どるち & えこう の 『美術館・博物館めぐり』 & 『美味しいもの』日記なのだ

プレーリードッグのぬいぐるみの『どるち』と 飼い主?の『えこう』が書く 美術館・博物館や 飲食店の感想なのだ

『江戸絵画の華 第1部 若冲と江戸絵画@出光美術館』なのだ

2023年02月01日 | アート【展覧会 & 常設】(2023年~)

出光美術館で 2月12日まで開催している<江戸絵画の華 第1部 若冲と江戸絵画>を観に行ったのだ



ぼくが気になった作品なのだ

伊藤若冲<鳥獣花木図屏風>なのだ


部分画像だけど 2点載せるのだ




何度か観ている大好きな作品で 日本に戻ってくれたのが嬉しいのだ!!

1センチ四方の方眼にびっしりと描かれた動物たちの楽園で まさに極楽浄土のようなのだ


水上景邨<牡丹に唐獅子図屏風>なのだ(※画像わ 追記なのだ)



六曲一双の屏風の作品で 3頭の唐獅子が描かれ迫力わ あるのに みんな愛嬌のあるお顔をしていて ユーモラスで ちょっと可愛くもあるのだ 特に 緑の唐獅子わ 手足を合せ ちょこんとしているのがいいのだ

この作品のポストカード発売して欲しかったのだ・・・


本来なら2019年に開催するはずだったんだけど 新型コロナで中止になったんだけど 今年開催することが出来て やっと観ることが出来たのだ

やっぱりプライスコレクションわ 素晴らしいし 日本に戻ってきてくれて嬉しいのだ



ここからわ えこうの感想なのだ

出光美術館 <江戸絵画の華 第1部 若冲と江戸絵画> 2月12日まで

http://idemitsu-museum.or.jp/exhibition/present/




展示構成

1 生きものの楽園ーようこそ、プライスコレクションの世界へ

2 若冲の墨戯ー絵筆による冒険

3 浮世と物語ー躍動のかたちに

ご高齢のため自身のコレクションを手放そうと考えていたプライスさんはオークション会社を通じて日本の美術館に打診したそうで、出光美術館はその一部の約190点を2019年に購入、旧プライスコレクションのお披露目の展覧会で若冲などの作品約40点を展示しています。


気になった作品

4.谷鵬 虎図(※部分画像)


岩の影から姿を現したトラを画面いっぱい、ちょっと窮屈そうに描かれ、ユーモラスな表情も相まって、ちと可愛い。あと、水墨で細かく描かれたモコモコ質感の毛並みがいい。


6.岡本秋暉 孔雀図

絵師が最も得意とする画題が孔雀だそうで、孔雀の金、緑、青などの彩色が美しく、孔雀の左側に描かれ、匂い立つような芍薬が素晴らしい。


8.水上景邨 牡丹に唐獅子図屏風



咲き誇る牡丹と唐獅子の組み合わせは、文殊菩薩の使いである獅子が、牡丹のすえた舞台で舞う能の演目「石橋(しゃっきょう)」の情景を想起させるもの。(解説から)


11.伊藤若冲 鯰・双鶏図

三幅対の作品で、中央の墨の塊のような感じでナマズを表現していて印象に残る。


15.伊藤若冲 鶏図

晩年の作品で、若い頃に描いた着色画を水墨の技法で自己模倣した作品だそうです。羽や尾羽などが勢い良く描いてるみたいで、絶対に無理なことだが、描いている場面を見たいと思った。


26.竹田春信 達磨遊女異装図

遊女と達磨の着物を交換している作品で、色目は地味だか品のある着物を着ている達磨は仕草も含めちょっと色っぽく見えてくるような?着物を交換しているが履物はそのままだった。


28.礒田湖龍斎 雪中美人図


スパッタリング(霧吹き)によって細かな雪降る情景に白装束の女性が描かれ美しい。薄い白の着物は裏彩色を用いているみたい。


どるちと被りますが、旧プライスコレクションをまた観ることが出来て嬉しいですし、<牡丹に唐獅子図屏風>など初見の作品もあったり興味深い作品もありました。

日時指定の予約制で最終週の平日しかチケットは残ってないですが、オススメだと思います。


この後わ 武蔵小山駅に移動して<ラ・トリプレッタ>でランチをしたんだけど 今度書くのだ



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