ていて デトロイト美術館所蔵の<グラジオラス>なのだ


↓ぼくの写ってない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


描かれたのわ アルジャントゥイユのモネの庭で 左の女性わ モネの妻カミーユだそうなのだ

画面上部に点在する 黄色いのわ グラジオラスの白い花の匂いに誘われた 蝶々のような気がしたのだ

えこうわ 2007年に見ているみたいだけど 画像わ 持ってなくて ボストン美術館所蔵の<庭のカミーユ・モネと子供>わ カミーユが赤い花が咲く庭で 裁縫をしていて 子供もお揃いのような服を着ている作品も 幸せそうで 好きなので これもコレクションに入れるのだ


2014年に見ていて オルセー美術館所蔵の<死の床のカミーユ>わ 印象に残ったのだ


前に見た時の解説にわ こう書かれていたのだ
『明るい色彩に満ちた数々の作品で主役を務めたモネの最初の妻カミーユは、次男の出産後まもなく32歳という若さで世を去ります。画家モネは、永遠に失われていく妻の肉体を前に、「彼女の顔に死が刻印しようとする色彩のグラデーション」を描きとめようと筆を走らせました。』

この作品を見ていて 悲しいのけど ぼくらにわ カミーユが満ち足りた表情をしているようにも思えたのだ

右下にあるモネのサインがあって 最後の『T』の文字が滲んでいるみたいで ハートマークになっているように見えたのだ たぶんだけど モネの他サインでこんなハートマークってなかったと思うし モネが意図的にやったのでわ ないかって ぼくらわ 思っているし このサインにカミーユへの愛が込められている感じがいして ロマンティックだなぁ~ って思ったのだ



2015年に見ていて マルモッタン・モネ美術館所蔵で 印象派の由来になった作品<印象、日の出>なのだ


オレンジの太陽が昇ってきて 水面に一筋の光が輝いていてキレイだし 朝焼けの空もいい感じなのだ 遠景に グレーっぽい建物などがあるから オレンジの太陽や光が映えているのだ

水門が開いていて 煙がかすかにたなびいているので 東から吹く風の日 太陽の登る位置 穏やかな海面などから 『1872年11月13日午前7時25分から35分頃』に描かれた可能性がもっとも高いと結論づけられたそうなのだ


2018年に見ていて ポーラ美術館所蔵の<セーヌ河の日没、冬>なのだ


たぶん間違っているのだろうけど 日の出と日没ということで ぼくら的にわ <印象、日の出>と対をなす作品だと思っているのだ

あと 画像わ ないんだけど ロンドンを描いた<霧の中の太陽>という作品も一緒に並べて 3点で見たいのだ


モネの連作の中で 1番好きなのわ 積みわらなので 見たことがあるものを載せるのだ

2013年などに見ていて 埼玉県立近代美術館所蔵のジヴェルニーの積みわら、夕日>なのだ


数ある積みわらの中で 1番見ている作品で 積みわらがお帰りって 言ってくれているような優しい色彩で 好きな作品なのだ


2014年に見ていて ポーラ美術館所蔵の<ジヴェルニーの積みわら>なのだ


光の感じがいいし 積みわらのある黄緑の大地と 奥にある緑のポプラ並木などが描かれいて 画面の中に色のリズムがあるように思えたのだ


去年(2019年)に見ていて 大原美術館所蔵の<積みわら>なのだ


旧松方コレクションの作品で たぶんだけど 人物も描かれいる積みわらって この作品だけだったと思うのだ

積みわらに寄りかかっているのわ モネの妻と息子だそうで のどかな空気感に 優しいコントラストの光と影がいいのだ

たぶんだけど 日本国内にある油絵の<積みわら>わ こちらの3点だけだと思うのだ


スコットランド国立美術館所蔵の<積み藁、雪の効果>なのだ


この作品わ 2005年に見たもので えこうが初めて見た 積みわらなのだ


2007年にえこうわ 見ていて オルセー美術館所蔵の<積みわら、夏の終わり、朝>なのだ


ぼくらの中でわ 積みわらって言うと このオルセーのが1番に思い浮かぶのだ

やっぱり光の感じがいいし 朝の気持ちよい空気感があるような気がするのだ

あと ぼくらがというか えこうが美術館巡りをするのに もろに影響を受けたマンガ(アニメ)のギャラリーフェイクの1巻に出てきた作品だと思うのだ(※アニメだと1話なのだ)


