三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

身辺整理

2018-07-29 16:51:47 | 日記
敢えて断捨離とは言いません。また,終活とも言いたくありません。あくまで
も,身辺整理です。きょうは思い切って漱石全集と藤村全集を捨てました。
と言いたいところですが,やはりすべてを失なうのは忍び難い。いずれも第1
巻から10巻までは残しておいて第11巻以降を捨てました。
その写真です。

立派な箱入りです。いずれも結婚間もない頃少ない給料の中から毎月1冊(巻)
ずつ買い揃えました。
当時わたしの勤めていた会社ではブッククラブというのがあって,これに加入
すると毎月100円の会費で書籍が2割引きで買えたのです。2割はやはり大きい。
ついつい買ってしまうということもあったような気がします。
漱石全集は菊判,藤村全集はA5判でいずれも布張りです。

漱石の方定評のあるデザインの表紙です。
今回捨てた中に藤村の「夜明け前」があります。これは大著で,上下2巻構成
です。実はこの夜明け前,学生時代から何度も挑戦しては途中で挫折しました。
それがたしか昨年か一昨年に一気に通して読みました。内容より,その達成感
に浸ったような気がします。
以上


カーラジオ

2018-07-24 04:45:55 | 日記
一昨日フリーマーケットでカーラジオを見つけました。1台200円とのこと。
綺麗な状態です。
このカーラジオ,選局機構が機械式です。今の電子回路方式とは違います。ボ
タンをガシャッと押すのがいい感じです。

最近の電子回路方式の押しボタンは目で見ないとボタンを同定できません。実
際,運転していて操作しにくいです。
さて,手に入れたカーラジオは本体のみ。スピーカと配線用コネクタがありま
せん。スピーカは手持ちのものでどうにかなるのですが,コネクタが問題です。
余談ですが,カーラジオのスピーカはなぜ4Ωなのでしょうか?(ご存知のよ
うに一般品は8Ωです。)
そのコネクタですが,背面に2つあります。一つはアンテナ用。そしてもう一
つが電源やスピーカを接続するためのもの。
後者が問題です。10極のコネクタですが,その割り付けがわかりません。イン
ターネットでも公開されていません。しかたがないので現物スケッチです。
ケースの蓋をはずしました。

取り敢えず,アンテナを電線で引き出しておきました。写真でお分かりでしょ
うが青いビニル被覆電線です。これで,取り敢えずアンテナは接続できます。
プリント基板を取り出しました。

基板右下のダイヤル軸のつぎにある緑色の突起は表示灯です。最初は発光ダイ
オードだと思っていたのですが,何と!電球でした。ムギ球と言うのでしょう
か?
部品実装面です。

トランジスタは見当たりません。わずか2個の集積回路で構成されています。
さて,問題のコネクタの割り付けはすったもんだした結果明らかになりました。
無線機テスターで信号を与えた結果,受信機能も健全なようです。ただし,感
度が悪いかも知れません。
組み戻してスピーカとアンテナをつなぎ,電源を投入した結果無事にラジオ放
送を受信できました。5つの選局ボタンは,①NHK第一(北九州JOSK),②NHK
第一(福岡JOLK),③RKB(行橋中継JOFR),④KBC(行橋中継JOIF),
⑤NHK第二(北九州JOSB)に設定しました。
さあ,コネクタを探さなければ‥‥。もっとも,このラジオは木製のケースに
納めて自宅で使う予定です。したがって,コネクタがなければ直接はんだ付け
すればいいのです。
以上

きのうは山,きょうは海

2018-07-22 19:38:04 | 日記
今朝目覚めると足腰が少し痛みました。きのう英彦山に登ったためでしょう。
さて,きょうは予定どおり海水浴です。場所は福岡市の西,二丈海岸です。こ
の海岸へは毎年行っています。正式な海水浴場ではありませんので脱衣所とか
シャワーとかの設備は一切なし。

きょうは貸し切り状態でした。
残念ながら海水の透明度が悪く,表面には泡が浮いていました。ただし,一昨
年ほどではありません。
パートナーと15分位泳いで上がりました。

そうそう,海中で水中メガネなしに鮮明に眺める方法に挑んだのですが,今回
も駄目でした。そもそも先ほど言ったとおり透明度が悪かったのですぐにあき
らめた次第です。
ことしはもう一度行きたいと思っています。
以上

