ダイヤルの糸かけ

タイトルを読んで意味の分かった人は昔ラジオ少年だったかも知れませんね。
もちろん，今の若い人には分からないでしょう。
わが家には真空管式のステレオ・ラジオが2セットあります。そのうちの1セッ
トが選局不能になりました。ダイヤルを回しても周波数を示す指針が動かない
のです。これはバリコンとダイヤルと指針とをつなぐ糸が切れたに違いありま
せん。もう随分前に起こったのですが，放置していました。今回（昨日）修理
に挑戦しました。
まず，そのセットの外観です。

本体の上にスピーカを置いています。コンパクトです。卓上ステレオとか呼ば
れたようです。本体の下半分の部分が受信機＝ラジオ（中波AM，超短波FM）
で，上半分の部分がターンテーブルです。
ラジオ部分を取り出すため，まずターンテーブルをはずしました。

四隅のねじをはずし，本体との接続コネクタ2本を抜けばいいのです。
初めてラジオ部分を見たのですが，電力増幅はプシュプルではありませんでし
た。トランスレス球の30MP27という五極管のA級増幅でしょう。A級増幅は効
率は悪いのですが音質は良いと言うことです。ただ，出力トランスが直流磁化
されて‥‥，いやこんな話をするつもりはありませんでした。
とにかくシャシを取り出しました。バリコンに連結された円盤のところのばね
が外れています。糸が切れていました。

在庫の中からダイヤル用の糸を取り出して架け替えました。実は，この作業が
なかなか大変なのです。これは経験した人でないと分からないでしょう。言葉
で説明するのは大変です。
とにかく，糸かけ成功！指針と周波数が若干ずれていましたが，まあよしとし
ましよう。
このセット，10年ほど前にあるリサイクルショップで見つけたものです。ター
ンテーブルが固着して回転しませんでした。ラジオ放送は聞けるとのことでし
た。そんなものなので格安で手に入れることができたのです。
さて，持ち帰ってターンテーブルを取り出し，悪戦苦闘すること約1か月。つい
に回るようになったのです。それだけ愛着があります。
「赤いハンカチ」や「雨に咲く花」などを聞いて楽しんできました。まだまだ
頑張ってもらいます。
なお，セットは松下電器製のSF-540という型名です。
以上

アンテナ架設と山菜採り

タイトルは何となく水と油のようです。
昨日熊本県まで行って知人宅（別荘）でアンテナの架設を手伝いました。自宅
から約100km。朝6時半過ぎに家を出て，現地に着いたのは9時でした。
さっそく，既設のアンテナを撤去し，ついで短波用のワイヤーアンテナを張り
ました。

写真の左上から斜め右下方向に張られた電線がお分かり頂けるでしょうか？
7MHz用のフォールデッドダイポールです。さっそくSWR（定在波比）を測定し
たところ帯域内1.2未満でした。このように特性がいいと気持ちがいいですね。
アンテナを終わって草原を見ると蕨が沢山！さっそく摘みました。短時間でレ
ジ袋一杯になりました。

ふと見るとタラの芽ならぬタラの葉です。

もう少し早かったらおいしい春の味覚を楽しめたのですが‥‥。おや？まだ芽
のものもあります。

しかし，よく見ると最初の芽が摘まれ，2番目の芽が出たところでした。
実はこしあぶらの芽も摘まれた形跡があり，どうもこの場所の山菜は常連客に
目をつけられているようです。
来年はその前に‥‥。
真夏を思わせる好天下でのひと時でした。
以上

ハナミズキが咲きました

まずは写真をご覧ください。

わが家の庭のハナミズキです。ほぼ満開の状態です。
花に接近してみました。

面白い形をしています。両腕を頭の上で組んでいるようです。そう，日本航空
のマークみたいですね。
しかし，他の花を見ると

完全に開いています。鶴丸の形は蕾と満開の中間の状態だったようです。
藤棚の藤も満開を迎えていました。

接近してみました。

紫の色がいいですね。
以上

こしあぶら採取

こしあぶらの採取時期は例年4月20日頃である。しかし，ことしは桜の開花も
早く，春の進行速度がいつもと違う。
きのう出勤前に山に行ってみた。なんと！こしあぶらの芽はすでに葉になりつ
つあった。

それでも何とか食べられそうな若葉を摘んだ。すると，1時間ほどでレジ袋2杯
分取れた。

きょうは違う山に行ってみた。ここでもかなり成長していた。
うどはまだ芽を出していなかったが，たらは「たらの芽」ではなく，「たらの
葉」になっていた。

やはり1週間ほど来るのが遅かったのだ。
ことしから採取しようと思っていたハリギリも既に芽ではなく，大きな葉にな
っていた。
来年に期待しよう。
以上

わが家の藤の花が満開

わたしの部屋の窓の外には目隠しのための藤棚があります。その藤の花が満開
になりました。

この藤は10年ほど前藤で有名な某寺院で買ってきたものです。山に自然に生え
ている藤とは違っています。
アップして撮りました。

ここの藤が最盛期を過ぎたら，今度は裏庭の藤棚が満開になるようです。花の
季節はまだまだ続きます。
以上