2010年などに見ていて ボストン美術館所蔵の<積みわら(日没)>なのだ


1つの積みわらを はみ出すようにドーンと描いているのもわ 初めて見たのだ

この日没の積みわらをずっと見ていると 「夕御飯の時間だから もどってきなさい!」と言っているように感じるのだ・・・


2014年に見ていて チューリヒ美術館所蔵の<陽のあたる積み藁>なのだ


こちらも 1つの積みわらをドーンと描いているのだ

背景がぼんやりしているから 秋から冬にかけての早朝の陽が当たりだした時間帯のように思えるのだ


2018年などに見ていて プーシキン美術館所蔵の<ジヴェルニーの積みわら>なのだ


載せた画像よりも、もっと色が青々としているような気がするのだ・・・

この積みわらの構図と同じようなものが 大原美術館とポーラ美術館にあって 3つ並べて見たいのだ


2010年に見ているんだけど 国立西洋美術館所蔵で 木炭で描かれた素描の<積みわら>もコレクションに入れるのだ


この作品わ 素描で 劣化してしまうからかのか あんまり見る機会がないのだ・・・


2008年に えこうわ 見ていて エルミタージュ美術館所蔵で 積みわらというタイトルでわ なかったけど<ジヴェルニーの干草>なのだ


もしかしたら 積みわらでなく 風景や 赤い畑を描きたかったのかもしれないけど これも 積みわらのシリーズなのかなぁ~ って思ったのだ


ぼくらが見たことある<積みわら>わ これくらいだけど モネの<積みわら>わ 個人蔵なども含めて 確か全部で35点くらいあるみたいで それも全部見たいし コレクションに入れたいのだ!!!


ちょっと数が多くなったので 1/3(前編)わ いったん終わりとするのだ

2/3(中編)わ 後日書くのだ・・・

↓2/3(中編)も書いたのだ
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/c89f9a35ca02e51a8bb571c1442717c8

↓3/3(後編)も書いたのだ
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/55d14c3955515fde7b9d41821feeea4c


『どるちの妄想美術館 NO.3(ルノワール編 2/2)』なのだ

2020年04月28日 | どるちの妄想美術館

前回の(ルノワール前編)の続き どるちの妄想美術館の3回目『ピエール=オーギュスト・ルノワール』の後編なのだ

まずわ ダンス三部作なのだ

オルセー美術館所蔵の<都会のダンス>なのだ


ダンス三部作で1番好きな作品で この<都会とダンス>と 次に載せる<田舎のダンス>わ 2016年のルノワール展で 2点同時に見ていて 2点同時の来日わ 45年振りだったそうなのだ