暑かった!英彦山

2018-07-21 19:57:09 | 日記
ふと気づくと腹の周りがでっぷりと‥‥。これはいかん!膝を傷めて以来登山
回数が激減している上に,最近はサイクリングもサボっている。腹が出たら恥
ずかしい。
と言うことで早速きょうは英彦山に登りました。猛暑続きで関係当局は不急・
不要な外出は控えよという最中に登山!どうかとも思いましたが,猛暑下での
登山は経験済み。人に迷惑を掛けることはないとみて出発。目的の山は故郷の
英彦山。標高1,200m。
油木ダムのダム湖の東側の道路を通って日岳の麓経由で別所の駐車場に行こう
と思っていたら通行止め。

しかもその場所がダム湖の最奥付近。なぜ予告の看板を出さないのか?
実は看板はあった。しかし,どうも緊迫感のない表示だったのだ。「通り抜け
できません」ではなく,「全面通行止め」と書いてほしかった。
仕方がないので戻って岩岩トンネル経由で行くことになりました。
別所の駐車場に着いたのは7時30分頃。予定より30分遅れてしまいました。
ひたすら歩いて9時10分に英彦山中岳山頂に到着。期待していた雲仙が見えま
した。

久しぶりです。多分雲仙でしょう。
頂上には誰もいません。時間が早いのもその理由かもしれませんが,この猛暑
では登る気になれないのかもしれませんね。

中岳山頂にはバイオトイレがあります。その清掃を済ませてしばし寛ぎました。
サルナシの枝に目をやると‥‥,ありました。まだ青いですが,サルナシが実
を結んでいました。

写真の中央付近に丸い実がいくつか認められるでしょうか?今年こそは熟れた
実を味わいたいものです。
さて,下山は南岳―材木石―鬼杉―玉屋神社―九大生物学研究所―別所駐車場とい
うコースにしました。
南岳が最高峰で標高1,199.6mです。ここには昔測候所がありました。いや,あ
ったそうです。わたしが小学校3年か4年のとき父と一緒に登ったときすでにな
くなっていました。
岩場をいくつか下って急な斜面を降りると材木石です。

柱状節理ということで知られています。香川県の女木島の洞窟の出口付近にも
ありました。
その少し下に鬼杉です。

子どもの頃は大きく見えたものですが,今見るとそうでもありません。しかし,
周囲の杉と比較すればその大きさは群を抜いています。子供の頃樹齢1,200年と
言われていましたので,今では1,250年なのでしょうか?
玉屋神社の付近でマタタビの実を見つけました。マタタビの実自体はそんなに珍
しくはないのですが,きょうは綺麗などんぐり型の実を見つけたのです。初めて
です。

写真で,赤〇は綺麗などんぐり型,赤□はカボチャのような形。カボチャのような
形の実は虫が入っているためと言われています。漢方薬(?)ではこのカボチャの
ような形の実が好まれるとのこと。
さて,あまりに暑いので服を脱いで谷川に飛び込みました。過熱気味の体がみるみ
る冷えて力がみなぎってきました。人間も自動車などのエンジンと同じで,過熱す
ると力が出なくなります。
久しぶりに大量の汗を出した登山でした。
以上

瓢箪の花が咲いた

2018-07-19 21:05:12 | 日記
毎年必ずという訳ではないが,わが家では瓢箪の苗を買ってきて植える。こと
しはしっかりとした腕木(と言うのだろうか)を拵えた。

アーチ状の疑似竹竿を2本直交させて作ってみた。苗を植えた後に作ったので
統一性に欠ける。
けさ見てみると,花が咲いていた。

白い花だ。瓢箪はたしか雄花と雌花が別々だからこの花だけでは実を結ぶこと
はなかろう。わたしに似て早熟なのかもしれない。
瓢箪とは面白い響きではないか?瓢箪から駒とか,清兵衛と瓢箪などという言
葉が思い浮かぶが,わたしの最も気になるのは瓢箪ナマズである。これはナマ
ズを瓢箪で押さえつけようとしてもうまく行かない様を言ったもののようであ
るが,どうしてこのようなことを思いついたのか不思議だ。たしか,五味川純
平(だったかな?)の人間の条件にも出てくる。
話しが変な方向に行ってしまった。
瓢箪の隣にはへちまがある。もう2本できている。

へちまとは妙な名前ではないか?語源をインターネットで調べてみたが,正確
なことは分からない。なんでも,その繊維から糸瓜と呼んでいたが,そのうち
「い」が脱落して「とうり」になったとか。「と」はいろは歌の「へ」と「ち」
の間だから「へち間」となったという説明があるそうな。どうも怪しい。
また,他の名前と間違えたという説もあり,どうもはっきりしないのである。
以上