上品で優雅 夢の一場面のようって思えて 理想の2人って感じがするのだ

前に見た時の解説に書いてあったけど シルクの夜会服をまとうシュザンヌ・ヴァラドンわ のちに画家ユトリロの母になるのだ


同じくオルセー美術館所蔵の<田舎のダンス>なのだ


前に見た時の解説に ポーズをとる木綿の晴れ着姿の女性わ ルノワールの生涯の伴侶となるアリーヌ・ジャンゴと書いてあったのだ

田舎のダンスわ 日常の幸せのひとこま という感じで 人物の描写がしっかりと描かれているように思うのだ


ボストン美術館所蔵の<ブージヴァルのダンス>なのだ


2010年の『ルノワール 伝統と革新』で見てるのだ

その時に見た解説だと 女性のモデルわ 都会のダンスと同じ シュザンヌ・ヴァラドンの18歳の頃だそうなのだ

あと タイトルのブージヴァルわ セーヌ川上流の行楽地のことなのだ


次わ 2点の<ピアノを弾く少女たち>なのだ

1点目わ オルセー美術館所蔵の<ピアノを弾く少女たち>なのだ


印象派の画家で 最初に国家買い上げになったそうなのだ


もう1点わ オランジュリー美術館所蔵の<ピアノを弾く少女たち>なのだ


去年(2019年)見ているのだ 

背景が未完になっていて 人物やピアノの身を丁寧に描いているスケッチ的な作品 筆致がキレイで 少女たちの柔らかい色がいいのだ

ずっと見てると 楽譜の左側にある黄色いのが蝶のように見えてきて ピアノの音に誘われて室内に入ってきた(現れた)のかなぁ~ なんて思ったのだ・・・

あと ぼくらわ 見たことがないんだけど ニューヨークのメット(メトロポリタン美術館)にも オルセー美術館のと同じような構図の作品があって それもコレクションに入れて 見比べたいのだ


コートールド美術館所蔵の<桟敷席>なのだ


去年(2019年)のコートールド美術館展で見ているのだ

桟敷席にいる2人が描かれているんだけど 舞台わ 見てなくて 男性の方わ オペラグラスで上の方を見ていて キレイな女性を探しているみたいだし 女性わ 黒と白のシックのサテン?のドレスに身を包み 陶器のようななめらかで白い肌をしていてキレイで 他の人に見られることに主眼を置いているのだ

二人の関係わ 夫婦とか 流行に敏感な上流階級の女性か 高級娼婦が考えられているそうだけど ぼくらわ なんとなく高級娼婦だと思ったのだ

あと 描かれている女性のモデルわ お気に入りのモデルであったニニ・ロペスで 男性の方わ ルノワールの弟のエドモンだそうなのだ


<宝石をつけたガブリエル>なのだ


2014年に見ているのだ

ガブリエルの透けている白い服わ 縦に描いてから 横に描いてハイライトのように煌めいて見えてキレイだったのだ


オルセー美術館所蔵の<ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会>なのだ


ムーラン・ド・ラ・ギャレットの庭が描かれているそうなのだ 庭を描いているから 光と影の色の違いも面白いし 画面中央の右にいる 後ろ姿の座っている男性なんかわ 木々の隙間から漏れる光なんかがいいのだ

近景の人たちだけでなく 遠景に描かれている人たちも楽しそうに感じるし 人々の楽しそうな声も聞こえてきそうな感じに思えるのだ

あと なんとなくだけど どこを切り取っても 作品として成り立つような気がしたのだ


プーシキン美術館所蔵の<庭にて、ムーラン・ド・ラ・ギャレットの木陰>なのだ


2018年のプーシキン美術館展で見ているのだ

全てにおいて光に包まれている色彩がいいのだ

美しい光が差す木陰で テーブルを囲み談笑する人たちが描かれていて 手前の縦じまの女性わ ルノワールのお気に入りのモデルであったニニで その後ろに描かれているのわ モネとされているそうなのだ


<クロード・モネ>なのだ



<新聞を読むクロード・モネ>なのだ


2015年に見ているのだ


松岡美術館所蔵の<リュシアン・ドーデの肖像>なのだ


2008年にえこうわ 見ていて ぼくわ たぶん見たことがないのだ・・・


クラーク美術館所蔵の<シャクヤク>なのだ


クラーク美術館所蔵のものわ 2013年にまとめて見ているのだ

前に見た時の解説の一部にわ 『ルノワールの友人ジョルジュ・リヴィエールは、花の絵についてルノワールが語った言葉を書き残している。「花を描くと頭が休まる。モデルと向き合っているような緊張感を感じない。花を描く時は、作品を台無しにするのではないかと不安になることなく、自分の色を使って大胆に試めすことができる。」』とかかれていたのだ

画面いっぱいにシャクヤクの花が描かれダイナミックだったのだ


バレルコレクション<画家の庭>なのだ


柔らかい色に包まれたルノワールの庭が描かれ 女性が木陰で読書をしているのだ

描かれた場所わ 冬場を過ごしたカーニュとの見解もあるけど 庭に植えられているバラや樹木や 赤い屋根から 暑い季節を過ごしたシャンパーニュ地方のエッソワの可能性もあるそうなのだ


クラーク美術館所蔵の<シャトゥー橋>なのだ


春や初夏のような さわやかな空気感が良くて 載せたこの画像よりも もっと色彩が美しかったのだ・・・


同じくクラーク美術館所蔵の<ヴェネツィア、総督宮>なのだ


先ほどと同じく 載せたこの画像よりも もっと色彩が美しかったのだ・・・


オルセー美術館所蔵で<イギリス種のナシの木>なのだ


2014年のオルセー美術館展で見ているのだ

こちらの風景も光に包まれているかのような ポワッとした優しい感じの色合いが良かったのだ

こちらも載せた画像より もっと色彩がうつくしいのだ 


見ていても画像がなかったり 見たことがない作品だけど あと4点コレクションに入れたいのだ

2015年のワシントン・ナショナル・ギャラリー展で見たことがある ワシントン・ナショナル・ギャラリー所蔵の<髪を編む若い女性>なのだ

去年(2019年)のゴッホ展で見たことがある<ソレントの庭>なのだ

ロンドン・ナショナル・ギャラリー所蔵の<雨傘>なのだ

フィリップス・コレクションの<舟遊びをする人々の昼食>なのだ


ルノワールわ 大好きで いろんな作品を見ているから 前編・後編と2つに分けて書いたけど 大半が 彼の描く女性の絵になっちゃっていたのだ・・・過去のブログを見返していると 特に真珠色の時代の作品が好きなんだと再確認できたのだ

たぶん 見逃している作品や 知らない作品もあるだろうけど ルノワールの妄想美術館コレクションわ これで終わりだと思うし また新たに見つけて 数が多くなったら ルノワール編第3弾も書くかもしれないのだ・・・


『どるちの妄想美術館 NO.2(ルノワール編 1/2)』なのだ

2020年04月25日 | どるちの妄想美術館

前回も書いた説明だけど 新型コロナウィルスの影響で 美術館・博物館・ギャラリーなどがお休みで 飲食店も ちょっと行きづらい雰囲気で ブログのネタがないし 暇だから えこうが2005年から見て 取っておいた展覧会のチラシや ポストカードを見ていて 思いついたので書くことにしたのだ

タイトルの『妄想美術館』わ ぼくらがものすご~くお金持ちいう設定のもと どの美術館にある作品も購入出来たり 過去に失われてしまった作品などもコレクションに出来るという決まりで 見たことがある作品も 見たことない作品も含めて いろいろと好き勝手に書いていこうと思っているのだ

第1回わ ぼくの名前の由来となった『カルロ・ドルチ編』を書いたのだ

第2回の今回わ ピエール=オーギュスト・ルノワール編で 選んだ作品が30点近くになっちゃったので 2回に分けて書くことになるので 今回わ 前編なのだ 

最初にコレクションに入れるのわ 国立西洋美術館所蔵で普段から見慣れている2点なのだ

<帽子の女>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


国立西洋美術館でわ 10点くらいルノワールの作品があるけど 1番好きな作品で 青い瞳がいいのだ


もう1点わ <アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)>なのだ


ドラクロワの名作<アルジェの女たち>の影響が色濃い ルノワールの初期の代表作で 松方コレクションが日本に返還するときに この作品わ フランス政府が返還を惜しんだ作品なのだ


ぼくらの中で ルノワールわ 5~10歳くらいの女の子を描いたら世界一って思っていて それらの作品もコレクションに入れるのだ

ビュールレ・コレクションの<イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢(可愛いイレーヌ)>なのだ


この作品わ 2回お会いしていて2018年にも見ているけど 2010年にわ 大阪まで見に行っちゃったのだ

裕福な銀行家ルイ・カーン・ダンヴェール伯爵の娘イレーヌを描いた作品で 8歳のときに描かれたものなのだ

イレーヌの他の部分わ 荒い感じで描かれているんだけど イレーヌのお顔わ 筆致があんまり分からないように丁寧に描かれていて なめらかで 光が当たっているというか 聖女みたいに光に包まれている感じに見えるのだ

バランスが取れている構図で イレーヌの頭から 髪の毛 スカートの広がりまで ちょうど二等辺三角形のような形になっているのだ

あと 見た時の照明の加減だと思うけど 彼女の胸元あたりが 厚塗りになって 白いブローチ?みたいに見えて 光っていたし 彼女の髪も輝いているように思えたのだ


クリーブランド美術館所蔵の<ロメーヌ・ラコー>なのだ


この作品わ ブログを書く前の2006年に えこうわ 見ているそうなのだ 感想とかわ メモしてなかったから ないけど すごく印象に残っているって 言っていたのだ


フィラデルフィア美術館所蔵の<ルグラン嬢の肖像>なのだ


2007年に えこうわ 見ているそうなのだ

もちろん 女の子が可愛いんだけど エプロンみたいな黒い服がいいのだ


オルセー美術館所蔵で<ジュリー・マネの肖像、あるいは、猫を抱く子ども>なのだ


何度か見ていて 近年でわ オルセーとオランジュリー所蔵のルノワール展で見たのだ

ベルト・モリゾとウジェーヌ・マネの娘で ジュリー・マネが9歳の時に描かれたそうで 彼女わ この作品を生涯手放すことはなかったそうなのだ

あと 抱かれている猫のお顔がいいのだ


クラーク美術館所蔵で<鳥と少女(アルジェルアの民族衣装をつけたフルーリー嬢)>なのだ


2013年のクラコレ(クラーク・コレクション)で見たのだ

陽光を浴びた 民族衣装が華やかだし 少女がすごく 可愛くて ずっと見たくなる作品なのだ

一応 ここまでが ルノワールの描いた小さな少女たちで なんとなくだけど ルノワールって 小さな子のモデルの心をつかむのが上手いような気がするのだ


ポーラ美術館所蔵の<レースの帽子の少女>なのだ


少女の服が白っていうのもあって 国立西洋美術館の<帽子の女>に通ずる作品のように思えるのだ


クラーク美術館所蔵の<うちわを持つ少女(団扇を持つ若い女)>なのだ


描かれたモデルわ ジャンヌ・サマリーで 彼女の後ろに描かれているのわ 日本の菊の花 団扇も日本の柄っぽいので ジャポニスムの影響が濃い作品と言えるそうなのだ

あと 振り返ったかのようなポーズが 菱川師宣の<見返り美人>を連想しちゃったので もしかしたら ルノワールわ 見返り美人を知っていたかも?って 思っちゃったのだ・・・


プーシキン美術館所蔵で<ジャンヌ・サマリーの肖像>なのだ


2013年のプーシキン美術館展で見ているのだ

前に見た時の解説にわ こう書かれていたのだ
人物画を得意とする印象派のルノワールの本領が発揮された本作は、コメディー・フランセーズで活躍した女優ジャンヌ・サマリーの愛らしい肖像画である。彼女の夢見るような表情と響きあうピンクの色調に対し、モデルの顔や胸元、背景などに寒色の筆致を加えて、人物を立体的に形作ろうとする造形的な取り組みがみられる。

載せた画像より 実際の作品わ 色がもっとふわっとしているのだ


クラーク美術館所蔵の<劇場の桟敷席(音楽会にて)>なのだ


この作品わ えこうの美術館めぐりのきっかけとなった マンガの『ギャラリーフェイク』にも 載っている作品で 見れた時嬉しかったのだ

桟敷席にいる二人の少女が可愛くて 正面を向いている黒のドレスの少女わ ずっとこっちを見ているから瞳に吸い込まれそうな感じに思えるのだ

もともと肖像画として注文を受けたけど 注文主が気に入らに受け取らなかったものを構図を修正した作品だそうなのだ 黒のドレスを着た少女の後ろにわ 消されてしまった男性の痕跡があるそうなのだ


三菱一号館美術館所蔵で<長い髪をした若い娘(麦藁帽子の若い娘)>なのだ


2013年に見ていて 三菱一号館美術館わ 常設の展示をやってないので あまり見る機会がないのわ 残念なのだ

赤茶色(黄金色)の長い髪と 澄んだ青い瞳の若い娘が描かれていて 見惚れてしまうほど美しかったのを覚えているのだ

解説に書いてあったけど 背景にわ 補色の青を使い目立つようにしているそうなのだ


川村記念美術館所蔵で<水浴する女>なのだ


裸婦の白い肌が美しいが それよりも背景の色の方がもっと美しかったのだ


ワシントンナショナルギャラリー所蔵の<踊り子>なのだ


2011年のワシントン・ナショナル・ギャラリー展で見ているのだ

これぞルノワールの描く 美しい女性の絵って感じで 代表的な感じがしたのだ


あと 画像を持ってないし 見たこともないんだけど 2点コレクションに入れたいのだ

シカゴ美術館所蔵の<2人の姉妹(テラスにて)>なのだ

サンパウロ美術館所蔵の<ピンクと青、カーン・ダンヴェール家のアリスとエリザベート>なのだ


その2(後編)へと続くのだ・・・

↓その2(後編)も書いたのだ
https://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/3c8af7bf6924d34993684625aaa0db8b


『どるちの妄想美術館 NO.1(カルロ・ドルチ編)』なのだ

2020年04月21日 | どるちの妄想美術館

新型コロナウィルスの影響で 美術館・博物館・ギャラリーなどがお休みで 飲食店も ちょっと行きづらい雰囲気で ブログのネタがないし 暇だから えこうが2005年から見て 取っておいた展覧会のチラシや ポストカードを見ていて 思いついたので書くことにしたのだ

タイトルの『妄想美術館』わ ぼくらがものすご~くお金持ちいう設定のもと どの美術館にある作品も購入出来たり 過去に失われてしまった作品などもコレクションに出来るという決まりで 見たことがある作品も 見たことない作品も含めて いろいろと好き勝手に書いていこうと思っているのだ


まず コレクションに最初に入れる作品わ ぼくのお名前の由来となっている カルロ・ドルチの作品たちで見たことがあるものからなのだ(※リンクわ その作品を見た感想なのだ)

国立西洋美術館所蔵で 常設展に行くたびにいつも見ている<悲しみの聖母>なのだ


ぼくのいない写真も載せるのだ(クリックすると大きな写真で見れるのだ)


えこうわ 2005年から美術館めぐりをしていて いつからこの作品を好きになったのかわ 覚えてないみたいようなのだ・・・でも 国立西洋美術館に行って お時間がある時だと 30分くらい ぼーっと見ていたりするくらい好きで もし可能であれば 勝手に椅子を持ってきて じっくり見たいといつも思っているのだ

聖母マリアの悲しみの表情や 深いブルーのマント(外套)の美しさにウットリだし あと指先もキレイで 大好きな作品なのだ


2017年の大エルミタージュ美術館展で見た<聖チェチリア>なのだ


聖チェチリアわ 音楽の守護聖人で チェチリアわ イタリア語読みだそうなのだ ちなみに一般的な読み方わ 聖セシリアなのだ

聖チェチリアの衣服の光沢の表現や 悲しみの聖母同様 指先の表現が美しいのだ

椅子の赤わ 補色なので 彼女の緑のドレスがより映えるし こちらを見る彼女の眼差しに吸い込まれるような感覚になるし ずっと見ていると 微笑みかけてくれるように感じるのだ


2009年のルーヴル美術館展で見た<受胎告知 天使>・<受胎告知 聖母>なのだ


タイトル通り 対の作品で この2枚で受胎告知を表していて この2点を見れた時 ものすごく嬉しかったのを覚えているのだ

天使・聖母とも美しくてウットリで カルロ・ドルチわ フィレンツェ生まれだからか 天使の服にわ 百合の紋章が描かいたり 聖母わ 受胎告知の場面なので 国立西洋美術館の悲しみの聖母と違って 若くて 少しふっくらした少女のようなマリア様だったのを覚えているのだ


去年のハプスブルク展で見た ウィーン美術史美術館所蔵の2点で まずわ <聖母子>なのだ(※全体像の画像を持ってないので 聖母の顔の部分の画像なのだ)


作品の画像わ 「カルロドルチ 聖母子」って検索すると出て来ると思うし こちらのサイト→https://www.culture.city.taito.lg.jp/ja/reports/14475の下の方にカルロ・ドルチの<聖母子>の写真が乗っているのだ

慈愛に満ちたような表情にも見れるし 幼子イエスの将来を憂いているような表情をしているような気もするのだ この作品をずっと見ていると 幼子イエスわ 鑑賞者のすべてを見通すような感じ思えて イエスが特別な存在って すっごく思えるのだ

この作品のポストカードを発売して欲しかったのだ・・・


もう1点わ <オーストリア大公女クラウディア・フェリツィタス>なのだ(※載せた画像わ えこうが持っているカルロ・ドルチ図録からなのだ)


えこうの持っているカルロ・ドルチの図録に載っていて 上の作品と同じモデルの人を描いた パラティーナ美術館所蔵の<Claudia Felicita d'Austria in veste di Galla Placidia>があって 見比べてみたいのだ



他の2点わ カルロ・ドルチ関連の作品なのだ

玉川大学教育博物館所蔵で 2014年に見たカルロ・ドルチの工房作の<観想の聖母マリア>なのだ


黒い背景の中 眠る幼子イエスを見つめる甘美な聖母マリアが描かれているのだ

前に見た時の解説に書いてあったけど 聖母の身にまとう赤い衣服は天の慈愛を 青いマントは天の真実を表しているそうで 聖母の横顔にわ 憂いに満ちた容貌が用いられており わが子の未来の受難を予見した聖母の悲哀が暗示されるそうなのだ


何度か見ているけど トーハク所蔵(東京国立博物館)で2016年に見た<聖母像(親指のマリア)>なのだ


↓ぼくの写っていない写真を載せるのだ(クリックすると拡大するのだ)


キリスト教禁制下にイタリア人宣教師シドッチ(1667~1714)が携行した作品だそうで 解説に カルロ・ドルチの作風に酷似するって書いてあって 詳しいことわ 分からないんだけど 関連わ ありそうなのだ

なんとなくだけど 親指のマリアの方が 表情が荘厳というか 硬い表情のような気がしたのだ

あと ウィキペディア情報なので 本当なのか確認出来てないけど カルロ・ドルチ作の親指のマリアわ イタリアのボルケーゼ美術館にあるみたいなのだ

カルロ・ドルチ関連で ぼくらが実際に見たことがあるのわ この7点なのだ


あとわ えこうの友達がイタリア旅行で買ってきてくれた 2015年にパラティーナ美術館で開催されたカルロ・ドルチの図録から 妄想美術館にコレクションしたいものを載せるのだ

※図録わ イタリア語で書いてあるから 所蔵先わ もしかしたら間違っている可能性があるかもしれないのだ・・・

ドレスデンのアルテ・マイスター絵画館所蔵の<Santa Cecilia>なのだ


同じ音楽の守護聖人 聖セシリアでも こちらの方が優美な感じがして 実際にこの目でお会いしたい作品なのだ


ロンドンナショナルギャラリー所蔵の<Adorazione dei Magi>なのだ


タイトルわ おそらく 東方三博士の礼拝?だと思うけど これも見てみたいのだ


パラティーナ美術館所蔵の<San Casimiro>なのだ


ウィキペディア情報だと 聖カシミールわ ポーランドの守護聖人のようなのだ


こちらも同じくパラティーナ美術館所蔵の<Ritratto di Stefano della Bella>なのだ


ウィキペディア情報だけど ステファノ・デッラ・ベッラわ カルロ・ドルチの同じ時代の彫刻家のようなのだ


所蔵先が読めないの分からないけど<Madonna con Bambino(Madonna dei gigli)>なのだ(※所蔵先わ バイエルンのアルテピナコテークかも?なのだ)


タイトルわ 「聖母子」 もしくわ 「聖母(聖母子)と百合」のようなのだ

幼子キリストわ ぷっくりした可愛い体ながらも 聡明なお顔で 聖母マリアの節目がちで ほのかな笑みが美しくていいし 百合の中も写実的なのだ


<Poesia>なのだ(※所蔵先わ ぼくらの訳だと間違ってそうなので 書くのをやめるのだ)


図録に載ってい作品の中で1番好きで いつかお会いしてみたいのだ


ウフィツィ美術館?所蔵<Santa Maria Maddalena>なのだ


アトリビュートの香油壺あるし マグダラのマリアなのだ


パラティーナ美術館?所蔵の<Santa Lucia>なのだ(※「e collaboratore」とも載っていたので 合作かも?なのだ)


上に載せた作品マグダラのマリアと同じモデルで 違う聖人<聖ルチア>を描いているのだ


ウィンザー城のイギリスの王室コレクションの<Salome con la testa del Battista>なのだ


サロメと洗礼者聖ヨハネで カルロ・ドルチの図録を表紙になっていた作品なのだ


パラティーナ美術館所蔵の<San Giovanni Evangelista>なのだ


タイトルわ おそらく福音書記者聖ヨハネだと思うのだ


<Pazienza>なのだ


タイトルの<Pazienza>わ イタリア語だと 忍耐や我慢を意味するようだけど・・・何を描いているのわ ちょっとわからないのだ・・・


ウフィツィ美術館所蔵で ヴァザーリの回廊にある<Antoritratto>なのだ


これわ カルロ・ドルチの自画像だそうなのだ


カルロドルチの作品でわ ないけど あと3点もコレクションに入れるのだ

ロンドンのウォレスコレクション所蔵で オノリオ・マリナーリ<Santa Caterina d'Alessandria leggente>なのだ


タイトルの和訳わ おそらく「読書をするアレクサンドリアの聖カタリナ」で 作者のオノリオ・マリナーリわ カルロ・ドルチの従兄弟で 彼の助手をしていたそうなのだ


おそらく国立古典絵画館(コルシーニ宮)所蔵で 同じく オノリオ・マリナーリ<madonna con bambino(madinna del velo)>なのだ


タイトルの和訳わ たぶん「聖母子」またわ 「ヴェールの聖母」で ぼくらが前に見た 玉川大学教育博物館所蔵で カルロ・ドルチの工房作の<観想の聖母マリア>に そっくりなのだ

工房で ひな形があって 量産していたのでわ ないかなぁ~ って思ったのだ


最後の1点わ おそらくパラティーナ美術館所蔵で Abraham Constantin<Poesia>なのだ


作者のアブラハム・コンスタンチン(コンスタンタン)わ カルロ・ドルチが亡くなってから100年後くらい生まれた画家で さっき上げた<Poesia>模写のようなのだ

図録の画像だから 実際の作品の色が定かでわ ないけど 1822年に描かれたものだし 180年の歳月の違いがあるからだけど 発色が美しくて 隣に展示して見比べてみたいのだ


とりあえず ぼくらが思い浮かぶものわ このくらいだけど 本音を言えば 世界中にある カルロ・ドルチの作品 工房作などの関連作品など 彼に関するすべての作品を ぼくらの妄想美術館のコレクションに入れたいのだ!!!

この妄想美術館のシリーズわ 新型コロナウィルスの影響で 美術館などが閉館の間わ 何度か書くと思うけど もし ちょっとでも気になった方がいましたら 次回以降も読んで欲しいのだ


それでわ ありがとうございましたなのだ